日本の韓流ファンの間で広く知られている俳優チ・チャンウク主演のドラマ『コンビニのセッピョル』。韓国のWEB漫画で人気を集めた作品の実写化ともあり、放送前から期待されていたのだが、放送開始直後から絶えない議論が続いているようだ。

チ・チャンウク主演のSBSドラマ『コンビニのセッピョル』が、日本映画『バクマン。』を盗作したという疑惑が一部の視聴者の間で提起された。

6月19日に放送された第1話では、チェ・デヒョン(チ・チャンウク)の友人ハン・ダルシク(ウム・ムンソク)が、19禁(青少年観覧不可、R19)のウェブトゥーンを作業するシーンが登場。一部の視聴者たちは、このシーンと日本映画『バクマン。』に出てくるシーンが酷似していると指摘している。

バクマン。(上)、コンビニのセッピョル(下)

バクマン。(上)、コンビニのセッピョル(下)(画像出典:バクマン。キャプチャー、コンビニのセッピョルキャプチャー、オンラインコミュニティー)

実際、この場面の演出技法は『バクマン。』のシーンとほぼ一致する。ウェブトゥーンに集中している人物を中心に置いて、背景がグルグルと回転するカメラ構図や、周囲を飾るウェブ漫画がそっくり似ている。

ネットでの論議が広がると、『コンビニのセッピョル』を演出しているイ・ミョンウ プロデューサー(以下:PD)は、韓国の各種媒体を通じて該当のシーンについて口を開いた。

イ・ミョンウPDは「『バクマン。』も観たが、クォン・サンウ主演の映画『ヒットマン』も観た。二つの映画には似ているシーンが出てくる」とし「このシーンを借りてパロディー化させてオマージュしたことだ」と語った。

※(オマージュ = 尊敬・賞賛の意味を込めて、元の作品に似たような作品を創作する事 / パロディー = オリジナル作品を愛のあるユーモアで茶化したもの)

続けて、イ・ミョンウPDは「このシーンだけでなく、今後公開される放送の中で視聴者たちが知っている様々なパロディーやオマージュが登場する」とし「ドラマを見る上での面白味だと解釈してほしい」と伝えた。

チチャンウク主演 コンビニのセッピョル

チ・チャンウク主演 コンビニのセッピョル(画像出典:コンビニのセッピョル 公式HP)

今回の盗作疑惑だけでなく、これまで絶えない議論に包まれている『コンビニのセッピョル』。

ウェブトゥーンを原作としている同作は、元々19禁要素が多かった為、ドラマ化されると報じられたときに心配される点が多々あった。

第1話の中でも、刺激的な描写が多く“ドラマ廃止”を要求するコメントが殺到し、一時的に“視聴者掲示板”を閉鎖する騒動にまで発展したことも。

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だが、番組を演出しているイ・ミョンウPDは、2019年にキム・ナムギル主演の『熱血司祭』でもコミカルで感覚的な演出をし、最高視聴率22%を記録するほど、症候群級の人気を得て大衆から好評を受けてきた人物だ。

ドラマの中で常に面白さを追求している演出家であるため、コミカルなジャンル物に強みを持っているイ・ミョンウPDが、今後『コンビニのセッピョル』でどのような演出力を見せるのか関心を引く部分でもある。