韓国にて”ドラマ王国”と呼ばれている放送局、tvN。これまで王座を譲らずにきたものの、今年上半期は残念な結果となってしまった。だが、これで終わらないのがtvNだ。勝負を賭けた下半期ドラマの豪華ラインアップを見てみよう。
ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』『応答せよシリーズ』『愛の不時着』と日本でも人気を誇る作品を放送している韓国の放送局、tvN。
tvNはCJグループ参加の有料準総合編成チャネルとして2006年に発足。その後、良質なドラマを続々と世に送り出したtvNは、地上波放送局(KBS、MBC、SBS)を脅かす存在に成長し、ついに”ドラマ王国”の座を奪った。

tvN期待の新作ドラマはこちら! 各ドラマポスター(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:tvN)
しかし、今年の上半期は『愛の不時着』を除くと、ドラマの視聴率や人気が以前ほど冴えないのも事実。
他の放送局に押されて”ドラマ王国”の自尊心が傷つけられたtvNだが、下半期は平日から週末までぎっしりと詰まった新作で王座奪還を目指している。
1週間ずっと視聴者のチャンネルを掴もうというtvNの野心がうかがえる、下半期ドラマのラインアップを見てみよう。
1週間の始まりは爽やかに‥月火ドラマ『青春記録』

ドラマ『青春記録』(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:tvN)
9月7日に放送をスタートした『青春記録』。去る6日に放送された第10話は地上波を含む全チャンネル1位を記録し、ぶれない人気を証明した。
同日の放送では、トップスターへと成長していくサ・ヘジュン(パク・ボゴム)の姿が描かれている。
彼はドラマ『王の帰還』の撮影で忙しい日々を送る中、同作品で演技大賞の最優秀男子演技賞を受賞。一躍スターへの仲間入りを果たしたかのような輝かしいキャリアを手に入れた。
このような中、お互いの夢を応援しながら走ってきた若者たちにも変化が訪れたようだ。アン・ジョンハ(パク・ソダム)は長年考えてきた自身のメイクアップサロンを持つことを決意し、活躍が停滞し始めたウォン・ヘヒョ(ピョン・ウソク)はサ・ヘジュンに嫉妬を感じ、心の葛藤を見せている。
しかし、華々しい未来が待っていると思われたサ・ヘジュンに再び闇が襲い掛かろうとして‥。
このように興味深い展開が続く中、パク・ボゴム、パク・ソダム、ピョン・ウソクの新鮮なエネルギーと温かい映像美に称賛の声が届いている。痛みと喜びを共有しながら、それぞれの成長を遂げていく彼らの姿が癒されるという評価だ。また、物語も折り返しを迎え、どのようなストーリーで有終の美を飾るのかに関心が集まっている。
ストレスを吹き飛ばすファンタジー・アクションロマンス‥水木ドラマ『九尾狐伝』

ドラマ『九尾狐伝』(写真提供:©スポーツ韓国)
『九尾狐伝』は都市に定着した九尾狐と彼を追うプロデューサーのファンタジー・アクションロマンスで、俳優イ・ドンウクとチョ・ボアが主演を務めている。
“男九尾の狐”という斬新な発想からスタートし、伝説の中の人物たちが私たちと同じ姿で一緒に暮らすという世界観が独特だ。このような斬新なストーリーと華やかなアクションなどが主な見どころになる見通しだ。
去る7日の初回放送では、1999年のキツネ峠事故で両親がいなくなり、1人残されたナム・ジア(チョ・ボア)が21年後、九尾の狐イ・ヨン(イ・ドンウク)の正体に近づいた過程が描かれた。その後、別の九尾の狐イ・ラン(キム・ボム)の計略で狐峠を訪れたナム・ジアは、狐峠で起きた謎のバス事故の中、消えてしまったイ・ヨンの正体を明らかにしようと孤軍奮闘するが‥。
スピード感あふれる展開に視聴者の反応も熱かったようだ。『九尾狐伝』の第1話は、首都圏と全国いずれも地上波を含めて全チャンネル同時間帯1位を占めている。tvN歴代水木ドラマ初回放送2位となった作品だけに、今後の展開とあわせて視聴率にも期待が寄せられている。(※ケーブル、IPTV、衛星統合した有料プラットフォーム基準ニルソンコリア提供)
週末はエネルギッシュな青春物語を‥土日ドラマ『スタートアップ:夢の扉』

