- TVINGオリジナルシリーズ『アイランド(2022)』が、コケたのではないかと話題だ。
- 視聴者をはじめ、韓国の一部メディアは不発に終わったという見方をしている。
- 当初は期待作と言われていた本作が、敗北を喫した理由をご紹介。
TVINGオリジナルシリーズ『アイランド(2022)』が、コケたのではないかと話題です。
オンラインストリーミングサービスによる配信のため、視聴率のように視聴状況を数字で表わすことができず指標となるものがありませんが、韓国の一部メディアは、不発に終わったのではないかとの見方を示しています。
当初は期待作だった『アイランド』
本作といえば、『2022 SBS演技大賞』で大賞を受賞したキム・ナムギルに加え、“顔天才”と言われ高い支持を得ているチャウヌが出演。
制作費には200億ウォン(約20億円)を投じたと言われており、放送開始前から大きな期待が寄せられていました。
しかも、日本でも単行本化された韓国の人気コミック『アイランド』が原作であることから、実写版のニュースが流れると漫画ファンの熱い視線を浴びることに。
ところがいざ蓋を開けてみると、ネット上ではソン・ヘギョ主演の『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~(邦題/Netflix/2022)』に押されてしまいます。
また各メディアからの評価は低く、当初ほどの話題と人気を得られず敗北を喫したようです。
TVING側は「反響が悪くなかった」と言っているものの、世間からは不発という印象が強く、韓国メディアの毎日経済(https://www.mk.co.kr/)に至ってはその原因を分析しています。
原作の世界感を再現できなかったか
漫画『アイランド』が高い支持を得たのは、典型的なダークヒーローものだったから。邪悪な主人公が、さらに悪い勢力と戦う物語が読み手の心を掴んだのです。
またそれと同時に、道徳性に欠け退廃的な魅力溢れるキャラクターが多数登場、暗くエグさのある雰囲気に熱狂したファンが多かったと言われています。
ところがドラマ版は放送コードに配慮したのでしょうか、内容に脚色を加えるなどの工夫は見られたものの逆にそれが大惨事を招く結果に。原作のファンから苦言が寄せられたそうです。
なぜなら、ダークでファンタジー要素が特徴である漫画の世界感を再現できなかったから。
これに同メディアは、「韓国では珍しいピカレスクジャンルの作品を、非常にライトなファンタジーロマンスドラマに格下げした」と酷評しました。
そして、CGに関しても低い評価を下しています。
「チャウヌの顔しか記憶にない」と言われた映像技術
ファンタジーもので悪霊と戦うストーリーであるため、CGとVFX(視覚効果)が使用されていたのですが、なんと同メディアは、「CGで作成したかのような完璧なチャウヌの顔だけが記憶に残っている」と、映像処理がお粗末であった点を皮肉りました。
そして、本国の同技術を「全世界から認められるほど独歩的」だと述べた上で、「『アイランド』ではクオリティーが下がった」、「視聴者のドラマへの没入と緊張感を大幅に妨げた」と報じています。
漫画を読んだことのない人からも不評で、200億ウォンを投じた大作ドラマだと期待したものの、実際放送が開始されるとがっかりした人が多い様子。
一部からは「制作費200億ウォンって本当?」との声が上がったほどだと言います。
***
役者の演技は高い評価を得たものの、演出や制作面でも問題により惜しくも不評を買ってしまった『アイランド』。
2月24日からはシーズン2が配信される予定ですが、果たしてシーズン1の懸念を解消し視聴者を楽しませることができるでしょうか。
今後の展開が期待されます。
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