ナム・ジュヒョクとmiss A出身のスジが主演を務めたtvN(Netflix)ドラマ『スタートアップ:夢の扉(邦題)』が、今日本で話題だ。放送当時、中盤から徐々に人気を集め、Netflixテレビドラマ部門の世界順位で、韓国ドラマの過去最高ポイントを獲得している。IT事業の“スタートアップ”を描いた本作は、本業から見るとどのように映るのか、紹介したい。
ナム・ジュヒョクと、miss A出身のスジが主演を務めたtvN(Netflix)ドラマ『スタートアップ:夢の扉(邦題、以下スタートアップ)』が、現在日本のGoogleトレンドで韓国ドラマ関連 急上昇ワードに浮上し、話題となっている。

現在日本で話題となっているドラマ『スタートアップ:夢の扉』。(画像出典:tvN)
本作は、2020年10月から12月まで韓国とNetflix(ネットフリックス)で同時配信されており、序盤こそ苦戦したものの、中盤から徐々に人気を集め、Netflixテレビドラマ部門の世界順位で、韓国ドラマの過去最高ポイントを獲得した。
(関連記事)今世界では’スタートアップ’がホット!Netflixランキングで韓国ドラ最高記録
『スタートアップ』は、“韓国のシリコンバレー”と呼ばれ、若者の憧れの地である”サンドボックス”で、エンジニアとしての成功を夢見てスタートアップに飛び込む青春の始まり(START)と、成長(UP)を描いた物語だ。
最近行われた『第57回 百想(ペクサン)芸術大賞』TV部門 男性助演賞で、本作に出演しているキム・ソノが候補に選ばれ、大賞は逃したものの、TikTok人気賞で1位を手中に収めた。
(関連記事)‘百想芸術大賞’ 人気賞はキム・ソノとソ・イェジ!1位確定で投票終了

『百想芸術大賞』でTiktok人気賞を圧倒的投票数でものにした俳優のキム・ソノ。(画像出典:tvN)
本作品では恋と仕事、紆余曲折ありながらも順調な進展を見せたが、実際に会社を立ち上げベンチャー企業に勤める人々から見て、どれほどリアルに迫っていたのか。過去に、中央日報(https://joongang.joins.com/)が『スタートアップ』のモデルとなった、ある最高経営者(以下、キム氏)をインタビューしており、引用しながら紹介したい。

『スタートアップ』は現在Netflixで視聴が可能。(画像出典:tvN)
ソ・ダルミのCEOとしての資質は申し分なし

高卒からCEOにまで出世したスジが演じたソ・ダルミ。(画像出典:tvN)
miss A出身で女優のスジが演じたソ・ダルミは、高卒でアルバイトをしながらエンジニアを夢見る女性だ。
実際の経営者が見たソ・ダルミはCEOとしての資質は持ち得ているだろうか?
キム氏「スタートアップ代表には自我の強い人が多い。その点、ソ・ダルミはチームを大切にして、選ばず欲張らず、スタッフを尊重している点がとても素晴らしい。ただ、ダルミのようなアルバイトで生計を立てながら成功したというケーズは稀。中学や高校ですでに才能を発揮しているケースがほとんどだ。まあ、彼女ほどの美貌を持ったCEOもなかなか稀だが(笑)」
買収吸収でバラバラになったサムサンテック、現実は?

(左から)キム・ドワン、ナム・ジュヒョク、ユ・スビンだけが引き抜かれて、サムサンテックはバラバラに。(画像出典:tvN)
ナム・ジュヒョク演じるナム・ドサンはかつて”神童”と言われ、数学オリンピックで金メダル輝いた実績を持つ。父に出資してもらい、”サムサンテック”を設立し、なんとか”サンドボックス”へ入ることができたが、成功の先に待っていたのは、買収吸収によるドサン、ヨンサン(キム・ドワン)、チョルサン(ユ・スビン)の引き抜きだった‥。
キム氏「*アクハイヤーはよくある話だ。企業はどこでも開発者が不足しているので、四半期に一度は”最近都合の悪いスタートアップはないか”と聞かれる(笑)。でも結局3人は、韓国に戻って起業している。一度スタートアップすると、また起業したくなるもので、これは中毒だ。大企業では慎重にならざる負えないプロジェクトも、自身の会社なら小回りがきくし仕事のサイクルが早い。それも快感になるようだ」
*アクハイヤー:アクハイヤーはacquireとhireの合成語、人材スカウトのための買収合併。
『スタートアップ:夢の扉』で最も非現実的だと感じたものとは‥。

