最近は本業ではなく、泥沼離婚劇で世間を騒がせた女優ク・ヘソン。最近自身のSNSで芸能活動再開に前向きな姿勢を見せるなど、徐々に心の健康を取り戻しているようだ。そんな彼女が映画監督として、審査員を務めることが明らかになった。
ク・ヘソンは多彩な才能の持ち主として知られている。
彼女の持つ肩書は、イラスト作家、エッセイスト、そして映画監督だ。

新たな人生のスタートを切ったク・ヘソン。(画像出典:ク・ヘソン 公式Instagram)
最近、「”第22回富川国際アニメーションフェスティバル(以下、BIAF2020)”に、ク・ヘソン監督が長編コンペティション部門の審査員として参加する」と主催側が発表。
BIAFは、韓国初の映画芸術科学アカデミー公認の映画祭であり、映画祭として高い注目を集めている。

ク・ヘソンの参加はオフィシャルインスタグラムでも発表された。(画像出典:BIAF 公式Instagram)
ク・ヘソンは演技活動と並行して、映画監督への道を歩み始めたのは2008年の事。とある縁で映画会社の代表を務めるチョン氏と出会い、シナリオ執筆と演出に興味を持つようになる。
2008年にはチョン氏に映画スタッフを紹介してもらうなど、多くのアシストを経て、短編映画『愉快なお手伝い』で監督デビュー。主演にソ・ヒョンジンを迎えて制作された。
2014年の監督・主演を務めた『ドーター』では、『パラサイト 半地下の家族』(2019)でアカデミー脚本賞を受賞した、作家のハン・ジンウォンと協業しており、さらに自身の子役には『パラサイト~』でIT企業のCEOであるパク氏の長女、ダヘを演じたチョン・ジソをキャスティングしている。

分かり合えない母と娘の葛藤を描いた映画『ドーター』(画像出典:Daum movie)
未来のアカデミー賞受賞作に関わった、2人の人物を自作品に起用するなど、先見の明を持つク・ヘソン監督が、BIAFでどのような作品に惹かれ評価するのか、注目が集まりそうだ。
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