- OTT作品を対象にした授賞式、『第2回青龍シリーズアワード』が7月19日に開催される。
- 今年で2回目となり歴史はまだ浅いものの、『青龍映画賞』を手掛けるスポーツ朝鮮が主催していることから、すでに本国では一目置かれる存在に。
- 本記事では、直近1年間に韓国で最も称賛され、同授賞式にノミネートされたOTTドラマを紹介する。

7月19日に開催される『第2回青龍シリーズアワード』(画像出典:青龍シリーズアワード組織委員会)
『第2回青龍シリーズアワード』が、7月19日に開催される。
韓国大手メディア・朝鮮日報の傘下にあるスポーツ朝鮮が主催する授賞式だ。急速に変化する映像市場の中で、高い支持を得るようになったオリジナルストリーミングシリーズのみを対象にしている。
2022年に創設されたばかりでまだ歴史は浅いものの、1963年から始まった映画祭『青龍映画賞』も手掛けるメディア主催のため、すでに本国では権威ある授賞式になりつつある状況。
今年も昨年に続き錚々たる話題作、人気作が最優秀作品賞にノミネートされている。
そこで本記事では、直近1年間に最も称賛され、『第2回青龍シリーズアワード』の最優秀作品賞候補となったドラマを5つ全て紹介する。
ザ・グローリー~輝かしき復讐~ シリーズ (2022、2023)
高校時代に受けたいじめにより心に傷を負った主人公の、人生をかけた壮絶な復讐を描いたNetflixオリジナルシリーズ。
数多くのラブストーリーを世に送り出してきたキム・ウンスク作家が初めて書き下ろした復讐劇で、メロドラマの女王ソン・ヘギョがロマンス演技を脱ぎ捨て注目を浴びた作品だ。
また強烈なセリフの数々や俳優陣の迫真の演技をはじめ、カタルシスを感じさせるストーリー展開は、本国はもちろん海外でも大きな話題となった。

『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』(画像出典:Netflix Korea 公式Twitter)
●現在視聴可能な動画配信サービス:Netflix
●出演:ソン・ヘギョ、イム・ジヨン、イ・ドヒョン他
ザ・グローリー~輝かしき復讐~
身代金 (2022)
身代金をめぐって駆け引きをしていた3人が、地震により建物内に閉じ込められ、各自最後のチャンスをつかもうと危険な取引を開始、狂気じみた死闘を繰り広げるスリラー作品(TVINGオリジナルシリーズ)。
『第6回カンヌ国際シリーズフェスティバル』では、長編競争部門の脚本賞を手にしたドラマだ。
毎話、手に汗握る脱出作戦が繰り広げられ、目が離せないストーリー展開が見どころの1つ。
それに加え、物語の緊張感を極大化するためワンテイクで撮影した破格的な演出も視聴ポイントとなっている。

『身代金』(画像出典:SLL,TVING)
●現在視聴可能な動画配信サービス:配信未定
●出演:チン・ソンギュ、チョン・ジョンソ、チャン・リュル他
身代金
ナルコの神 (2022)
麻薬密売組織を作り麻薬王となった韓国人チョ・ボンヘンの実話をモチーフにした物語。南米の国スリナムで韓国人麻薬王のヨファンにより濡れ衣を着せられた民間人のイングが、政府の秘密作戦に巻き込まれてはじまるクライムアクション(Netflixオリジナルシリーズ)。
実力派揃いのキャスティングに、各キャラクターの面白いセリフ、細かな演出、予想だにしていなかったどんでん返しとテンポのあるストーリー展開、緊張感溢れるスリラーシーンなど、どこを切り取っても秀逸。まるで映画を観たかのような満足感が得られると絶賛された作品だ。

『ナルコの神』(画像出典:Netflix)
●現在視聴可能な動画配信サービス:Netflix
●出演:ハ・ジョンウ、ファン・ジョンミン、パク・ヘス、ユ・ヨンソク他
ナルコの神
弱いヒーロー Class1 (2022)
勉強以外は関心のなかった上位1%の模範生ヨン・シウンが、初めて友達になったスホ、ボンソクとともに暴力に立ち向かい危機を克服。彼らが成長していく過程を描いた成長型の青春ドラマ(wavveオリジナルシリーズ)だ。
しっかりとしたストーリーに洗練された演出、役者陣の圧巻の演技が好評を得て人気を獲得した作品で、韓国の話題性調査機関GoodData(グッドデータ)コーポレーションが発表した「OTT話題性ドラマ/シリーズ部門」でが、4週連続1位を記録、話題性の面でも大きな注目を浴びた。

『弱いヒーロー Class1』(画像出典:Wavve)
●現在視聴可能な動画配信サービス:Hulu
●出演;パク・ジフン、チェ・ヒョヌク、ホン・ギョン、シン・スンホ他
弱いヒーロー Class1
カジノ シリーズ (2022、2023)
紆余曲折の末にカジノ王になった男が一連の事件で全てを失った後、生存と命を懸けてゲームに復帰するクライムサスペンス(Disney+オリジナルシリーズ)。
長年スクリーンで活躍してきたチェ・ミンシクが、約25年ぶりにお茶の間復帰した作品として配信前から大きな話題に。
カジノという華やかなだが独特な世界で生きていく人たちの人間模様が描かれており、主演のチェ・ミンシク扮するムシクの一本筋の通った生き様がかっこいいの一言。
Netflix(ネットフリックス)に押され気味のDisney+(ディズニープラス)がついに見応えのあるドラマを輩出したと評価された作品だ。

『カジノ』(画像出典:Disney+)
●現在視聴可能な動画配信サービス:Disney+
●出演:チェ・ミンシク、ソン・ソック、イ・ドンフィ他
カジノ
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