- 俳優ク・ギョファンは、2026年、韓国芸能界で最も熱い視線を浴びていると言っても過言ではありません。
- 映画3本にドラマが1本という、まさに大忙しの1年。俳優としてますます勢いを増しています。
- すでにお目見えされたものから出撃を控えているものまで、彼の魅力と出演作をご紹介します。
2026年、韓国芸能界で最も熱い視線を浴びていると言っても過言ではない俳優をご存じですか。
登場した瞬間、その圧倒的な存在感で物語の空気を一瞬で変えてしまうク・ギョファンです。
キャラクターの心理を繊細に描き出しつつ、視覚的にも強烈なインパクトを残すのを得意とし、『D.P. -脱走兵追跡官-』シリーズ(Netflix/2021/2023)や『寄生獣 -ザ・グレイ-』(Netflix/2024)などを介して、これまで日本の韓ドラファンの間でも親しまれてきた彼。
現在分かっているだけで、今年はなんと、映画4本にドラマが1本という、まさに大忙しの1年。俳優としてますます勢いを増しています。
ク・ギョファンは、各作品を通して2026年をどのように駆け抜けるのか。すでにお目見えされたものから出撃を控えているものまで、今一番目が離せない彼の魅力と出演作をご紹介します。
変幻自在の個性派俳優
彼といえば、ジャンルや役柄にとらわれないカメレオンのような俳優。不気味で狂気をはらんだキャラクターを演じたかと思えば、別の作品では、人情深さゆえの葛藤に苦しむ若者に変身。ユーモアとシリアスが混在する演技もお手の物です。

ク・ギョファン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
2008年に映画でデビューして以降、スクリーンをメインに活躍しながら、ドラマ界でも存在感を発揮。幅広い演技力と多層的な表現が高く評価されており、次はどんな役で観る者を驚かせてくれるのか、常に期待されている役者の1人です。
2026年は、そんな彼の変幻自在な魅力を凝縮した1年になりそうな雰囲気。実に様々な作品で私たちを楽しませてくれる予定で、なかにはすでに大きな反響を得ているものもあります。
『サヨナラの引力』で魅せたリアルな若者像
まず手始めに彼が披露したのは、20代から30代へと成長する若者の姿。かつて愛し合った男女が10年ぶりに再会して繰り広げられるメロ映画『サヨナラの引力』で、不器用ながらも誠実なキャラクターに扮し、恋愛における喜びや別れの痛み、そして大人になっていく過程をリアリティーたっぷりにじっくりと描き出しました。

『サヨナラの引力』で主演を務めたク・ギョファン(画像出典:naver movie)
昨年12月31日に韓国で公開され、年明けとともにたちまち話題となった作品。観客動員数があまり見込めないと言われているロマンスジャンルにおいて、異例のヒットを記録したことでも知られています。
『群体』で映画史に残るヴィランに挑戦
そうかと思えば、5月に本国で公開予定のパニック系ホラー映画『群体』(原題:군체)では、ヴィランとして物語を大いに盛り上げる予定。かつてバイオ企業で研究をしていた生物学者で、新人類の誕生を渇望する冷徹なキャラクターに扮するそうです。

『群体』でヴィランに扮するク・ギョファン(画像出典:naver movie)
正体不明の感染によって、人々をパニックに陥れる張本人。本作の演出と脚本を担当したヨン・サンホ監督が、「映画史に残るヴィランになることを自負する」と断言した役とは、いったいどれほどのものなのか。ク・ギョファンの繊細な演技が、韓国映画史の1ページを飾るかもしれません。
『大雪』で演じるのは善人か悪人か
また、公開日は発表されていないものの、今年お目見えされる予定のミステリースリラー『大雪』(原題:폭설)では、ベテラン俳優キム・ユンソクと息を合わせます。

ク・ギョファンが主演を務める映画『大雪』のポスター(画像出典:naver movie)
物語の舞台は、人気のない田舎の駅。護送車から囚人が脱走するという非常事態のなか、後任の到着を待っていた駅長の前に、待ち人だと名乗る青年が現れて物語がスタートします。
キム・ユンソクが前者でク・ギョファンが後者であること以外に、役の詳細は明かされていませんが、善にも悪にもなり得る独特の存在感を持つク・ギョファンだけに、青年が語る言葉が真実なのか、それとも嘘なのか。駅長を翻弄する役どころで、物語を大きく揺さぶることになりそうです。
『王を探して』で未知なるものとの対峙を描く
そして、2026年の公開が予想されているSF映画『王を探して』(原題:왕을찾아서)では、架空の村に派遣された保健所の医師に扮し、正体不明の巨大な存在を巡る謎を追うキャラクターを務めます。

『王を探して』(画像出典:naver movie)
ティーザー映像に映し出された、未知の存在に遭遇した恐怖と緊迫感、そして何者なのかを懸命に探ろうとするク・ギョファンの姿が印象的。
約300億ウォン(約30億円)もの製作費が投入されたという超大作は、彼の演技によってさらに説得力と深みを増し、壮大なストーリーへと昇華することが予想されます。
『みんなが自分の無価値さと闘っている』で自身の価値を探す現代人に
一方、4月18日からスタートするドラマ『みんなが自分の無価値さと闘っている』(JTBC/2026/原題:모두가 자신의무가치함과 싸우고 있다)では、20年間デビューできずにくすぶっている映画監督志望のキャラクターに扮します。

『みんなが自分の無価値さと闘っている』で主演を務めるク・ギョファン(画像出典:JTBC)
大学時代の映画サークルのメンバーのなかで唯一成功を掴めておらず、明るく気丈に振る舞っているものの、実は複雑な感情に葛藤する人物。視聴者自身や誰かの身近にいそうな役を、どのように立体的に描き出すのか期待されます。
作品のタイトルどおり、自分の価値と向き合う若者の姿が、多くのドラマファンの心に響くことでしょう。
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