女性たちに多くのときめきを届けている俳優、コン・ユ。今年は彼の俳優活動を報じたニュースが多く届けられ、ファンには嬉しい1年となりそうだ。ここで今年、来年に披露されるコン・ユの出演作を紹介しよう。
先日、Netflixオリジナルシリーズのドラマ『静けさの海』に、俳優のコン・ユと女優のペ・ドゥナが出演するニュースが届けられた。本作は俳優のチョン・ウソンが制作に携わり、豪華な顔ぶれが揃ったことでも多くの話題を集めている。

Netflixドラマ『静けさの海』(写真提供:©スポーツ韓国)
(関連記事)Netflix新ドラマ ‘静けさの海’ コン・ユ&ペ・ドゥナ強力タッグ誕生!
2020年はこのような嬉しいニュースを多く届けてくれたコン・ユ。主演から特別出演まで、今後の出演作をまとめてみました。
映画『82年生まれ、キム・ジヨン』

映画『82年生まれ、キム・ジヨン』(写真提供:©スポーツ韓国 画像出典:ロッテエンターテインメント)
女優チョン・ユミと俳優コン・ユが夫婦役で共演する映画『82年生まれ、キム・ジヨン』。
ソウルのはずれにある大規模な団地に夫と娘の3人家族で住む、1982年生まれの平凡な30代の専業主婦キム・ジヨンの半生を描いた物語だ。
韓国ではすでに公開された作品であるが、日本では10月9日より全国公開となっている。
『82年生まれ、キム・ジヨン』予告(動画出典:YouTube Klockworx VOD)
映画『徐福』
パク・ボゴムと共に主演を務めた映画『徐福』は、人類初のクローン人間”徐福(ソボク)”を守るという最後の任務を引き受けることにした元情報局要員ギホンが、”徐福”を手に入れようと企てるいくつかの勢力から追跡される中、予期せぬ状況に巻き込まれるストーリーを描いた作品だ。
コン・ユは、人生のラストミッションかもしれない任務を遂行する元情報要員ギホン役を演じ、繊細な感情と強烈なアクションを同時に披露する予定だ。密かに開発された人類初のクローン人間・徐福をパク・ボゴムが演じる。
現時点で公開日などの詳細は未定だが、2020年中の公開を目指しているとのこと。
映画『ワンダーランド』

映画『ワンダーランド』(画像出典:マネジメントSOOP公式HP)
キム・テヨン監督が9年ぶりにメガホンを取る事でも話題を集めた、映画『ワンダーランド』。
近未来の死後の世界を管理する仮想ワンダーランドを舞台に、事故で植物人間になった恋人を依頼した20代女性、この世を去った妻を依頼する40代男性など様々な人間の事情を切り取って描かれる。
コン・ユは、妻を亡くして男手ひとつで子供を育てる40代男性役に扮し、キム・テヨン監督の妻であり女優のタン・ウェイがコン・ユの妻役を演じ呼吸を合わせる予定だ。
ドラマ『イカゲーム』
『イカゲーム』は、456億ウォン(約40億円)の賞金が懸けられた謎のサバイバルゲームに参加した人々の話を盛り込んだ、Netflixオリジナルシリーズのドラマ作品で、映画『トガニ 幼き瞳の告発』『怪しい彼女』『天命の城』などを演出したファン・ドンヒョクがメガホンを取り、イ・ジョンジェ、パク・ヘスの出演が確定している。
コン・ユは、映画『トガニ 幼き瞳の告発』で縁を結んだファン・ドンヒョク監督との義理を返すため、『イカゲーム』への出演を決めたとし、7月の時点ですでに撮影がスタートしたことが報じられた。
また、どのようなキャラクターに扮するのかは明らかにされていないが、大きな存在感を示す役柄が期待されている。
ドラマ『静けさの海』
Netflixオリジナルシリーズ『静けさの海』は、世界的な砂漠化によって水と食料が不足している未来の地球を背景に、月に捨てられた研究基地に疑問のサンプルを回収しに行く精鋭隊員たちの物語を描いたSFホラー。
コン・ユは、制限された情報を頼りに重大な任務を率いる探査隊長ハン・ユンジェを務める。ハン・ユンジェは、隊員たちの安全を最優先に考え自己犠牲も辞さない男だが、過去の事故よりサンプル回収任務を優先するためソン・ジアン(ペ・ドゥナ)博士と対立してしまう役どころだ。
*****
2020年、ドラマやスクリーンを通じて多彩な表情のコン・ユと出会えるのは間違いなさそうだ。
平凡なサラリーマンから責任感の強いリーダーまで、コン・ユという俳優が演じることでどのようなキャラクターに昇華するのか、多くの期待が寄せられている。
コン・ユ
マネジメントSOOP所属の俳優コン・ユ(ハングル 공유)。1979年7月10日生まれ。
“コン・ユ”という芸名は両親の苗字から付けられたもので、本名は、コン・ジチョル。
2000年、Mnet VJ 7期として芸能界にデビューしたコン・ユは、2001年KBSドラマ『学校4』を通じて演技者としてデビュー。
2007年、日本でも人気を博したドラマ『コーヒープリンス1号店』が大ヒットし、この年MBC演技大賞で優秀賞を受賞。当ドラマは、コン・ユの出世作となった。
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