- K-POP第4世代グループが次々と登場し、あらゆる話題を総なめにした2022年。
- 新人ガールズグループにスポットが当たる中、K-POPの大物グループも変わらぬ活躍を繰り広げてきた。
- 今回は”2大女王”とされるTWICEの2022年の活動を振り返っていこう。
K-POP第4世代グループが次々と登場し、あらゆる話題を総なめにした2022年。
毎年多くのアイドルが誕生する中、今年は特にガールズグループにスポットが当たり、ネット上は常にLE SSERAFIM(ルセラフィム)やNMIXX(エンミックス)、Kep1er(ケプラー)、NewJeans(ニュージーンズ)など、新人ガールズグループの話題で溢れていた。
そんな第4世代の代表格とされるIVE(アイヴ)は、11月に日本で開催されたK-POP授賞式『2022 MAMA AWARDS』で、新人賞の”Best New Female Artist”を獲得。
さらに代表曲『LOVE DIVE』は、大賞の”今年の歌賞(Song of the Year)”を受賞するという快挙を成し遂げている。
アイドル界の世代交代が驚異的なスピードで行われていると言われるほど、凄まじい勢いを見せつけた第4世代。
年末には各マスコミで、1年間活躍したアイドルを分析し振り返る企画”年末決算”が行われるが、その中でも新人アイドルが多数、名を連ねるようになった。
そんな新人アイドルの活動に注目が集まる中、K-POP界を牽引してきた大物グループも変わらぬ活躍でファンに笑顔を届けている。
K-POPの”2大女王”と名高いグループといえば、BLACKPINK(ブラックピンク)とTWICE(トゥワイス)だ。
ガールクラッシュのカリスマ的存在であるBLACKPINKは、8月に『Pink Venom』でカムバックを果たし、9月には2ndフルアルバム『BORN PINK』を発売。
『BORN PINK』は韓国アーティストの中で唯一、米ビルボードの『2022 ベストアルバム50』に選定されており、彼女たちの音楽性の高さやグローバル人気が改めて証明されており、その実績が大いに称えられている。
一方でTWICEは、例年に比べ、その実績にスポットライトを当てる韓国メディアは多くない。
K-POPを代表する、”女王”と称号が最も似合うTWICEなのに・・だ。
それほど、今年TWICEの活躍は”微々たるもの”だったのか。実は今年、欧米を中心に多くの音楽ファンを獲得したのがTWICEである。
2015年のデビューから現在まで、根強い人気を誇るTWICE。今年はTWICEにも転機が多い1年であった。
1月にはTWICEの4回目となるワールドツアー『TWICE 4TH WORLD TOUR ‘III’』を開催。
約1年10カ月ぶりに開催されたオフラインコンサートでは、再会を心待ちにしていた現地のファンと交流し、会場を熱狂に包んだ。
6月24日にはメインボーカルを務めるナヨンが、初のミニアルバム『IM NAYEON』でソロデビューを飾っている。
タイトル曲『POP!』は、ビルボードのメインチャート”ビルボード200”で7位にランクイン。これはK-POPソロアーティスト歴代最高記録であり、ナヨンはソロアーティストとしても高い成績を収めた。
さらに7月には、メンバー全員が所属事務所と再契約を結んだことを発表。
8月26日には11thミニアルバム『BETWEEN1&2』をリリースし、カムバックを果たした。
海外での活動も積極的に行っているTWICEであるが、一部のファンからは「第4世代の活躍に遮られている」と、以前に比べて露出の減ったTWICEを心配する声が上がっているのも事実だ。
しかし、彼女たちは現在もK-POPの最前線で変わらぬ人気を誇っている。
グローバル音楽配信プラットフォームのSpotifyは、2022年にアメリカのファンが最も多くストリーミングしたK-POPアイドルとして、TWICEの名を挙げた。
Spotifyによると、アメリカでは2022年1月から12月15日までに、TWICEの曲が2億8941万回再生されており、これはK-POPガールズグループの中で堂々の1位を占める記録だという。
強大な音源パワーと共に、改めて人気を証明したTWICEは12月31日、『第73回NHK紅白歌合戦(以下、紅白)』に出場する。
『紅白』には他にもLE SSERAFIMやIVEなど、第4世代を代表するK-POPアイドルが出場。日本でのK-POPアイドルの豪華共演が話題になっているのは言うまでもない。
2023年3月にTWICEは12thミニアルバムをリリースし、カムバックすることが明らかになった。今後の彼女たちの活躍に期待の声が寄せられている。
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