歌やダンスのみならず、音楽以外の分野でも才能を発揮するアイドルの多いK-POP界。今回そんな才能をみせてくれたのが、BTS(防弾少年団)のVだ。BTSが出演しているバラエティー番組『Run BTS!』で新たな才能を発揮したVだが、それにはある大きな理由があった。

BTS(防弾少年団)が、2015年からNAVERの動画配信アプリ”V LIVE”で出演しているバラエティー番組『Run BTS!』。この番組では、BTSのメンバーがさまざまなミッションにチャレンジしており、素の7人の姿が見られるとファンのあいだでも人気の番組だ。

16日に放送された『Run BTS!』で、BTSのメンバーは初の長期プロジェクトとしてテニスに挑戦。初回は、メンバーたちが国家代表出身のイ・ギュテ選手とクォン・スンウ選手から特別講習を受ける様子を放送した。

『Run BTS!』で初の長期プロジェクトとしてテニスに挑戦するBTS

BTSのメンバーは『Run BTS!』で初の長期プロジェクトとしてテニスに挑戦!(画像出典:『Run BTS!』動画キャプチャー)

今回の放送で、特にテニスの素質があらわになったのはV

その大きな理由になっているのが、Vの利き手にあった。実はVは、両利き。右手も左手も器用に使うことができるのだ。韓国でも左利きはよく聞くが、両利きはかなりめずらしく、韓国版ウィキペディア”namuwiki(ナムウィキ)”によると、人口の0.1%しか存在しないという。

そんな貴重な存在のVの普段の姿を見ると、右手を使っていることも多いが、瞬間的によく使う手やスポーツのときに左手を使っていることもあるよう。以前Vが出演したKBSドラマ『花郎<ファラン>(2016)』では、右手に箸を持って食事をするシーンが映ったことがあるが、『Run BTS!』では、右手にスプーン、左手に箸を持って両手を使う姿を見せたこともある。

Vは両手を器用に使いこないしている

両手を器用に使いこなすV(画像出典:『Run BTS!』動画キャプチャー)

Vは以前から、スポーツだとサッカーやバスケットボールなど、特に球技に強い姿を見せており、今回初めて習うことになったテニスでも卓越した運動能力を発揮した。特にテニスで難しいと言われるバックハンドストロークを教えていたクォン・スンウ選手が、Vを見て驚くほど、優れた才能を見せた。

クォン・スンウ選手はVのバックハンドストロークを見て「ナダルに似ている」と話し、テニス王者に輝いた”左利きの天才”*ラファエル・ナダルを連想させると最大級の称賛の言葉を贈った。これを聞いたメンバーたちもVを「Vダル(ヴィダル)」と呼び、褒めたたえた。

*ラファエル・ナダル‥スペイン出身の男子プロテニスプレーヤーで、テニス界で史上屈指の選手と讃えられている。

番組の撮影以外でも、練習場を訪れて講習を受けたBTS。Vはそこでも真剣に練習に励み、視聴者は感嘆の声をもらした。また、リラックスした姿でも輝きを放つ顔と、カメラの撮影が入っていることを忘れているかのように夢中になっているVの姿に、ARMY(アーミー:BTSファンの名称)たちは「ルックスも実力も抜群で、リアル”*テニスの王子様” が誕生しそうだ」と期待感を表した。

*テニスの王子様‥日本の漫画。イケメンたちがテニスをする姿を描き、韓国でも人気のある作品。

テニスの練習中のV

真剣にテニスの練習に励むV(画像出典:『Run BTS!』動画キャプチャー)

今回テニスの素質を十分に見せつけたVに対し、ARMYたちからは

「Vダル、ファイト! 運動神経がいいテヒョン(Vの本名)、テニスもすぐできるようになるよ」
「スポーツブランドの広告撮影かと思った」
「パワーもすごいし姿勢もいいし、まさに王子様」
「Vのできないことって何?」
「この顔でテニスまでできるなんてまるで映画じゃん」
「かっこよすぎる!」
「これはリアルテニスの王子様だよ‥」

など、多くの称賛のコメントが集まっている。



BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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