韓国が輩出した”第1世代のワールドスター”であるRAIN(ピ)が、3年前にリリースした『GANG(깡)』の音源が最近再び話題となり、1日1回『GANG』のMVを見る”1日1GANG”や『GANG』の振り付けを真似する”GANGチャレンジ”など、様々なGANGシンドロームを生み出している。そして実はこの歌の”歌詞”に、さらなる秘密が隠されていたようだ。
2017年、デビュー15周年を迎えたRAIN(ピ)が、3年ぶりにリリースしたミニアルバムのタイトル曲『GANG』は、過去の栄光に陰りが見え始めていたRAINが、満を持してリリースした楽曲だった。だが、世間からの評価は「時代遅れ」「ダサい」など酷評の嵐で、”黒歴史”の1曲となってしまった。
そんな楽曲を今年、とある女子高生YouTuberがカバーし、その映像をアップしたことで突然話題を呼び、一躍”今一番ホットな曲”として注目され始める。今年6月4日には、この楽曲の公式リミックスバージョンがリリースされ、主要音楽チャートのMelon(メロン)をはじめ、YouTube人気映像のトップになるなど大ヒット。これを知ったRAIN本人は、少々困惑した様子を見せていた。

GANGシンドロームが巻き起こった!(画像出典:『GANG』MVキャプチャー)
そんな話題の『GANG』について、さらに注目されているのが”歌詞”だ。「現在のRAINの状況が、3年前に書かれたこの歌の歌詞の通りになっている」とスポットライトが当たっている。
今回は『GANG』の歌詞について、日本語の意味とともに考察してみた。
RAINもとうとう、かつてのワールドスターから、旬の過ぎたスターに転落‥と思いきや、ひょんなことから『GANG』が再燃し、歌謡界に舞い戻ってきた。
今回のリミックスバージョンの制作過程で、現在歌謡界で活躍する後輩たちがRAINとコラボレーションし、制作に参加することに。”王(RAIN)の帰還”により、後輩たちがより忙しくなった。
RAINはこの『GANG』のリミックス制作作業と同時に、MBCバラエティー番組『遊ぶなら何する?』に出演、多忙を極めている。
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前述したとおり、『GANG』はリリース当時は酷評されていた。再スポットが当たった時も、最初はミュージックビデオが笑いの種となり、酷評コメントが多かったが、RAINはそんなGANGへの嘲笑をものともせず、謙虚に受け入れた。
「バタフライ効果」とは、些細なことが様々な要因を引き起こし、徐々に大きな現象へと変化することを意味する言葉だが、女子高生がこのカバー映像をおもしろおかしくYouTubeにアップしたことがきっかけとなり、今回の大ブームへと繋がった。まさかこんなことになるとは、RAIN本人しかり、誰もが想像していなかっただろう。
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リリース当時はRAINの黒歴史となった『GANG』をはじめ、2019年に主演した映画『自転車王オム・ボクトン』の大コケなど、RAINは何度も倒れそうになりながら、謙虚な気持ちを忘れずにステージの上で踊り続け、再び光を放っている。
『GANG』の歌詞で自分の未来を予言し、第2の全盛期を迎えているRAIN。2017年に女優キム・テヒと結婚し、2人の娘がいる父親でもあるが、アーティスト、そして俳優としての今後の活動に期待がかかる。
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