イケメン実力派俳優のソン・ジュンギ。ドラマや映画を中心に活躍を見せる彼は、過去、”韓国の志村けん”と呼ばれるお笑い界のレジェンドからコント指導を受けていた‥!? 

韓国を代表する正統派二枚目俳優であるソン・ジュンギ

2008年に芸能界デビューし芸歴13年目の彼は、様々なジャンルのドラマや映画作品に出演し、幅広いキャラクターに扮する名優として名を広めている。

ソン・ジュンギは韓国を代表する俳優だ

韓国を代表する俳優、ソン・ジュンギ(写真提供:©スポーツ韓国)

そんなソン・ジュンギも11年前、韓国SBSのバラエティー番組『ランニングマン』に出演し、”韓国の志村けん”ことシム・ヒョンレとともにコントを披露していた。

シム・ヒョンレなる人物、韓国ではお笑い界のレジェンドと呼ばれ、他の追従を許さない立場にあったほどのお笑い界の人気スターであり大御所でもある。

彼は、どこか間の抜けた雰囲気のキャラクター演技とともに、スラップスティックコメディー、すなわち体を張ったギャグのレジェンドとして大衆に記憶される人物で、1980年代半ばから後半にかけて飛躍的な活躍を見せ、最高のコメディアンとして認められた。

数多くの作品を残しているが、その中でも有名なのが”ヨング”というキャラクターだ。彼の名前よりもこの”ヨング”で覚えている人が多いほど、彼の代名詞とも言える国民的キャラクターである。
日本で言うところの、志村けんさんが扮していた”バカ殿様”や、ザ・ドリフターズのコントで披露された”けん坊”などに通じる見た目にもユニークさを持ったキャラクターで、老若男女問わず分かりやすいビジュアルとコミカルなアクションで多くの笑いを届けていた。

コメディアンのほか映画監督の顔も持つ、韓国お笑い界のレジェンド、シム・ヒョンレ

韓国お笑い界のレジェンド、シム・ヒョンレは、コメディアンのほか映画監督の顔も持つ(写真提供:©スポーツ韓国)

シム・ヒョンレを国外のコメディアンとあえて比較するならば、やはり志村けんさんに代表される日本のコメディアンだろう。彼らによる体を張ったギャグに近いと言われており、メイクや話し方、身振りなども日本人に馴染み深いニュアンスを持ったキャラクターで人気を博している。

『ランニングマン』では、そんなお笑い界のレジェンドであるシム・ヒョンレを前に、太鼓を叩くスラップスティックコメディーをしなければならない状況に陥ったソン・ジュンギ。

端正な顔立ちにユニークなメイクを施し、体当たりでコントに挑むも、シム・ヒョンレからは「やりなおし!」との声が。恥ずかしがりながらも、さらに思い切ってコントを披露したソン・ジュンギは、共演していたユ・ジェソクからのツッコミも手伝って大きな笑いを誕生させていた。

体当たりでコントに挑んだソン・ジュンギ

ソン・ジュンギがシム・ヒョンレを前に、体当たりでコントに挑んだ!(画像出典:빽능 – 스브스 옛날 예능 YouTube動画キャプチャー)

このバラエティー番組から11年が経ったいま、ソン・ジュンギは国内外で認められる大スターに成長した。
現在、Netflix(ネットフリックス)にて配信されている新作映画『スペース・スウィーパーズ(原題:勝利号)』や新ドラマ『ヴィンチェンツォ』などで主演を務め、韓国演劇界において第一線で活躍を見せている。

特に、日韓で高評価を得ているドラマ『ヴィンチェンツォ』では、クールで男らしいキャラクターでありながら、コミカルな演技も披露。ギャップのある演技を隙無く披露しているのは、過去のバラエティー番組での貴重な経験のおかげ(?)なのかもしれない。

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ソン・ジュンギ

HISTORY D&C所属の俳優ソン・ジュンギ(ハングル 송중기)。1985年9月19日生まれ。

2008年ドラマ『霜花店 運命、その愛』でデビュー。

2010年に出演したドラマ『トキメキ 成均館スキャンダル』で一躍名を広め大ブレイクしたソン・ジュンギは以降、映画『私のオオカミ少年』、ドラマ『太陽の末裔』などに出演し人気を博した。

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