- 2026年はヒット作の登場によって映画界に明るい兆しが見え始めている。
- 『王と生きる男』(原題:왕과 사는 남자)の1500万人突破や、カンヌで高い評価を受けた『群体』(原題:군체)など話題作も続々と誕生した。
- 今回は、5月の韓国映画観客動員数ランキングトップ5(※ドキュメンタリー除く)をご紹介!(2026年6月9日現在)
ここ数年、配信コンテンツの台頭や相次ぐ興行不振により衰退危機がささやかれていた韓国映画界だが、今年に入り徐々に活気を取り戻しつつある。
その象徴ともいえるのが、今年2月公開のユ・ヘジン×パク・ジフン主演『王と生きる男』(原題:왕과 사는 남자)。公開から50日で観客動員1500万人を突破する驚異的なヒットを記録した。
さらに5月には、ヨン・サンホ監督の最新作『群体』(原題:군체)が公開され、第79回カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門で上映され、約7分間にわたるスタンディングオベーションを受けるなど、海外からも大きな注目を集めている。
こうした話題作の登場を追い風に、韓国映画界は再び観客を劇場へ呼び戻しつつあり、その勢いが数字にも表れ始めている。
そこで本記事では、2026年5月に韓国で公開・上映された作品の中から、観客動員数トップ5をご紹介する。(2026年6月9日現在/※ドキュメンタリーを除く)
第5位『私の名前は』(2026/113分)
4月15日に韓国で公開された『私の名前は』(原題:내 이름은)は、ヨム・ヘランが主演を務めるヒューマンドラマ。
本作は、済州4・3事件によって失われた名前と記憶をたどりながら、一人の母親が真実を探し求める姿を描いた作品。韓国現代史の悲劇を背景に、個人の喪失と再生を繊細に映し出している。
また、第76回ベルリン国際映画祭フォーラム部門に招待されるなど海外でも高い評価を獲得。派手な話題作が並ぶ中でも着実に観客を集め、5月の観客動員数ランキングでトップ5入りを果たした。
●韓国公開日:2026年4月15日
5月観客動員数:36,366人/累計観客動員数:217,381人(5月時点)

画像出典:CJ CGV, Wide Release
私の名前は
ドラマ
2026/-分
あらすじ
名前を捨てたい18歳の少年と、名前を守ろうとする母の想いが交錯するヒューマンドラマ。
ヨム・ヘラン、シン・ウビン、チェ・ジュヌ、パク・チビン、ユ・ジュンサン 他
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予告映像
動画出典:AURA PICTURES
第4位『王と生きる男』(2026/117分)
2月4日に公開されたユ・ヘジン、パク・ジフン主演の『王と生きる男』が第4位にランクインした。
1457年の清冷浦を舞台に、村の再興を願い自ら流刑地へ向かった村長と、王位を追われ同じく流刑となった幼い先王の交流を描いた時代劇。
公開から約3カ月が経過した5月も約15万人を動員する底力を見せ、累計観客動員数は1688万人を突破。まさに今年を代表するロングヒット作となっている。
現在日本公開日は未定ながら、KADOKAWA Kプラスが日本での配給権を獲得したことでも話題を集めており、日本の観客からも公開を待ち望む声が高まっている。
●韓国公開日:2026年2月4日
5月観客動員数:147,969人/累計観客動員数:16,889,051人(5月時点)

