ベテラン女優としてお茶の間で愛されているチェ・シラ。彼女は1980年代、CMの妖精と呼ばれ、ハイティーンスターとして活躍。その後、実力派女優へと成長した。現在、彼女が日韓で注目を浴びているという。その理由は夫の事業が関係しているよう。日本の韓流ファンを魅了している”チェ・シラの夫”の仕事とは。

韓国のベテラン女優チェ・シラが現在、日韓で話題を振り撒いているという。

1980年代、ティーンに絶大な支持を得ていた韓国女優のチェ・シラ

韓国女優のチェ・シラ。1980年代、ティーンに絶大な支持を得ていた(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

チェ・シラは、1984年にCMモデルとして芸能界にデビュー。主に製菓メーカーの韓国ロッテのCMに出演し、その中でもチョコレートのCMで披露した清純な姿は、当時の男子学生をときめかせていた。

その活躍から”CMの妖精”、”ロッテのアイドル”と呼ばれ、若者の間で絶大な人気を獲得。ハイティーンスターとして、大衆から憧れを抱かれる存在へとなっていく。

その後、演技活動もスタート。1985年に放送されたドラマ『高校生日記』で女優の道を歩み始める。

80~90年代 韓国のスター女優 チェ・シラ

80~90年代 韓国のスター女優 チェ・シラ(画像出典:Daum)

1980年代は主にCM業界で活躍していたチェ・シラだったが、1990年代に入ると演技力が開花。大物女優へと成長した。

ハイティーンスターから、ドラマ界に欠かせない女優へと成長したチェ・シラは、まさに”’80年代のスジ”と呼べる活躍を見せていた。

彼女の代表作は、韓国ドラマ初のブロックバスタードラマと称される、MBC『黎明の瞳(1991)』。

このドラマは、第二次世界大戦末期から朝鮮戦争期を背景に、主人公3人が激動の時代を生きていく姿を描いている。

劇中、渾身の演技を披露し続けたチェ・シラは、ビジュアルだけが目を引くスターではなく、演技力まで兼ね備えたトップスターへと成長。この時代には珍しい”演技派美女俳優”に位置づけされ、その後も輝かしいフィルモグラフィーを積んでいく。

以後、MBCで放送された『息子と娘(1992)』、『パイロット(1993)』、『ソウルの月(1994)』をはじめ、数多くのドラマに出演。いずれの作品でも抜群の存在感を披露し、”視聴率の女王”として韓国ドラマ界に君臨する。

女優として第一線で活躍していた2000年3月、歌手のキム・テウクと結婚し、出産と育児のために活動を一時休止。

復帰後はKBS『王と妃(1998)』、KBS『海神(2004)』、KBS『千秋太后(2009)』、JTBC『インス大妃(2011)』など歴史を扱った作品に多く出演し、安定した演技を披露。結婚後も相変わらずトップスターとしての人気と実力を披露し、中堅女優のポストへ。

現在、韓国では"チェ・シラの夫"の事業が注目を浴びている。チェ・シラ、キム・テウク夫妻。

チェ・シラ、キム・テウク夫妻。現在、韓国では”チェ・シラの夫”の事業が注目を浴びている(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

結婚後も安定した活動を見せているチェ・シラ。彼女と同時に注目を浴びているのが、夫キム・テウクの事業だ。

彼が経営するアイファミリーSCは、コスメブランド”rom&nd(ロムアンド)”を展開している。”rom&nd”と言えば、日本で人気急上昇中の韓国コスメ。第4次韓流ブームも手伝い、若者を中心に話題を集めているブランドだ。

日本での人気を受け、アイファミリーSCは株式市場で上昇傾向にあるという。トップ女優の夫ということでも視線を浴びているが、現在は彼のビジネス自体が注目の的となっているよう。

韓国ドラマ界に新しい風を吹き込み、ベテラン女優として活躍する傍ら、しっかりと夫を支えているチェ・シラ。今回、夫の事業が軌道に乗ったことで、’80年代の大スターが再び注目を集めたようだ。

(構成:星野沙)






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