- 女優のキム・ジョンナンは、『涙の女王』(tvN/2024)で物語を盛り上げていた。
- 高い演技力を持つ彼女は、長年大物脚本家たちに愛され数々のヒット作に出演し、“韓ドラの女王”と言っても過言ではないほどの活躍ぶりだ。
- 彼女の女優人生の一部を振り返るとともに、出演作を紹介する。
![キム・ジョンナンは『涙の女王』に出演していた](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2024/05/korean-actress-kimjonnan-history-1.png)
『涙の女王』に出演していたキム・ジョンナン(画像出典:tvN)
約1カ月前に成功裏に最終話を迎えたtvNドラマ『涙の女王』。
キム・スヒョンとキム・ジウォンが熱演を繰り広げるなか、ヘイン(キム・ジウォン扮)の叔母役を務め、物語をより一層盛り上げていた役者を覚えているだろうか、女優のキム・ジョンナンだ。
高い演技力を持ち各作品に大きく貢献する彼女は、『涙の女王』を含めこれまでヒット作に数多く出演してきた。多くの監督や大物脚本家たちに愛され続けており、脇役ではあるがその活躍ぶりは“韓ドラの女王”と表現するのがぴったり。
そこで本記事では、そんなキム・ジョンナンに興味を持った韓ドラファンのために、女優人生に触れ、有名脚本家ごとに出演作を紹介する。
デビューからこれまで
今年53歳(日本年齢)を迎えるキム・ジョンナンがデビューしたのは1991年のこと。KBS公開採用タレント14期に首席合格して女優人生のスタートをきった。
翌年には『明日は愛』(KBS2/1992)でメインキャストに抜擢されイ・ビョンホンと共演。『1993KBS演技大賞』と『第30回百想芸術大賞』で新人賞を手にしている。
当時は、新人が主演に抜擢されるのは非常に珍しいケースで、青春スターになるのではないかと期待されていた。
ところがその後空白期を迎え90年代後半から復帰、時代劇に携わるようになり徐々に知名度をアップして2000年代からは多作女優に。
クセの強い役やお茶目なキャラクター、コミカルな演技まで幅広くこなし、各作品で華やかな活躍を繰り広げ、大物脚本家が手掛けたドラマに次々とキャスティングされるようになっていく。
パク・ジウン作家 『涙の女王』『愛の不時着』
最近の代表作といえば冒頭で触れた『涙の女王』。アジア圏を席巻した『星から来たあなた』(SBS/2013)を手掛けたパク・ジウン作家の作品だ。
本作でキム・ジョンナンは、気が強いかと思いきや実は涙もろく人情深い一面を持った女性を熱演。主演の2人の恋模様に加え、彼女のラブラインも見どころの1つになっていた。
![キム・ジョンナンは『愛の不時着』に出演した](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2024/05/korean-actress-kimjonnan-history-3.jpg)
『愛の不時着』に出演したキム・ジョンナン(画像出典:tvN)
また、言わずと知れた大ヒット作『愛の不時着』(tvN/2019)では、北朝鮮の主婦役で登場し、方言を駆使しながら上品かつコミカルな演技を披露。彼女のキャラクターにハマった視聴者は多かった。
ユ・ヒョンミ作家『スノードロップ』『SKYキャッスル』
チョン・ヘイン&ジス(BLACKPINK)主演の『スノードロップ』(JTBC/2021)には、元映画女優役で出演。気品に溢れた奥様として、観る者の目を引いた。
![キム・ジョンナンは、『SKYキャッスル』に特別出演した](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2024/05/korean-actress-kimjonnan-history-4.png)
『SKYキャッスル』に特別出演したキム・ジョンナン(画像出典:JTBC)
また、韓国のお受験戦争を描き日本でも絶大なる支持を得た『SKYキャッスル』(JTBC/2018,2019)には特別出演しており、登場シーンは少なかったものの強烈な印象を残している。
いずれもユ・ヒョンミ作家が手掛けた作品だ。
キム・ウンスク作家『紳士の品格』
『ザ・グローリー』シリーズ(Netflix/2022,2023)や、『太陽の末裔 Love Under The Sun』(KBS2/2016)、『トッケビ~君がくれた愛の日々~』(tvN/2016)など、韓ドラ史に残る名作の数々を世に送り出してきた韓国を代表する脚本家キム・ウンスク作家の作品にも出演している。
チャン・ドンゴン&キム・ハヌルが主演を務めた『紳士の品格』(SBS/2012)だ。
メインキャストの1人であるイ・ジョンヒョクの奥様役で、気がとても強いのだがキュートな女性を魅力的に演じていた。
キム・スヒョン作家『これが人生!ケ・セラ・セラ』『3度結婚する女』
80年代後半、役者以外にスポットライトが当たるようになり、韓国で初めて脚本家に関心が寄せられるきかっけを作ったキム・スヒョン作家のドラマにも2作出演している。
『これが人生!ケ・セラ・セラ』(SBS/2016)と、『3度結婚する女』(SBS/2013)だ。KNTVで放送されたこともあるため、観た人もいるのではないだろうか。
いずれも錚錚たる役者が熱演を繰り広げるなか、埋もれることなく存在感を発揮していた。
その他、ナムグン・ミン主演の『ドクター・プリズナー』(KBS2/2019)には主演で、2023年に話題を呼んだ『財閥家の末息子』(JTBC/2023)には脇役として登場している。
現段階で次期作のニュースはないが、今後も話題作・人気作で物語を盛り上げることが期待される。
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