デザイナー、サハ(ステファニー・リー、右端)を加えた5人で始めた『サムサンテック』。(画像出典:tvN)
逆に、最も”あり得ない”と思った点はあったのだろうか。
キム氏「まさに5人の”サムサンテック”(笑)。運命的に出会って急遽組んだチームが、開発者、企画者、デザイナー兼弁護士までいる完璧な構成は、まずあり得ない。ドリームチームの何物でもないね。雷に打たれるか、ロトで億万長者になるかほどの確立と言っても過言ではないだろう。あとはキム・ソノが演じた、ハン・ジピョンが1つのIT事業のみでベンチャーキャピタル首長になるのは難しい。恐らく第1話でもあったように、元々株の素質があって、別のところでお金を儲けた可能性が高い」
キム氏曰く、それ以外は概ねあり得る内容だったとのこと。また「どんなに家に帰れなくても、眠れない日々が続いても、当時の雰囲気を思い出す時は、皆生き生きとしている」んだとか。青い春は、誰にとってもキラキラ輝いて、眩しい日々のようだ。
このドラマの放送当時、話題になったのは実はストーリーだけではない。劇中のセリフに、視聴者の生きる現実にも多く重なる部分があったため、”癒された”という人が続出していたのである。
本サイトでも、記事にまとめたので、ぜひ参照して明日の心の糧にしてもらいたい。
(関連記事)あなたの挑戦を応援する韓ドラ ’スタートアップ’の名ゼリフ10選
ナム・ジュヒョク
モデルとして活動後、2014年ドラマ『インヨ姫』で俳優デビュー。
以降、ドラマ『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』(2016)『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』(2016)でバイプレーヤーとして活躍して頭角を現し、同年『恋のゴールドメダル〜僕が恋したキム・ボクジュ』では女優のイ・ソンギョンとダブル主演を務め、人気を博す。
編集部おすすめ記事
-
tvN「いつかは賢いレジデント生活」ついに残り2話!最高視聴率更新&後続作にも注目集まる
-
【ABEMA新入荷】クラシックからグローバル旋風の話題作まで!韓国ドラマ「無料ラインナップ」5選
-
“4週連続1位”「いつかは賢いレジデント生活」が独走!25年5月第2週 TV-OTT話題性ランキング
-
学園ものからラブコメまで!来週(5月19日~) BS・CS放送開始「ロマンス」韓国ドラマ4選
-
チョン・ヘイン×ハヨン共演!Netflix新作「こんなムカつく恋」キャスティング確定
-
パク・ソンフン、ハン・ジミンと恋の駆け引き!JTBC新ドラマでラブコメ共演
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
キム・ジェジュン、ロックの本能全開!新EP「Beauty in Chaos」で大胆変身
-
BTS ジン×シン・セギョン、切なくも静かな感情の波──無言の名演が胸を打つ
-
3時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
イ・ミンジョンら、KBSバラエティ「行く情来る情イ・ミンジョン」の制作発表会に出席!(PHOTO5枚)
-
CSチャンネルで“あの瞬間”が蘇る!25年6月 日本初放送のK-POP&俳優公演・番組まとめ
-
3時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
チョン・ジュンウォン「KARL LAGERFELD」のポップアップストアオープン記念イベントに出席!(PHOTO3枚)
-
4時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
izna「KARL LAGERFELD」のポップアップストアオープン記念イベントに出席!(PHOTO14枚)
-
【Netflix】視聴するなら今のうちに!6月早々に配信終了する韓国ドラマ4作
-
ナムグン・ミン、チュ・ヨンウ、そして“あの大作”も!6月本国放送・配信スタートの韓国ドラマ9選
-
【ABEMA新入荷】クラシックからグローバル旋風の話題作まで!韓国ドラマ「無料ラインナップ」5選
-
「料理ドラマは成功が難しい」ジンクスを乗り越えられるか‥新作韓ドラ「隠し味にはロマンス」
-
欲張りなあなたにおすすめ!来週(5月19日~) 日本のテレビで放送開始「ロマンス×時代劇」韓ドラ5選
-
パク・ソンフン、ハン・ジミンと恋の駆け引き!JTBC新ドラマでラブコメ共演
-
梅雨を吹き飛ばす胸キュン名作が勢ぞろい!6月CS放送開始 日本高評価「ロマンス」韓ドラ5選
-
aespa、8カ月ぶりの新作準備中!6月カムバックを公式発表
-
BOYNEXTDOOR、4thミニアルバムが初日70万枚突破!2作連続ミリオン目前の快進撃スタート
-
記録更新が止まらない!P1Harmony 8thミニアルバム「DUH!」で自己最高初動&チャート1位連発
-
Hearts2Hearts「2025 MUSINSA BEAUTY FESTA」イベントに出席!(PHOTO11枚)
-
MONSTA X、3年ぶり完全体で帰還!夏開催の10周年記念ライブ「CONNECT X」に期待高まる
-
ソン・ジヒョ、JTBC「ディープダイブコリア:ソン・ジヒョの海女冒険」の制作発表会に出席!(PHOTO13枚)
-
リュ・スヨン & MONSTA X キヒョンら、新バラエティ「リュ学生 オ・ナムソン」の制作発表会に出席!(PHOTO19枚)
-
スクリーンで出会う“あの名優”たち——6月日本公開の韓国映画ラインナップ6選
-
学園ものからラブコメまで!来週(5月19日~) BS・CS放送開始「ロマンス」韓国ドラマ4選
-
“日本デビュー決定” TWS「2025年春版 K-POP新人男性グループ人気決定戦」調査で1位に
-
俳優ユン・チャンヨン、日本初の単独ファンミーティング(5月30日-東京)開催確定!
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。