- 韓国芸能界には、若手の台頭に負けず、長きに渡って活躍している女優がたくさんいる。
- そこで今回は、今年(2023年)“50歳”という記念すべき節目の年齢を迎える、1973年生まれの韓国女優に注目。
- 中でも、年齢を感じさせない魅力と美しさを保つベテラン女優5人をご紹介する。
日本では、七五三や成人式など節目の年齢をお祝いしたり、60歳の還暦、70歳の古希(こき)、77歳の喜寿(きじゅ)など長寿のお祝いがたくさんある。
その中で、還暦までの長寿を願って、50歳までにお祝いすることを早寿(そうじゅ)と呼ぶ。
そこで今回は、今年(2023年)“50歳”という記念すべき節目の年齢を迎える韓国女優の“早寿”をお祝い。
彼女たちが今後も長く活躍してくれることを祈念し、若手に負けない魅力と美しさを保っている、1973年生まれのベテラン女優5人をご紹介する。
キム・ソナ
まず1人目は、日本でも高い知名度を誇る“キム・サムスン”こと、キム・ソナ。彼女は1973年10月1日生まれ。
韓国で最高視聴率50%を超える大ヒットとなった『私の名前はキム・サムスン(2005)』は、”*ロコの元祖”とも言える彼女の代表作。
*ロコ:ロマンティックコメディー
ダサい名前とぽっちゃり体型にコンプレックスを持ちながらも、パティシエとして堂々と生きていく30代女性キム・サムスンと、俳優ヒョンビン扮する傲慢な年下のイケメン御曹司ヒョン・ジノンとのロマンティックコメディーは、日本でも爆発的な人気を見せた。
サムスン役を演じるため、短期間で体重を8キロ近く増やしたのは有名な話だが、普段の彼女は細身で美脚の抜群のスタイル。
気になる次回作は、韓国で今年上半期に放送予定のチャンネルA新ドラマ『仮面の女王』で弁護士役を演じる。
(関連記事)キム・ソナ「キム・サムスン」の面影を感じさせない激やせで破格的な変身
チョン・ドヨン
次はチョン・ドヨン。かわいらしい笑顔が魅力的な彼女は、1973年2月11日生まれ。
50歳の誕生日を迎えたばかりの彼女は現在、俳優チョン・ギョンホと共に主演を務めるtvN(Netflix)ドラマ『イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜』に出演中。
韓国の壮絶な受験戦争や私教育の現場を舞台に繰り広げられる、惣菜屋の女社長と数学のスター講師が繰り広げる甘くてほろ苦いロマンスストーリーで、世界の韓国ドラマファンの人気を集めている。
映画『シークレット・サンシャイン(2007)』で『第60回カンヌ国際映画祭』の主演女優賞を受賞した彼女は、スクリーンでも長きに渡って活躍してきた。韓国では人気、知名度ともにナンバー1を誇る女優である。
(関連記事)チョン・ドヨン「50代女優が30代を演じるって厚かましい」ネット中傷はなぜ?
キム・ヘウン
続いて、1973年3月1日生まれのキム・ヘウン。
大ヒットしたJTBC(Netflix)『梨泰院クラス(2020)』では、俳優パク・ソジュン扮するパク・セロイの助っ人となる、長家グループ専務役で出演。
tvN(Netflix)『二十五、二十一』ではフェンシング部のコーチと、日本でも人気の高い作品に相次いで出演し話題となった。
知的で冷静、落ち着いた雰囲気があるものの、どこかゴージャスな魅力を漂わせる彼女は、実はソウル大学の音楽学部声楽科を卒業した才女。女優になる前は、アナウンサーや気象キャスターとして活躍していた経歴をもつ。
才色兼備という言葉がぴったりの彼女の次回作に、期待が寄せられている。
ソン・ユナ
次は、最近は母親役を演じることが多いソン・ユナ。彼女は、1973年6月7日生まれ。
年齢を感じさせない美しさと優雅さを放つ彼女は、数々のドラマ作品に出演してきた演技派女優。
韓国で最高視聴率38.6%という記録を打ち出したMBC『ホテリアー(2001)』は、日本でも高い人気を誇った。
ホテルのVIP顧客担当支配人ソ・ジニョン役は、彼女の美しさが際立ったのはもちろんのこと、ペ・ヨンジュン扮するクールで凄腕のM&A専門家シン・ドンヒョクとのロマンスが大きな話題に。
当時と変わらぬ美しさを維持する彼女に憧れる人も多い。
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キム・ソヒョン
最後は、1973年10月28日生まれの実力派女優キム・ソヒョン。
彼女はJTBC『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~(2018)』で、冷酷で影のある“入試コーディネーター”役を演じ切り、注目を集めた。
さらに日韓で話題性と人気を獲得したtvN(Netflix)ドラマ『Mine(2021)』では、没入度の高い演技を披露し、多くの称賛が寄せられた。
スラっとしたスタイルとクールビューティーな雰囲気は、ドラマの中で存在感を際立たせ、作品により緊張感を持たせる魅力を放っている。
***
今回ご紹介した5人の他にも、『ボーイフレンド(2018)』でパク・ボゴムの母親役を演じたペク・ジウォン(1973年4月30日生まれ)、『30だけど17です(2018)』で家政婦役を演じたイェ・ジウォン(1973年2月1日生まれ)、『ペントハウス(2020)』で娘を溺愛する母親役でインパクトのある演技を見せたシン・ウンギョン(1973年2月15日生まれ)、韓国で視聴率30%超えの伝説ドラマ『火の鳥(2004)』に出演したチョン・ヘヨン(1973年12月14日生まれ)、『イルタ・スキャンダル』に出演中のチャン・ヨンナム(1973年11月25日生まれ)、映画『シュリ(1999)』や『ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え(2022)』に出演したキム・ユンジン(1973年11月7日生まれ)など。
このように韓国芸能界には、1973年生まれの女優がたくさんいる。彼女たちの今後ますますの活躍に期待したい。
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