高い視聴率を誇る人気ドラマは、やはり脚本が素晴らしい。登場人物が語るセリフも、視聴者の心を惹きつけるような名ゼリフが多いものだ。
名作ドラマに名ゼリフはつきもの。日本でも2013年放送の『半沢直樹』が42.2%という驚異の視聴率を記録し「やられたら、やりかえす。倍返しだ!」というセリフが流行。「倍返し」という言葉は2013年の流行語大賞になった。
今回は韓国で高視聴率を記録したの名作ドラマ10作品の名ゼリフを紹介する。
※この記事にはネタバレになる内容が含まれています、ご注意ください。
SBS『天国の階段』(2003)

『天国の階段』(画像出典:天国の階段 公式 HP)
最高視聴率は42.4%、一大ブームを巻き起こした珠玉のラブストーリー。主人公ソンジュを演じたクォン・サンウはこのドラマで大ブレイク。ソンジュが海辺でフリスビーを投げながら言ったこのセリフが大流行した。
tvN『愛の不時着』では、『天国の階段』で主人公を演じたチェ・ジウがカメオ出演した際も、劇中でこのセリフが取り上げられ話題になった。
(関連記事)チェ・ジウ ‘愛の不時着’ 特別出演、クォン・サンウのパロディーで爆笑
SBS『パリの恋人』(2004)

『パリの恋人』(画像出典:SBS)
最高視聴率57.6%。御曹司と一般庶民が繰り広げるシンデレラ・ラブストーリー。
パク・シニャン扮するハン・ギジュが、キム・ジョンウン扮するカン・テヨンに言ったこのセリフとともに、イ・ドンゴン扮するユン・スヒョクがテヨンに言った「僕の中に君がいる」というセリフも有名だ。
MBC『私の名前はキム・サムスン』(2005)

『私の名前はキム・サムスン』(画像出典:mbc)
最高視聴率50.5%。田舎臭い名前と体型がコンプレックスの独身パティシエと年下の青年実業家が、反発し合いながらも徐々に惹かれあうラブコメの金字塔。
キム・ソナ扮するサムスンのこのセリフが最終話のラストシーンで流れ、長い階段の途中でキスをする主人公2人(キム・ソナ&ヒョンビン)の姿とともに感動を呼んだ。

話題となった階段キスシーン(画像出典:MBC)
(関連記事)ヒョンビン、’愛の不時着’で3度目のブレイク!最初のブレイクは何と’元祖年下男子’
SBS『シークレット・ガーデン』(2010)

『シークレット・ガーデン』(画像出典:SBS)
最高視聴率35.2%。御曹司とスタントウーマンの魂が入れ替わるファンタジー・ラブストーリー。OSTの楽曲がK-POPチャートを独占するなど、話題の多い作品だった。
ヒョンビン扮するキム・ジュウォンが、腹筋しながらハ・ジウォン扮するキル・ライムを目の前で見つめるシーンで言ったセリフが話題になった。

話題となった腹筋シーン(画像出典:SBS Entertainment YouTube動画キャプチャー)
MBC『コーヒープリンス1号店』(2007)

『コーヒープリンス1号店』(画像出典:MBC)
最高視聴率 27.8%。イケメンカフェに忍び込んだ男装女子の恋愛奮闘記。コン・ユ扮するチェ・ハンギョルが、ユン・ウネ扮するコ・ウンチャンに言った感動的な名ゼリフだ。このセリフでコン・ユに心を奪われたファンも多いだろう。

「お前が好きだ。お前が男でも宇宙人でももう関係ない!」(画像出典:MBCdrama YouTube動画キャプチャー)
(関連記事)「君が男だろうと、宇宙人だろうと..」夏になると思い出す13年前 コン・ユのセリフ
KBS『ごめん、愛してる』(2004)

『ごめん、愛してる』(画像出典:KBS)
最高視聴率29.2%。主人公がそれぞれの運命を背負い、苦しみながらも互いを愛する切ないラブストーリー。
ソ・ジソブ扮するチャ・ムヒョクがイム・スジョン扮するソン・ウンチェに向かって言ったセリフ。迫力満点のソ・ジソプの演技は、見る人を惹きつけて離さなかった。
MBC『宮 -Love in Palace-』(2009)

『宮 -Love in Palace-』(画像出典:MBC)
※ヨルコン(열공)=열심히 공부하다(ヨルシミ コンブハダ:一生懸命勉強する)の略
※デリャクナンガム(대략난감)=대체로 조금 난처한(デチェロ チョグム ナンチョハン:少し困惑する)という意味
最高視聴率27.1%。”もしも今、韓国に王室制度が残っていたら”、というテーマで描かれたラブコメ作品。主人公チェギョン(ユン・ウネ)が若者言葉を交えて皇室の人間と会話するシーンは、視聴者の笑いを呼んだ。
SBS『オールイン 運命の愛』(2003)

『オールイン 運命の愛』(画像出典:SBS)
最高視聴率47.7%。まったく違う環境に生まれた主人公2人の男性が各自の命をかけて最後の勝負をする物語。イ・ビョンホン扮するキム・イナがソン・ヘギョ扮するミン・スヨンに言う最終回の最後のセリフだ。
KBS『製パン王キム・タック』(2010)

『製パン王 キム・タック』(画像出典:『製パン王 キム・タック』HP)
最高視聴率49.3%。主人公キム・タック(ユン・シユン)が製パン王になるために成長していく過程を描いている。タックの母(チョン・ミソン)が、幼いタックに向かって言ったこの言葉は視聴者の心も掴んだ。
KBS『花より男子~Boys Over Flowers』(2009)

