4月に韓国で話題をさらったのは、ソン・ジュンギ主演ドラマ『ヴィンチェンツォ』と女優ソン・ヘギョの新作ドラマのニュースだろう。元夫婦である彼らは、常に”離婚”というネガティブな話題が付きまとっていたが、今回の活躍でそのイメージを払拭したようだ。

女優のソン・ヘギョが主演を務める新ドラマ、SBS『今、別れの途中です(原題)』が今年下半期の放送に向けて撮影をスタートし、新作を待ち望んでいたファンからは期待の眼差しが向けられている。
撮影も好調のようで、現場には俳優のユ・アインからソン・ヘギョに、本名”オム・ホンシク”名義でコーヒートラックがプレゼントされるなどし、終始和やかなムードで進められているようだ。

新作ドラマの撮影も好調の様子のソン・ヘギョ

女優ソン・ヘギョは新作ドラマの撮影も好調の様子(画像出典:ソン・ヘギョ公式Instagram)

現在、韓国ドラマ界は多くの作品がクライマックスを迎えており、ドラマファンからは今期作のフィナーレへの関心とともに、次期作や下半期に放送される新作ドラマに期待が寄せられている状態だ。

そのような中、韓国で最もホットな作品と呼ばれているtvN(Netflix)『ヴィンチェンツォ』。今月2日に最終回を迎えた本作は、韓国にて話題性と視聴率でトップを誇り、人気を確固たるものにした。

主演のソン・ジュンギが見せたカリスマ性のある”ヴィンチェンツォ・カサノ”なるキャラクターは、ハンサムなビジュアルに加え、洗練されたスマートさと正義感、そして目を覆うほどの残虐さも持ち合わせている。これまで見たことのないような、クセのあるキャラクターに魅せられたドラマファンも多いことだろう。

ソン・ジュンギ=ヴィンチェンツォ・カサノとも言えるほど、彼の代名詞となりそうなキャラクターを確立させたソン・ジュンギは、ドラマを通じて俳優としての手腕を存分に振るっていた。

主演ドラマ『ヴィンチェンツォ』が人気絶頂のなか最終回を迎えたソン・ジュンギ

ソン・ジュンギ主演ドラマ『ヴィンチェンツォ』は人気絶頂のなか最終回を迎えた(画像出典:tvNdrama公式Instagram)

そんなソン・ジュンギも『ヴィンチェンツォ』の放送前までは”離婚”というネガティブなイメージが付きまとい、世間からは冷ややかな視線ばかりが届けられていた。

しかし、Netflix映画『スペース・スウィーパーズ(2021)』の好評に続き、ドラマ『ヴィンチェンツォ』で披露した熱演により、ネガティブなイメージを見事なまでに払拭している。俳優が、自身の持つイメージを更新するには、やはり作品の成功でしかないのが現実だろう。

ソン・ジュンギが見せたイメージチェンジの成功を受け、彼の元妻でもあるソン・ヘギョも、新作ドラマを通じて新たな”ソン・ヘギョ像”をまとうようになるのではと期待されている。

俳優と言えども1人の人間だ。私たちと同じように、彼らの人生にも喜怒哀楽が入り混じったあらゆる出来事が起き、様々な分岐点が訪れている。
だが、彼らが有名人というだけで、プライベートのネガティブな話題ばかりがフューチャーされてしまい、その理不尽さに本人たちはうんざりしていることだろう。
ネガティブな話題ではなく、彼らの土俵であるドラマや映画、つまり作品で彼らと言う人間を評するべきではないだろうか。



ソン・ジュンギ

HISTORY D&C所属の俳優ソン・ジュンギ(ハングル 송중기)。1985年9月19日生まれ。

2008年ドラマ『霜花店 運命、その愛』でデビュー。

2010年に出演したドラマ『トキメキ 成均館スキャンダル』で一躍名を広め大ブレイクしたソン・ジュンギは以降、映画『私のオオカミ少年』、ドラマ『太陽の末裔』などに出演し人気を博した。

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