『セレブリティ』で単独主演を務めるパク・ギュヨン(画像出典:Netflix Korea Twitter)

6月30日に公開されたNetflixオリジナルシリーズ『セレブリティ』で主演に抜擢されたパク・ギュヨン(29)。

本作でパク・ギュヨンは初めての単独主演に挑戦。いま最も旬の韓国女優の一人に数えられ、熱い注目を集めている。

『セレブリティ』は、集計期間2日あまりで公開初週のグローバルTOP10(非英語)にランクインした話題の韓国ドラマ。日本のNetflixランキングでも2位につけている。(7月2日現在)

父親の会社の倒産によってお嬢様から一転、平凡な化粧品販売員となったソ・アリ(パク・ギュヨン扮)が、インフルエンサーとしてセレブの世界に足を踏み入れる物語。

主人公のアリは、インスタグラムのアカウントすら持っていないほどSNSに興味がない人物。しかし、徐々にSNSの甘い誘惑に浸かり次第に闇にのまれていく。

本作は、アリの変化を演じたパク・ギュヨンの繊細な表現力が好評の韓国ドラマ作品である。

そんな彼女には「ネトフリの娘」というあだ名が。

Netflixの”息子”と言えば、世界中で人気を獲得しているソン・ガンが挙げられるが、パク・ギュヨンはいかにしてこの名前を手に入れたのだろうか。

今回は、そんなパク・ギュヨンの経歴を見ていきたい。

芸能界入りのきっかけJYPのスカウト

女優としてデビューする前、韓国の名門である延世大学に通っていたパク・ギュヨンは学生向けフリーペーパーのモデルだったという。

それを見たJYPエンターテインメントからスカウトを受けたことがきっかけで本格的に芸能活動を開始。

2016年にチョ・グォン(2AM)のソロ楽曲『Crosswalk』のドラマ仕立てのMVに出演。EXO(エクソ)スホの相手役を演じ、これが彼女の演技デビュー作に。

その後も『あやしいパートナー ～Destiny Lovers～(2017)』『ただ愛する仲(2017)』『ロマンスは別冊付録(2019)』など、順調に出演作を増やしていく。

『サイコだけど大丈夫』でブレイク

そして2019年にサラムエンターテインメントへ所属事務所を移すと、直後に『サイコだけど大丈夫(2020)』でブレイクを果たす。

主人公のムン・ガンテ(キム・スヒョン扮)に片思いをする看護師ナム・ジュリ役を好演。透明感あふれる美貌と、共感を呼ぶナチュラルな演技が好評を得て、知名度と人気を獲得した。

その後『ダリとカムジャタン～真逆なフタリ～(2021)』では初のメイン主演を経験。順風満帆にキャリアを積み、次世代を担う若手女優として韓国芸能界で注目を浴びる存在になる。

『サイコだけど大丈夫』でナム・ジュリ役を好演(画像出典:パク・ギュヨンInstagram)

Netflixオリジナルシリーズ初出演作は、『Sweet Home －俺と世界の絶望－ シーズン1(2020)』。明るく逞しいベーシスト、ユン・ジス役を演じた。

『サイコだけど大丈夫』とは全く種類の違う役柄を完璧に演じ分けたことで演技力が高く評価され、その高いポテンシャルも認められる。

『Sweet Home －俺と世界の絶望－ シーズン1』。明るく逞しいベーシスト、ユン・ジス役を熱演（画像出典：Netflix Korea）

今後の出演予定作に並んだのがNetflixオリジナルシリーズの話題作ばかりだったことから「ネトフリの娘」というあだ名が付くまでになったのである。

今回の『セレブリティ』の主演に加え、『Sweet Home－俺と世界の絶望－シーズン2＆3』『イカゲーム シーズン2』への出演も。

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近年ますますグローバルへの影響力が高まっているNetflixオリジナルシリーズ作品。

これらの作品がすべて公開される頃には、彼女が新たなグローバルスターとなっていることを楽しみにしていただきたい。

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