- 女優ソン・ヘギョの自宅新築工事中に鉄筋が落下し、近隣住民の車両が破損する事故が起こった。
- 幸いにも怪我人は出なかったが、安全管理など工事現場の実態が問題視されている。
- 今回初めて近隣トラブルが話題となったソン・ヘギョだが、ネット上では「また?」という声が寄せられているという。ネットユーザーが嘆くその理由とは?
女優のソン・ヘギョの自宅の新築工事過程で、住民の車両が破損する事件が発生した。
7月17日、ある韓国メディアは韓国のトップスターA氏が新居を建設している、江南区の高級住宅街の工事現場で、大型の鉄筋が落下し、地域住民のBMW車が破損する事故が発生したと報じた。
鉄筋は車の後部座席に落下し、ガラス窓を突き破って、座席部分に刺さっている。当時、車内には搭乗者がおらず、幸い人命に関わる大きな事故には至らなかったという。
車の持ち主であるB氏は同メディアに対し、問題の事件は建設中の住宅の仮説構造物を解体する際に起きたと情報提供をしている。
さらに「解体時には現場の所長はいませんでした。車の破損後、抗議をしましたが作業していた人まで席を外していました」と、怒りをあらわにした。
地域住民からは事故前から、杜撰な工事現場に対する指摘が寄せられており、安全管理などが普段から不十分であったことが伝えられている。
しかし、建築主であるA氏は謝罪やその他の対応をせず、住民たちからは不満の声が聞こえていたという。
B氏は「結局我慢できず、今日の車の事故を受けて、警察に通報しました」「普段から安全管理がなっておらず、窓の大きさや高さもプライバシーを侵害するほどでした」とメディアに対して現場の状況を語った。
その後、建築依頼主のA氏がソン・ヘギョであることが明らかとなり、彼女の所属事務所UAAは公式の立場を出している。
所属事務所は事故について「安全管理が不十分だったことを謝罪し、被害を受けた車主の方にお詫びを申し上げます」と謝罪。
続けて「被害の復旧と再発防止のため、建設会社と緊密に協議し、最善を尽くして対策を取り、再びこのようなことが起こらないように注意いたします」と伝えている。
また「住民の方々の意見もより反映させ、工事による不便を改善するように努めます。改めてお詫び申し上げます」と付け加えた。
大物女優のトラブルに世間から注目が寄せられる中、ネット上では「またソン・ヘギョが何か問題を起こしたの?」「彼女はどんどんこういうイシューが増えていくね」という声が上がっている。
まるでソン・ヘギョが何度も近隣トラブルを起こしているようにも受け取れるコメントであるが、彼女の住宅に関する問題が話題になったのは今回が初めてだ。
しかし、なぜ世間からは「また?」という意見が聞こえるのだろうか。その原因としては、大きく2つの理由が考えられる。
1つ目は2015年に報じられた、女優チョン・ジヒョンの新築工事に関連するニュースだ。
チョン・ジヒョンは2014年6月にソウル江南区三成洞(サムソンドン)の団地に、70億ウォン(約7億円)規模の単独住宅を購入した。
既存の建物を解体し、新たな住居を建築する計画であったが、新築工事前に隣人から苦情が入ったという。
地域住民たちは撤去工事による騒音やほこりなどを指摘し、「無理な構造変更を試みているようだ」と抗議の声を上げた。
その後、江南区庁は建築法上問題がないと、チョン・ジヒョンに建築許可を出しているが、新しい街への引越し前から住民に厳しい洗礼を受けたと、世間の注目を浴びている。
チョン・ジヒョンも知名度が高く、韓国を代表する人気女優の1人だ。そんな彼女の過去のトラブルをソン・ヘギョの騒動であると、勘違いしている人々も少なくない。
さらに、2021年にはソン・ヘギョの前夫である俳優のソン・ジュンギの近隣工事問題が、世間を騒がせた。
当時、韓国メディアは彼がソウル龍山(ヨンサン)区の梨泰院洞にビルを新築する過程で、隣接した道路の工事を行い、安全について住民から苦情を受けたと報道。
工事により道路の傾斜が険しくなったことから、一部で車両事故が発生し、騒音問題まで取り沙汰される結果となった。
その後、ソン・ジュンギの所属事務所は地域住民との摩擦について謝罪の声明を出し、早期解決のための努力する姿勢を見せている。
今回ソン・ヘギョの報道に韓国ネットが嘆く理由。残念ながらそれは、ソン・ヘギョ自身の不祥事ではなく、チョン・ジヒョンやソン・ジュンギのトラブルを連想した大衆の思い込みに起因するものと見られる。
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