画像出典:SHOWBOX
王と生きる男
時代劇
2026/117分
あらすじ
1457年の清冷浦を舞台に、村の再興のため自ら流刑地に赴いた村長と、王位を追われ同じく流刑となった幼い先王の物語を描いた映画。
ユ・ヘジン、パク・ジフン、ユ・ジテ、チョン・ミド、キム・ミン 他
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予告映像
動画出典:SHOWBOX
第3位『チャング』(2026/95分)
4月22日に公開された『チャング』(原題:짱구)は、チョンウ、チョン・スジョン、シン・スンホらが出演するブラックコメディ。
俳優を夢見る釜山出身のキム・ジョングク(チャング)が、波乱続きの舞台に挑みながら、99回転んでも100回目に立ち上がって前へ進む姿を描く。
本作は、“非公式1000万人映画”として知られる『風 wish』のその後を描いた続編でもある。前作で主演を務めたチョンウが、自ら監督と脚本を担当した点も大きな見どころだ。
根強い支持を集めながら口コミで観客を伸ばし、5月は18万人超を動員。累計40万人突破を記録した。
●韓国公開日:2026年4月22日
5月観客動員数:186,394人/累計観客動員数:410,991人(5月時点)

画像出典:BY4M STUDIO
チャング
ブラックコメディ/ロマンス
2026/95分
あらすじ
俳優を夢見る釜山育ちのキム・ジョングク(チャング)が、波乱続きの舞台に挑み、99回転んでも100回目に立ち上がって前へ進む姿を描くブラックコメディ。
チョンウ、チョン・スジョン、シン・スンホ、ヒョン・ボンシク、チョ・ボムギュ 他
41万人
-
予告映像
動画出典:BY4M STUDIO
第2位『殺木池』(2026/95分)
第2位は、4月8日に公開されたキム・ヘユン、イ・ジョンウォン主演のホラー・スリラー『殺木池』(原題:살목지)。
正体不明の存在が映り込んだロードビュー更新作業のため貯水池を訪れた撮影チームが、黒く深い水の中に潜む“何か”と遭遇したことから始まる恐怖を描く。
キム・ヘユンにとっては『同感〜時が交差する初恋〜』以来、約4年ぶりの映画出演作としても注目を集めた。
ミステリアスな世界観とスリリングな展開が話題を呼び、5月だけで100万人を超える観客を動員。累計観客数は323万人を突破し、大ヒットを記録している。
●韓国公開日:2026年4月8日
5月観客動員数:1,000,002人/累計観客動員数:3,238,030人(5月時点)

画像出典:SHOWBOX
殺木池
ホラー
2026/95分
あらすじ
正体不明の存在が映り込んだロードビュー更新のため貯水池へ向かった撮影チームが、水中の何かと遭遇することから始まるホラー。
キム・ヘユン、イ・ジョンウォン、キム・ジュンハン、キム・ヨンソン、オ・ドンミン 他
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予告映像
動画出典:SHOWBOX
第1位『群体』(2026/122分)
5月の観客動員数ランキング首位に輝いたのは、5月21日に公開されたヨン・サンホ監督の最新作『群体』。
チョン・ジヒョン、ク・ギョファン、チ・チャンウクら豪華キャストが出演する本作は、正体不明の感染拡大によって封鎖された建物を舞台に、孤立した生存者たちが予測不能な進化を遂げた感染者との死闘を繰り広げるサバイバル・スリラー。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』や『顔 -かお-』などで知られるヨン・サンホ監督が手掛けた作品として公開前から大きな注目を集めた。
さらに第79回カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門に招待され、上映後には約7分間にわたるスタンディングオベーションを受けたことでも話題に。韓国のみならず海外映画ファンからも熱い視線を浴びている。
公開からわずか10日余りで5月だけで347万人以上を動員し、圧倒的な数字で月間1位を獲得した。
●韓国公開日:2026年5月21日
5月観客動員数:3,474,884人/累計観客動員数:3,474,884人(5月時点)

画像出典:SHOWBOX
群体
ゾンビ/アクション/スリラー
2026/122分
あらすじ
正体不明の感染拡大によって封鎖された建物を舞台に、孤立した生存者たちが予測不能な進化を遂げる感染者との死闘を繰り広げるサバイバル・スリラー。
チョン・ジヒョン、ク・ギョファン、チ・チャンウク、シン・ヒョンビン、キム・シンロク 他
-万人
-
予告映像
動画出典:SHOWBOX
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