ナム・ジュヒョクとキム・テリが主演を務める、tvNの2022年新ドラマ『二十五、二十一』が、いよいよベールを脱いだ。1月10日、tvNの公式YouTubeチャンネルにドラマの初ティーザーが公開され、注目を浴びている。2人はいったいどんなケミストリーを見せてくれるだろうか。

ナム・ジュヒョクとキム・テリのラブストーリーが、いよいよ動き出す。

『二十五、二十一』ポスター

ドラマ『二十五、二十一』ポスター。(画像出典:tvN)

1月10日、tvNの公式YouTubeチャンネルtvN dramaに『二十五、二十一』の初ティーザー映像がアップロードされ、注目を集めた。また、同チャンネルの公式SNSにはティーザーに加えてポスターが公開され、視聴者の期待感を高めている。

本作は1998年を背景に、初めて互いの名前を呼び合った21歳と、いつの間にか恋をするようになった25歳という、爽やかなロマンスを披露する。

未熟な若者たちの純粋で熱い成長期、友情と愛の間で戸惑うときめきと悩みを共にする5人の若者たちのケミストリーまで、青春の記憶を再び呼び覚ます作品だ。

”落ちぶれたお坊ちゃま”ペク・イジンを演じるナム・ジュヒョク

ナム・ジュヒョクは”落ちぶれたお坊ちゃま”ペク・イジンを演じる。(画像出典:tvN)

2人の他に、ボナ(宇宙少女)、チェ・ヒョンウク、イ・ジュミョンの出演が決定している。

ナム・ジュヒョクは、IMFのせいでバラバラになってしまった家族の長男、ペク・イジン役を演じる。新聞配達と本のレンタルショップでアルバイトをしながら生計を立て、やがて記者になるという。対するキム・テリは、IMFによりチームがなくなってしまった高校フェンシング部の部員で、紆余曲折の末フェンシング・サーブルの韓国代表になったナ・ヒドに扮する。

公開されたわずか15秒のティーザーには、学生服を着たナ・ヒドと本のレンタルショップでアルバイトしているペク・イジンが見つめ合う姿。真冬にコートを着て、手をつなぎ笑顔で歩く2人の姿。思わぬ場所で再会した2人の姿が、駆け足で映し出された。

そして映像には「18歳、私たちは互いの名前を初めて呼んだ」「そして21歳、私たちは愛し合った」とキム・テリ扮するナ・ヒドのナレーションが重ねられている。

フェンシングのナショナルチームに入ることになったナ・ヒドを演じるキム・テリ

キム・テリはフェンシングのナショナルチームに入ることになったナ・ヒドを演じる(画像出典:tvN)

シノプシスはじめ、まだまだこれ以上の情報が公開されていないため、これからどんな展開が待っているのか、続報が待たれている。

韓国で1998年と言えば、”IMF(International Monetary Fund/国際通貨基金)”というキーワードを抜きには語れない時代だ。1997年、外貨の急速な流出に直面した韓国政府は、IMFに緊急融資を申請。これを機に、大中小・零細企業を問わず企業の倒産が相次ぎ、多くの人々が路頭に迷うことになったのである。当時のことを語る時は”IMF危機”と言われることが多い。

まだまだ記憶に新しい韓国を揺るがした大事件を、脚本を手掛けるクォン・ドウンはどのように物語と絡めていくのか、関心を引く。

そして演出は、tvN『検索ワードを入力してください:WWW(2019)』やSBS『ザ・キング 永遠の君主(2020)』などでメガホンを取った、チョン・ジヒョンが担当。クォン・ドウン作家とは『検索ワードを入力してください:WWW』以来の再タッグで、特に同作では、新時代に生きる素敵な女性キャラを誕生させただけに、『25歳、21歳』の展開にも期待したいところ。

(関連記事)ナム・ジュヒョク & キム・テリ 新韓ドラ『25歳、21歳』4つの先読みワード

“ノスタルジック”はtvNのお家芸?

ところで、”tvN”と”ノスタルジックストーリー”と言えば、『応答せよ』シリーズをつい思い浮かべてしまう。

左から、1994、1997、1988

『応答せよ』シリーズ、左から1994、1997、1988メインビジュアル。(画像出典:tvN)

このシリーズは、2012年に『応答せよ 1997』、2013年に『応答せよ 1994』、そして2015年に『応答せよ 1988』を放送。タイトルに西暦があるように、その年に青春期を過ごした主人公がナレーションで当時を振り返る形で物語は始まる。3作とも劇中に、その時代をリアルに描き出したことで、大きな人気を集めることとなった。

『1997』ではIMF危機をはじめ、第1次韓流ブームをけん引したH.O.T.とSechs Kies、『1994』では、文化大統領と呼ばれていたソ・テジと子供たち、バスケットブーム、プロ野球チームのピングレ・イーグルスなど、そして『1988』は、ソウルオリンピック開催、人気アイドルのソバンチャ(消防車)、戸籍・婚姻問題など、当時をリアルに生きていた人たちの心を一瞬にしてタイムスリップさせる力を持っていた。

『二十五、二十一』にも、ついそんなノスタルジックな事を期待せずにはいられないのだが、果たして‥。

韓国では『不可殺‐永遠を生きる者‐(邦題)』の後続ドラマとしてスタートする『二十五、二十一』。2月12日土曜夜9時10分より放送がスタートし、日本で配信されるかは現時点では未定である。




ナム・ジュヒョク

モデルとして活動後、2014年ドラマ『インヨ姫』で俳優デビュー。

以降、ドラマ『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』(2016)『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』(2016)でバイプレーヤーとして活躍して頭角を現し、同年『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ』では女優のイ・ソンギョンとダブル主演を務め、人気を博す。

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