• 多くのアイドル出身俳優が活躍する韓国ドラマ界。そんな演技ドルの中でも2PMのイ・ジュノの演技力に注目が寄せられている。
  • 常に高視聴率を叩き出している彼の強みはさまざまな魅力を披露する立体的な演技だ。
  • 今回は韓ドラを制した彼の武器がわかる過去に演じたキャラクターをご紹介する。
JTBC『キング・ザ・ランド』は2PMのイ・ジュノと少女時代のユナが主演を務める

2PMのイ・ジュノと少女時代のユナが主演を務めるJTBC『キング・ザ・ランド』(画像出典:JTBC)

韓国ドラマ界では、アイドル出身の俳優が活躍するケースがめずらしくない。

現在放送中のJTBC『キング・ザ・ランド』では、2PM(ツーピーエム)のイ・ジュノと、少女時代(SNSD)のユナという人気アイドル2人が主演を務め、一躍注目を集めている。

特にイ・ジュノは劇中で、クールでプライドの高い財閥3世のク・ウォン役を熱演。ヒロインのチョン・サランに惹かれた後の繊細な感情変化を見事に描き、視聴者の心を掴んでいる。

これまで数々の話題作に出演し、高視聴率を叩き出してきたイ・ジュノ。彼はアイドル活動にとどまらず、主演作品でしっかりと結果を出す人気俳優としても活躍を続けてきた。

そんな快進撃を繰り広げる彼の大きな武器とされているのが、さまざまな魅力を視聴者に届ける、役柄の一面だけ見せない「立体的な演技」である。

『キング・ザ・ランド』では無愛想で自己中な御曹司の姿を見せる一方、チョン・サランへの愛にまっすぐで誠実な一面を披露。慣れない恋愛感情に困惑する不器用な姿も、多くのファンから支持されている。

今回はそんな韓ドラを制したイ・ジュノが過去に演じた作品の中から、「立体的な演技」が話題となったキャラクターをチェックしていこう。

「赤い袖先」イ・サン

MBC『赤い袖先(2021)』は朝鮮王朝第22代王イ・サンと、自由奔放で気が強い女官の身分違いの恋を描いた宮廷ラブロマンス。

MBC『赤い袖先(2021)』はイ・ジュノの除隊後初の復帰作となった

イ・ジュノの除隊後初の復帰作となったMBC『赤い袖先(2021)』(画像出典:MBC DRAMA 公式Twitter)

ヒロインの女官ソン・ドギムを女優のイ・セヨンが演じ、イ・ジュノの除隊後初の復帰作としても知られている。

彼は劇中でカリスマ溢れる王のイ・サン役を演じた。威厳に満ちた男性の魅力を発揮しながら、女官と切ない恋を繰り広げる姿は視聴者を釘付けにしている。

愛する人への感情が滲み出る印象深い演技は”歴代最もセクシーな王”と呼ばれ、最終回では最高視聴率17.4%を記録(ニールセンコリア全国基準)。

2021年の年末に行われた『2021 MBC演技大賞』では、”最優秀演技賞(ミニシリーズ部門)”や”ベストカップル賞”を受賞した。


「赤い袖先」ジュノの演技

「ただ愛する仲」イ・ガンドゥ

2017年に放送されたJTBC『ただ愛する仲』は、イ・ジュノが持つ特有の感性ロマンス演技を楽しむことができる作品。

JTBC『ただ愛する仲(2017)』は女優ウォン・ジナとの共演作

女優ウォン・ジナとの共演作JTBC『ただ愛する仲(2017)』(画像出典:JTBC)

劇中では過去に発生した事故のトラウマを持つ2人の男女が、お互いの傷を癒し合いながら前に進んでいく様子が描かれている。

本作で初主演を務めたイ・ジュノは、夢も希望もなくその日暮らしで生きる青年イ・ガンドゥを演じた。

彼は自分と同じ苦しみを抱くヒロインのハ・ムンス(ウォン・ジナ扮)と出会い、徐々に感情が変化していく過程を丁寧に表現。2人の切ないロマンスは多くの視聴者をときめかせ、深い印象を残している。

生きる希望を失っていたイ・ガンドゥが、最終回で口にする「ムンスが僕を愛している。生き残れてよかった」という前向きなセリフは、人々に感動を与えた名ゼリフとして語り継がれている。


「ただ愛する仲」ジュノの演技

「キム課長とソ理事 ~Bravo! Your Life~」ソ・ユル

KBS2『キム課長とソ理事〜Bravo! Your Life〜(2017)』は、ナムグン・ミンとイ・ジュノの共演作としても知られるオフィスラブコメディー。

KBS2『キム課長とソ理事〜Bravo! Your Life〜(2017)』でナムグン・ミンとコミカルなブロマンスを披露した

ナムグン・ミンとコミカルなブロマンスを披露したKBS2『キム課長とソ理事〜Bravo! Your Life〜(2017)』(画像出典:KBS Drama Classic YouTube キャプチャー)

劇中ではヤクザから金を横領する経理のキム・ソンニョン(ナムグン・ミン扮)と、財務理事のソ・ユルが対立しながらも、企業の不正を暴くために奮闘する様子が描かれている。

イ・ジュノが演じたソ・ユルは、ヘッドハンティングで会社の理事になった元エリート検事。当初は汚職を行い、キム課長と常に言い争いをするいけ好かない人物であったが、次第に自身の罪を悔い改めるなど、さまざまな魅力を披露している。

そんなイ・ジュノの立体的な演技とコミカルな展開が注目を浴び、ナムグン・ミンとのブロマンスも話題に。

さらに常に何かを食べ続けている役柄であったことから”食いしん坊ソシオパス(먹보 소시오패스)”というあだ名が名付けられている。


「キム課長とソ理事 ~Bravo! Your Life~」ジュノの演技

松原紗乃

K-POPや韓国ドラマ関連の記事を投稿している松原紗乃です。日頃から韓国芸能情報をチェックし、アイドルの活躍や新ドラマの配信を楽しみにしています。トレンドを通して、韓国文化の魅力を伝えられるような記事執筆を心掛けています。

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