- 『犯罪都市』シリーズが、日本オリジナル映画『TOKYO BURST-犯罪都市-』の公開と、『犯罪都市』第5弾のクランクアップによって、日韓で大きな注目を集めています。
- 主演マ・ドンソクの活躍はもちろん、強烈なヴィランもシリーズの人気を牽引してきた大きな理由の1つです。
- 底知れぬ狂気を放ち、圧倒的なカタルシスを生み出した歴代のヴィランを振り返ります。
マ・ドンソクが築き上げた“ワル犯罪ユニバース”が、熱い視線を浴びています。
彼が主演を務める韓国の大ヒット映画『犯罪都市』シリーズの世界観をベースに制作された日本映画『TOKYO BURST-犯罪都市-』が、ついに先日公開の日を迎えました。
さらに韓国では、『犯罪都市』シリーズ第5弾のクランクインが5月24日に発表されるなど、今まさに『犯罪都市』という作品が、日韓で改めて大きな注目を集めています。
同シリーズの醍醐味といえばなんといっても、マ・ドンソク扮する怪物刑事が、拳一つで悪をなぎ倒していく圧倒的なアクションとその爽快感。一度その味を知ってしまったら最後、抜け出せなくなり、シリーズを通してご覧になった方も多いのではないでしょうか。
しかし実は、そんな物語をさらに盛り上げてきたのが、シリーズごとに登場する強烈なヴィランの存在。クセが強く極悪人であればあるほど、主人公の鉄拳制裁が、観る者に極上のカタルシスをプレゼントしてくれます。そこで、底知れぬ狂気を放った歴代のキャラクターを振り返ってみました。
第1弾『犯罪都市』チャン・チェン
まず1人目は、このキャラを抜きにして『犯罪都市』シリーズは語れないと言っても過言ではない、第1弾『犯罪都市』(2017)の極悪人チャン・チェン(ユン・ゲサン扮)。現在第8弾まで制作が決定しているほど、同シリーズの人気の基盤を作るのに大きく寄与した悪役です。

『犯罪都市』でヴィランを務めたユン・ゲサン(画像出典:naver movie)
中国から来た新興勢力のボスで、斧や包丁を手に、何のためらいもなく武器を振り下ろす姿は、不気味なビジュアルと相まって、残虐という言葉を具現化したかのよう。
話し合うという選択肢はそもそもなく、気に入らなければすぐさま排除していく姿は、理屈が通用しないという恐怖に襲われます。
第2弾『犯罪都市 THE ROUNDUP』カン・ヘサン
そして、そんなチャン・チェンの狂気を受け継ぎながらも、そこに執念深さをプラスしたのが、第2弾『犯罪都市 THE ROUNDUP』(2022)に登場したカン・ヘサン(ソン・ソック扮)。

『犯罪都市 THE ROUNDUP』でヴィランを務めたソン・ソック (画像出典:naver movie)
続編が前作の人気を超えられず、興行面で大きく失速するケースが散見されるなか、第1弾の約2倍で、シリーズ最高となる観客動員数、約1269万人を記録するなど、大成功を収めるのに貢献したキャラクターです。
お金のためなら誘拐も殺人も厭わない、本能で生きるタイプ。欲望や野望という人間的な枠組みでは説明のつかない感情によって動かされているかのような言動は、獣のような怖さがあり、どこまでも追いかけたり、返り血を浴びながらも向ってくる者に挑んだりする殺傷シーンは、ソン・ソックの鋭い眼差しによって、より一層強い印象を残しました。
第3弾『犯罪都市 NO WAY OUT』チュ・ソンチョル
その後、第3弾の『犯罪都市 NO WAY OUT』(2023)では、狂気と知的が融合した狡猾なヴィラン、チュ・ソンチョル(イ・ジュニョク扮)が物語を掻きまわして、同シリーズの人気をさらに不動なものに。観客動員数は約1068万人という、またしても驚異的な数字を叩き出しました。

『犯罪都市 NO WAY OUT』でヴィランを務めたイ・ジュニョク(画像出典:naver movie)
表の顔はエリート刑事ですが裏では麻薬組織のリーダーという、シリーズ初となる現役警官。権力によって捜査をかく乱し、呼吸をするかのようにいとも簡単に邪魔者を処理していく非道さは、第2弾までの悪役とは一味異なる怖さが。イ・ジュニョクが、19kgバルクアップして挑んだだけに、視覚的にも威圧感があります。
また、自分は安全な場所に身を置き、同じくヴィランである日本から来たヤクザの解決屋リキを使って利益を得ようとする姿は、策略家そのもの。観る者を不愉快にさせるいやらしさがあり、物語をより一層盛り上げました。
第4弾『犯罪都市 PUNISHMENT』ペク・チャンギ
そして現在、同シリーズのなかで最新作にあたる第4弾『犯罪都市 PUNISHMENT』(2024)では、殺人のプロと表現するのにぴったりなペク・チャンギ(キム・ムヨル扮)が登場。

『犯罪都市 PUNISHMENT』でヴィランを務めたキム・ムヨル(画像出典:naver movie)
特殊部隊の元傭兵という設定で、効率的かつ無駄のない殺害に説得力を持たせており、淡々と命を奪っていく展開は、観る者を静かに恐怖の淵に立たせます。
戦闘スキルが高く、特にナイフ1本で瞬時に急所を突く姿はあっぱれ。主人公の活躍もここまでかと思わせられるほどの張り詰めた空気感が、観る者のアドレナリンを爆発させるキャラクターです。
●テレビ放送情報(2026年5月29日時点)
『犯罪都市』:ムービープラス/2026年5月30日/11:45~
『犯罪都市 THE ROUNDUP』:ムービープラス/2026年5月30日/14:00~
●VOD配信情報(2026年5月29日時点)
『犯罪都市』:Amazon Prime Video、TELASA、Hulu、U-NEXT、Lemino、Netflix
『犯罪都市 THE ROUNDUP』:Amazon Prime Video、DMM TV、Lemino、Netflix、U-NEXT、FOD、Hulu
『犯罪都市 NO WAY OUT』:Amazon Prime Video、Hulu
『犯罪都市 PUNISHMENT』:Amazon Prime Video、FOD、Hulu、U-NEXT、Lemino、Netflix
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