人気のある芸能人は、人気があればあるほどささいなことがきっかけで議論の的になる。昨日、人気ガールズグループBLACKPINK(ブラックピンク)のジェニーがアップしたインスタグラムの投稿が、思いもよらぬ反応を得ることになった。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

自分のSNSによかれと思って投稿したその内容が、思いもよらぬ議論や誤解を生むことになってしまった経験を持つ人もいるかもしれない。特に芸能人や有名人は、そんな出来事を経験した人は多いだろう。

今回、ファンたちを混乱させたのは、人気ガールズグループBLACKPINK(ブラックピンク)のジェニーだ。

昨日ジェニーは、自身の公式インスタグラムに「Happy V Day to my loves(私の愛する人たち 幸せなVdayを)」というコメントともに写真を投稿した。

BLACKPINKジェニーのインスタグラムを見る(外部リンク)

思いもよらぬ形で話題になったジェニーの投稿

BLACKPINKのメンバージェニーの投稿が思いもよらぬ形で話題に(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

するとこれが以前、人気ボーイズグループBTS(防弾少年団)のインスタグラムにアップされたコメントと類似していたことから、「これは2人のラブスタグラム(*)なのでは?」と、それぞれのファンのあいだでちょっとした騒ぎになった。

*ラブスタグラム‥交際をアピールしたり、交際を匂わせたりする写真やコメントをインスタグラムに投稿すること。

比較の対象になったのは、昨年12月30日、BTSの公式インスタグラムにアップされたVの写真と「2020 HAPPY V DAY♥」と書かれたコメントだ。

BTS(防弾少年団)のインスタグラムを見る(外部リンク)

2人とも「HAPPY V DAY」という同じコメントだったため、一部ファンから「ラブスタグラムではないか」と騒がれたが、BTS公式インスタグラムのコメントには「#뷔생일ㅊㅋ(V誕生日おめでとう ) #Vbirthday #V」などのタグが添えられていた。そう、12月30日はVの誕生日だった。

Vの誕生日を記念した投稿とジェニーの投稿が話題に

ジェニーの投稿とともに話題となったVの誕生日を記念した投稿(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

その一方、ジェニーのコメントの「Happy V Day」は昨日(2月14日)がなんの日だったかを考えると、答えは出る。2月14日はバレンタインデーだ。クリスマス(Christmas)を”Xmas”と略すように、バレンタインデー(Valentine’s Day)も”Vday”と海外ではよく略される。

世界中に多くファンを持っている韓国を代表する人気グループのメンバー同士なだけに、ちょっとしたことが騒ぎになってしまったようだ。

芸能人はファンの多さも、アンチの多さもそれぞれ人気のバロメーターと言われたりするが、こういった些細なことが話題になるのも、ジェニーとVの人気がある証拠ではないだろうか。



BTS

BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。

HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。

デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。

ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。

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