イ・ジュンギ、IU、ナム・ジュヒョク、カン・ハヌルなど現在では考えられない豪華キャスティングが集結したSBSドラマ『麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』。2020年の今、トップ俳優となった彼らの近況とは。
主演に俳優イ・ジュンギと女優IU(アイユー)を迎え、2016年に放送されたSBSドラマ『麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』。
中国の小説とその小説を原作としたドラマを韓国でリメイクして制作された作品で、ある日突然、現代からイケメン皇子だらけの高麗皇室にタイムスリップしたヒロインが繰り広げるロマンティック時代劇だ。

ドラマ『麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』(写真提供:©スポーツ韓国 画像出典:SBS)
(関連動画)韓国ドラマ ‘麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜’ 初放送予告
主演のIUが天才的な演技を披露し注目を集めた作品であるが、今では考えられないような豪華キャスティングが集結したことでも話題をさらったドラマである。
ヒロインを取り巻くイケメン皇子役という主要キャストらが、ほぼ”主演クラス”という実力と人気を兼ね備えたトップ俳優たちとあって、今では二度と集まれないであろう超豪華出演者で彩られた作品だ。そんな彼らの近況を見てみよう。
イ・ジュンギ / 第4皇子 ワン・ソ役
去る23日に最終回が放送され、自己最高記録の視聴率をマークし有終の美を飾ったtvNドラマ『悪の花』。
本作は、残酷な過去を隠し通してきた夫と、その過去を追跡する刑事である妻との物語を描いたサスペンス・ロマンス劇だ。

ドラマ『悪の花』(画像出典:tvN )
tvN『クリミナル・マインド:KOREA』以来、約2年振りのドラマ復帰となるイ・ジュンギは、連続殺人鬼の息子として、自身も殺人容疑がかけられているド・ヒョンス役に扮した。ヒョンスは冷血漢でありながら、身分を隠すために結婚した相手に愛情を抱くようになる人物で、イ・ジュンギは心理描写を繊細に演じ高い評価を得ている。
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IU / へ・ス、コ・ハジン役
歌手兼女優として幅広い活躍を見せるIU。
女優業の次回作として俳優パク・ソジュンとの共演で注目を集めた映画『ドリーム』が控えている。

歌手兼女優のIU(画像出典:IU公式Instagram)
『ドリーム』は、選手生活最大の危機に置かれたサッカー選手のホンデ(パク・ソジュン)と、生まれて初めてボールに触った特別な韓国代表選手たちの挑戦を描いたコメディー要素のある作品だ。現在、国内での撮影は終了し、海外ロケの準備中とのこと。
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ナム・ジュヒョク / 第13皇子 ペガ(ワン・ウク)役
9月25日にNetflixで公開される『保健教師アン・ウニョン』、10月に放送予定のtvN土日ドラマ『スタートアップ』と出演作が控えているナム・ジュヒョク。

俳優ナム・ジュヒョク(画像出典:マネジメントSOOP)
『保健教師アン・ウニョン』は、他人の目には見えない”ジェリー”を見ることができる特別な能力を持った保健教師のアン・ウニョン(チョン・ユミ)が新しく赴任した高校で、漢文教師のホン・インピョ(ナム・ジュヒョク)と共にミステリーを解決していく陽気なファンタジーシリーズだ。
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『スタートアップ』は、韓国のシリコンバレーであるサンドボックスで、成功を夢見てスタートアップに飛び込んだ青春の始まり(START)と成長(UP)を描いたドラマで、miss A出身のスジとともに主演を務める。
(関連記事)下半期の’梨泰院クラス’になれるか?ナム・ジュヒョク 主演 ‘スタートアップ’
カン・ハヌル / 第8皇子 ワン・ウク役
2019年に放送されたKBS2ドラマ『椿の花咲く頃』で『第56回百想芸術大賞』をはじめとした数々の栄誉ある賞に輝いたカン・ハヌル。
めきめきと実力をつけ、いま最もホットな韓国俳優として注目を集める彼は、映画『雨とあなたの物語』『海賊:鬼の旗』を通してスクリーンでのカムバックを控えている。

俳優カン・ハヌル(画像出典:THカンパニー公式HP)
また、複数の韓国メディアによると、女優ソン・イェジンとの共演が期待されていた新ドラマ『心を切られる』(仮題)には、当初オファーを受けたオンダル役ではなく、オンヒョプ将軍役で特別出演することになったという。関係者は、映画のスケジュール上、オンダル役で撮影するのは難しく、撮影の一助になりたくてオンヒョプ将軍役で特別出演することが決まったと明かしているそうだ。
カン・ハヌルとソン・イェジン、それぞれ『椿の花咲く頃』、『愛の不時着』という2019年を彩った人気ドラマで演技力と人気を同時に掴んだトップ俳優同士の共演と囁かれた作品だけに、キャスティングに注目が集まっていた。
チョ・ミンギ / 太祖 ワン・ゴン役
演技派俳優としてドラマ、映画などで多くの作品に出演していたチョ・ミンギ。俳優のほか、写真作家や大学の演劇科で副教授としての顔を持つことでも知られている。

故チョ・ミンギさん(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:Willエンターテインメント)
しかし、教鞭をとっていた大学で教え子へのセクハラ疑惑に包まれたチョ・ミンギは、極端な選択をし帰らぬ人となった。彼にとって最後の作品となったのがドラマ『麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』である。
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このほか、『応答せよ』シリーズの父親役で人気を博したソン・ドンイル、現在は女優として活躍を見せる少女時代(SNSD)のソヒョン、演技ドルとして頭角を現しているEXOのベクヒョンなど、まさに”超豪華キャスティング”としかいいようのない出演者で紡がれた名作である。女性の憧れが詰まった、あらゆるタイプの皇子に扮したトップ俳優たちの名演は必見だ。
(ソン・ドンイル 関連記事)韓ドラ 最強パパ!’応答せよ’シリーズのソン・ドンイルと娘たちが描いた家族愛
IU
歌手兼女優のIU(アイユー / ハングル 아이유)。
歌手活動をしながらドラマや映画などに出演するなど女優としても活動を行い、またバラエティ番組に出演したり様々な広告モデルを務めるなど、マルチエンターテイナーとして活躍中。
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