『花より男子~Boys Over Flowers』(画像出典:KBS2)
最高視聴率32.9%。日本の少女漫画が原作で、日本でもドラマ化されヒットした。
キム・ヒョンジュン扮するユン・ジフがク・ヘソン扮するクム・ジャンディに言ったセリフだ。このドラマを代表する名セリフのほとんどは、ジフの言葉から生まれた。
(関連記事)‘花より男子’から11年‥離婚騒動から飲酒運転まで気になる出演者の近況
ヒョンビン
韓国の人気俳優ヒョンビン(ハングル 현빈)。1982年9月25日生まれ。
2003年にKBSのテレビドラマ『ボディガード』(2003)でデビュー。
2005年にMBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』(2005)で大ブレイク。韓流スターとして、韓国や日本、中国をはじめアジア全域で人気を博している。
編集部おすすめ記事
-
独占ゆえに見逃せない──6月第1週(1日~7日)に配信開始スタートの韓国ドラマ3選
-
“新作効果”でランク急変!25年5月第4週 韓国ドラマ出演者話題性ランキングトップ5
-
【単独インタビュー】ユン・チャンヨン、子役から主演俳優へ――“演技と謙虚さ”で歩んできた10年と今
-
EUNJUN(AIMERS)主演&OST担当のBLショートドラマ「君だから」が話題に!
-
【D-2】純愛青年から熱血青年へ!パク・ボゴムの新しい魅力が光る新作ドラマ「グッドボーイ」
-
急浮上「ナインパズル」vs 初登場「未知のソウル」! 25年5月第4週 韓国ドラマ話題性ランキング
こちらも投票お願いします!
-
次に恋するのは誰?日本ファンタジー×恋愛ドラマに出演してほしい “アラサー”韓国俳優は?【候補27人】
-
“この人を好きでよかった”ーー25年5月版 K-POP日本人男性メンバー人気No1.決定戦【候補21人】
-
SS501デビュー20周年記念!あなたが選ぶ、思い出に残る“神曲”は?【候補21曲 / 2曲まで選択可】
-
あの感動的な演技から15年・・”ひとつ星”のみなさんが選ぶ、ユン・シユンの代表ドラマは?【候補17作品】
-
今月のセンターに輝くのは?25年5月版 K-POP日本人女性メンバー人気No.1決定戦【候補24人】
-
あの爆笑トークをもう一度!「しゃべくり007」に再登場してほしいK-POPグループは?【候補9組】
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
2時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
“輝き”は世界級!BABYMONSTER ルカ「K-POP日本人女性メンバー」アンケートで5カ月連続1位
-
トラウマを抱える大人へ贈る童話‥放送から5年、もう一度観たい韓ドラ「サイコだけど大丈夫」
-
現場では“天使”と呼ばれていた?イ・ジェウク×チョ・ボアの「呑金/タングム」姉弟ケミに注目
-
20時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
パク・ボゴム & キム・ソヒョンら、JTBC新ドラマ「グッドボーイ」の制作発表会に出席!(PHOTO31枚)
-
“緊張感の中の自由” ITZY、新アルバムのコンセプトでカムバック期待最高潮
-
AtHeart、プレデビュー曲「Good Girl」で予測不能な中毒性・・K-POPに新たな衝撃
-
IUとASTRO チャウヌが魅せた“青春の静かな奇跡”「美人」MVが語る新しい愛の形
-
21時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
ASTRO チャウヌ、7月28日入隊へ──陸軍軍楽隊で新たな一歩
-
うちの地元で観られるかも?6月に地上波・ローカル局で放送予定の韓国ドラマ8選
-
独占ゆえに見逃せない──6月第1週(1日~7日)に配信開始スタートの韓国ドラマ3選
-
ONEUS ファヌン、音と動きがひとつになる瞬間・・ソロデビュー曲「RADAR」で魅せる新境地
-
BTS J-HOPE、新しいカタチで感動を──7月11日発売 NFCアルバム「Charm of HOPE」とは?
-
EUNJUN(AIMERS)主演&OST担当のBLショートドラマ「君だから」が話題に!
-
【単独インタビュー】ユン・チャンヨン、子役から主演俳優へ――“演技と謙虚さ”で歩んできた10年と今
-
大河からトレンディーまで!来週(6月2日~) 日本のテレビで観られる韓国ドラマ「時代劇」5選
-
【D-2】純愛青年から熱血青年へ!パク・ボゴムの新しい魅力が光る新作ドラマ「グッドボーイ」
-
aespaカリナのファッションが軽率?一方で「性的侮辱を受けたから当然」という声も
-
KARA ハン・スンヨン、白の光に包まれた“癒しのセルフショット”を公開
-
キム・ボム、SBS新作「今日も完売しました」出演決定!ロコジャンルで“柔らかさと情熱”を纏う
-
ビョン・ウソク、授賞式「ASEA 2025」に出席するため日本へ出国!(PHOTO2枚)
-
UAU、1stミニアルバム「Playlist #You Are You」ショーケースに出席!(PHOTO4枚)
-
【ビジュアル解禁】n.SSign、スペシャルアルバム「Itty Bitty」で新たな一面を披露
-
“天国か地獄か” ENHYPEN「Bad Desire」ティザー公開!その囁きが導く世界
-
USPEER、デビュー曲「ZOOM」でK-POP界に登場!WMから10年ぶりの新人ガールズグループ
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。