• 近年は制作会社を基準にドラマを選ぶ視聴者も増え「この会社なら安心して見られる」という楽しみ方が広がっています。
  • 韓流ブーム初期から第一線で活躍する「PANエンターテインメント」は、『冬のソナタ』をはじめ数々の名作を制作してきました。
  • 今回は、その「PANエンターテインメント」が手掛けた大ヒット韓国ドラマ5作品を厳選してご紹介します。(2026年8月6日現在)

近年はOTTサービスの普及により、主演俳優や脚本家だけでなく、「どの制作会社が手掛けた作品か」に注目してドラマを選ぶ視聴者も増えています。

中でも今年設立10周年を迎えたスタジオドラゴンは、『青い海の伝説』(SBS/2016~2017)や『愛の不時着』(tvN/2019~2020)、『暴君のシェフ』(tvN/2025)など数々のヒット作を世に送り出し、日本でも広く知られる存在となりました。

一方で、韓流ブーム黎明期から数々の名作を手掛け、韓国ドラマの歴史を支えてきた制作会社として欠かせないのが、1998年設立で今年28周年を迎えた「PANエンターテインメント」。

日本で社会現象を巻き起こした『冬のソナタ』をはじめ、時代を彩るヒットドラマを次々と生み出し、長年にわたって確かな実績を積み重ねてきました。

今回は、韓国ドラマ制作会社の老舗ともいえる「PANエンターテインメント」が制作を手掛けた作品の中から、韓ドラファンなら押さえておきたい大ヒットドラマ5作品をご紹介します。(2026年8月6日現在)

『冬のソナタ』(KBS/2002)

韓流ブームを語るうえで決して欠かせない作品が『冬のソナタ』。前述のとおり、本作はPANエンターテインメントが手掛け、日本に韓流ブームを巻き起こした記念碑的ドラマとして知られています。

2002年に韓国KBSで放送され、2003年から2004年にかけて日本でも放送されると、”冬ソナ現象”と呼ばれる社会現象を巻き起こすほどの大ヒットを記録。ペ・ヨンジュンとチェ・ジウが織り成す、運命に翻弄された男女の純愛ストーリーは、多くの視聴者の心をつかみました。

韓国では全国最高視聴率28.8%を記録し『2002 KBS演技大賞』ではペ・ヨンジュンとチェ・ジウがそれぞれ人気賞・最優秀演技賞を受賞するなど、高い評価を獲得しました。

さらに今年3月には、約24年の時を経て『映画 冬のソナタ 日本特別版』が4Kリマスター版として日本で劇場公開。主人公2人の純愛に焦点を当てた日本だけの特別編集版として、改めて大きな注目を集めました。

●日本配信情報:Amazonプライムビデオ、U-NEXT、TELASA、Hulu、J:COM STREAM、FOD、ABEMA (2026年8月6日現在)

画像出典:KBS
冬のソナタ
ロマンス
KBS/2002/全20話

あらすじ

愛し合う男女2人が、運命に翻弄される甘く切ないラブロマンス。チョン・ユジン(チェ・ジウ扮)と、彼女に想いを寄せるキム・サンヒョク(パク・ヨンハ扮)が通う学校に転校してきたカン・チュンサン(ペ・ヨンジュン扮)。サンヒョクの思いをよそに惹かれ合う二人だが、チュンサンは交通事故に遭い、帰らぬ人となってしまう。それから10年の月日が経ち、ユジンはサンヒョクと婚約することに。しかしユジンの目の前にチュンサンそっくりの男イ・ミニョン(ペ・ヨンジュン扮)が現れ、彼女の気持ちは揺らいでしまい・・。

キャスト

ペ・ヨンジュン、チェ・ジウ、パク・ヨンハ、パク・ソルミ、イ・ヘウン 他

最高視聴率・受賞歴など

28.8%

口コミ

「観出したら止まらない。中毒性がある」
「いつ観ても大号泣」
「1話からすんなりと物語に入れる」

『華麗なる遺産』(SBS/2009)

2009年に韓国SBSで放送された『華麗なる遺産』は、ハン・ヒョジュ、イ・スンギ、ムン・チェウォン、ペ・スビンらスターが共演し、大ヒットを記録した王道ラブストーリーです。

父の死と継母の裏切りによってすべてを失った社長令嬢コ・ウンソンが、偶然助けた食品会社の会長から全財産の相続人に指名されたことをきっかけに、傲慢な御曹司ソヌ・ファンと反発しながらも互いに成長していく姿を描いています。

当時、若手俳優を前面に押し出したトレンディドラマとして注目を集めた本作は、家族愛や恋愛、成長を温かく描いたストーリーが支持され、安心して楽しめる作品として幅広い世代に愛されました。

全国最高視聴率45.2%、平均視聴率31.5%という驚異的な数字を記録し、2009年を代表する国民的ドラマの一つとなっています。

●日本配信情報:Amazonプライムビデオ、U-NEXT、DMM TV、Lemino、J:COM STREAM、FOD、ABEMA (2026年8月6日現在)

画像出典:SBS
華麗なる遺産
ロマンス
SBS/2009/全28話

あらすじ

家族の不幸や裏切りに見舞われたヒロイン、ウンソンとわがまま御曹司ファンが出会い、繰り広げるロマンス。

キャスト

ハン・ヒョジュ、イ・スンギ、ムン・チェウォン、ペ・スビン、ヨン・ジュンソク 他

最高視聴率・受賞歴など

45.2%

口コミ

「ストーリーが素晴らしい」
「毎話続きが気になる」
「THE韓ドラだけで面白かった」

予告映像


動画出典:KNTV

『太陽を抱く月』(MBC/2012)