ドラマ『スタートアップ:夢の扉』(写真提供:©スポーツ韓国)
俳優ナム・ジュヒョクと女優ペ・スジ主演の新ドラマ『スタートアップ:夢の扉』(以下:スタートアップ)は、10月17日(土)より韓国tvNで初回放送され、Netflixでも配信予定だ。
本作は、韓国のシリコンバレー(ソーシャルメディア企業の集積地)と呼ばれるサンドボックスでの成功を夢見る若者たちの始まり(スタート)と成長(アップ)を描いたドラマで、ペ・スジ、ナム・ジュヒョク、キム・ソンホ、カン・ハンナなどホットなスター俳優が共演することでも注目されている。
特に、ペ・スジにとって『スタートアップ』はtvN初の作品だ。彼女はスティーブ・ジョブズを夢見て、苦難の道であるスタートアップに自ら飛び込み、可愛いながらもしっかり者というソ・ダルミ役で魅力を存分に披露する予定だ。ここに純朴な左脳型人間のナム・ドサン役を演じるナム・ジュヒョクが加わり、2人の演技が物語にどのような彩りを見せるのか期待が集まっている。
逆転を夢見るソ・ダルミと再び輝こうと努力するナム・ドサンなど、若者が夢に向かって奔走する姿を描くことから、第2の『梨泰院クラス』とも言われている『スタートアップ』。今年下半期のヒット作となるのか放送前から関心が高まっている。
編集部おすすめ記事
-
来週 (7月14日~) 日本のテレビで観られる「信じて見る俳優」韓国ドラマ5選
-
放送から10年!2015年日本の韓ドラファンを沸かせた作品5選&視聴できるVODまとめ
-
来週(7月14日~) 日本のテレビで観られる「リピ率の高い」韓国ドラマ5選
-
今夏あなたの恋心を再燃させる!8月CS放送開始 日本のファンを虜にした「ロマンス」韓ドラ5選
-
イ・ジョンソク主演「瑞草洞」が4.6%で好スタート!25年7月第1週 韓国ドラマ視聴率1位~13位
-
“飾らずに深く” キム・ジョンヒョン、静寂と光の余韻をまとう白黒ポートレート公開!
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
10時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
NOWZ、1stミニアルバム「IGNITION」ショーケースに出席!(PHOTO26枚)
-
BTS V、ソン・フンミンの誕生日に豪華すぎる3ショット!チョ・ソンジンとの交流も話題
-
SUPER JUNIOR イェソン、クラシックな装いで魅せた“静かなエネルギー”
-
KARA パク・ギュリ、日本ツアー「KARASIA:MAGICAL WORLD」の舞台裏カットを公開!
-
“飾らずに深く” キム・ジョンヒョン、静寂と光の余韻をまとう白黒ポートレート公開!
-
KBS新ドラマ「華麗な日々」、チョン・イル×ユン・ヒョンミンの緊張感あふれるブロマンスに注目
-
K-POP界の新星AHOF、デビュー1週間で快挙!「THE SHOW」で初の1位を獲得
-
真夏に響くクリスマスの旋律!CLOSE YOUR EYES「Snowy Summer」でユーモア×清涼感を届ける
-
12時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
少女時代 ユナ & アン・ボヒョンら、映画「悪魔が引っ越してきた」制作報告会に出席!(PHOTO16枚)
-
放送から10年!2015年日本の韓ドラファンを沸かせた作品5選&視聴できるVODまとめ
-
15時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
“主演作も絶好調”パク・ボゴムが6週連続1位達成!25年7月第1週 韓ドラ出演者話題性トップ5
-
Netflix「イカゲーム3」が圧倒的首位!7月第1週 最新韓国ドラマ話題性ランキング トップ5
-
18時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
VIVIZ、SBSパワーFM「ウェンディのヤングストリート」の収録に参加!(PHOTO13枚)
-
来週 (7月14日~) 日本のテレビで観られる「信じて見る俳優」韓国ドラマ5選
-
ソン・ナウン、香水ブランド「ACQUA DI PARMA」のイベントに出席!(PHOTO8枚)
-
コンミョン、香水ブランド「ACQUA DI PARMA」のイベントに出席!(PHOTO5枚)
-
Girl’s Day ヘリ、ブランド「フェラガモ」のイベントに出席!(PHOTO6枚)
-
THE BOYZ ヨンフン、ブランド「フェラガモ」のイベントに出席!(PHOTO3枚)
-
ATEEZ ユンホ、ブランド「フェラガモ」のイベントに出席!(PHOTO3枚)
-
今夏あなたの恋心を再燃させる!8月CS放送開始 日本のファンを虜にした「ロマンス」韓ドラ5選
-
【ABEMA】7月中に無料で見られる「王道×レトロ」韓国ドラマ5選
-
イ・ジョンソク主演「瑞草洞」が4.6%で好スタート!25年7月第1週 韓国ドラマ視聴率1位~13位
-
今週末 (7月11~) 日本のテレビで観られる「華麗なる受賞歴」韓国映画4選
-
SAY MY NAMEが人気No.1に!「25年6月ガールズグループ」調査で頂上決戦を制す
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。