韓国時代劇ブームを代表する作品として今なお高い人気を誇るのが、ハン・ガインとキム・スヒョン主演の『太陽を抱く月』。

朝鮮王朝時代をモチーフにした架空の時代を舞台に、運命に導かれるように恋に落ちた王子フォンと少女ヨヌの切ない愛を描いたロマンス時代劇。原因不明の病で命を落としたはずのヨヌが8年後、記憶を失った巫女として生きていたことから、止まっていた運命の歯車が再び動き始めます。

壮大な世界観と美しい映像、主演2人の熱演が大きな反響を呼び、韓国では全国最高視聴率42.2%を記録する大ヒットとなりました。

さらに『第48回百想芸術大賞』ではTV部門ドラマ作品賞、『2012 MBC演技大賞』では「視聴者が選んだ今年のドラマ」に選ばれるなど、作品性と人気を兼ね備えた名作として高く評価されています。

●日本配信情報:Amazonプライムビデオ、U-NEXT、Hulu、J:COM STREAM、ABEMA、FOD (2026年8月6日現在)

画像出典:MBC
太陽を抱く月
時代劇
MBC/2012/全20話

あらすじ

時は朝鮮王朝時代。世子のイ・フォン(ヨ・ジング/キム・スヒョン扮)とホ・ヨヌ(キム・ユジョン/ハン・ガイン扮)はお互いに惹かれ合う仲に。しかしヨヌは朝廷の権力争いの陰謀により、婚礼を目前にして原因不明の病気にかかり命を落としてしまう。それから8年の月日が経ったものの、若き王のフォンは未だ心にヨヌの面影を秘めていた。一方、亡くなったはずのヨヌは、記憶を失ったものの巫女として生きており・・。

キャスト

キム・スヒョン、ハン・ガイン、チョン・イル、キム・ミンソ、ソヌ・ジェドク 他

最高視聴率・受賞歴など

42.2%

口コミ

「とにかく切なくなる作品」
「話が丁寧に展開していく感じがよかった」
「素敵なドラマだった」

『椿の花咲く頃』(KBS/2019)

2019年に韓国KBSで放送された『椿の花咲く頃』は、コン・ヒョジン、カン・ハヌル、キム・ジソクら豪華キャストが共演したヒューマン・ロマンス。

未婚の母であり、飲み屋を営んでいることから周囲の偏見にさらされながらも、懸命に息子を育てるシングルマザーのドンベクが、新たな恋や人との出会いを通じて幸せをつかんでいく姿を、温かな人間ドラマとして描きました。

恋愛だけでなく家族愛や地域社会とのつながり、偏見と向き合う主人公の成長を丁寧に描いた本作は、多くの共感を呼び、最高視聴率21.8%を記録しました。

『第56回百想芸術大賞』では『愛の不時着』『梨泰院クラス』など話題作を抑えて大賞を受賞。さらに『2019 KBS演技大賞』では12冠という快挙を達成し、その年を代表するドラマとして韓国ドラマ史に名を刻みました。

●日本配信情報:Netflix (2026年8月6日現在)

画像出典:KBS
椿の花咲く頃
ヒューマン
KBS/2019/全40話

あらすじ

田舎町オンサンに幼い息子を連れて引っ越してきたシングルマザーのオ・ドンベク(コン・ヒョジン扮)。彼女はオンサンに「カメリア」というスナックを開き、繁盛しているものの地元の女性たちは快くは思っていなかった。それから6年の月日が経ち、以前オンサンで発生した未解決連続殺人事件が再び注目を集め・・。

キャスト

コン・ヒョジン、カン・ハヌル、キム・ジソク、オ・ジョンセ、ヨム・ヘラン 他

最高視聴率・受賞歴など

21.8%

口コミ

「応援したくなるカップル」
「演技力が素晴らしい」
「恋愛よりもミステリー色が強いのも見どころ」

予告映像


動画出典:Netflix Japan

『おつかれさま』(Netflix/2025/全16話)

PANエンターテインメントの近年の代表作として外せないのが、2025年にNetflixで世界配信されたオリジナルシリーズ『おつかれさま』。PANエンターテインメントとBaram Picturesが制作を手掛け、大きな話題を呼びました。

IUとパク・ボゴムがW主演を務め、IUにとっては『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』以来約6年ぶり、パク・ボゴムにとっては『青春の記録』以来約5年ぶり、さらに除隊後初となるドラマ主演作としても注目を集めました。

1950年代の済州島から2025年のソウルまでを舞台に、主人公とその子どもたちの人生を長い年月にわたって描く壮大なヒューマンドラマは、多くの視聴者の共感を呼びました。

韓国のFUNdex話題性ランキングでは6週連続1位を獲得するなど圧倒的な存在感を示したほか、『第30回 消費者の日 KCA文化芸能授賞式』では、PANエンターテインメントが本作でドラマ部門制作会社賞を受賞。韓流ブームの黎明期から現在まで第一線を走り続ける同社の実力を改めて証明した作品となりました。

●日本配信情報:Netflix (2026年8月6日現在)

画像出典:Netflix
おつかれさま
ロマンス
Netflix/2025/全16話

あらすじ

1950年代の済州島で産声を上げたエスンとグァンシクの物語を描いたロマンスドラマ。

キャスト

IU、パク・ボゴム、ムン・ソリ、パク・ヘジュン 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:Netflix Japan

ダンミ ニュース部

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