ソロアーティストで俳優のRAIN(ピ / 本名 チョン・ジフン)が、2017年にリリースした『GANG(깡)』が大ブレイクを遂げている中、かつて彼を発掘しプロデュースしたパク・ジニョン(J.Y.Park)が秘話を公開した。

歌手でプロデューサーのパク・ジニョン(J.Y.Park)が、RAIN(ピ / 本名 チョン・ジフン)の『GANG(깡)』に関するエピソードを公開して話題だ。

8月19日に放送された、tvNバラエティー番組『ユークイズ・オン・ザ・ブロック』では、パク・ジニョンが出演し、過去にJYPエンターテインメントの所属歌手で、自身が発掘してプロデュースした後輩歌手RAINについて口を開いた。

RAINについて語るパクジニョン

RAINについて語るパク・ジニョン(画像出典:tvN)

最近、RAINが2017年にリリースした『GANG』が再び話題を集めて大ブレイクしている。これに、パク・ジニョンは「『GANG』が出た時、”これは違う‥この曲はダメだ‥”と、ジフンを数時間座らせて真剣に説教をしたことがある」と言及し、「”1日1GANG(1日1度1GANGを聴く)”という言葉もあると耳にしたが、後になってヒットするときまりが悪い‥」と率直に告白した。

MCのユ・ジェソクが「説教した時の一言一言を思い出しますか?」と尋ねると、パク・ジニョンは頷きながら「『GANG』のブレイクでCMも撮影したようだが、ジフンの視線が私を睨んでいるように感じましたよ。来週、一緒にご飯を食べに行くことにしたが、どうしたらいいのか‥」と冗談を言いつつ不安を募らせた。

RAINがパク・ジニョンを睨んでる

RAINがパク・ジニョンを睨んでる?(画像出典:tvN)

2017年のリリース当時、実は、『GANG』は嘲弄の対象だった。歌謡界の流れを逆走するような、時代遅れのようなサウンドと、ナルシシズムな歌詞は聴く人たちの失笑を買った。だが、2020年に突如”GANG 旋風”がオンラインを中心に吹き荒れ、放送・音楽界で再注目される現象を生んだのだ。

いつからか、”1日1GANG”という言葉が登場し始めた。ある女子高生が踊った『GANG』のカバーダンス動画が高い視聴回数を記録するかと思えば、Youtubeや各種SNSでは『GANG』と関連したコメントが徐々に増え、人々の面白味を誘発させた。

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だが、この時も『GANG』は、相変らず嘲弄の中心だった。しかし、ある瞬間からネット上では遊びの文化に発展していく。冷やかしの種であった『GANG』は、次第に好奇心の対象に変わり、瞬く間にこれを楽しむ人々が増え、遂には芸能人たちもカバーダンスをSNSに投稿し、”1日1GANG 症候群”によって各種企業がRAINをCMモデルに交渉するための競争に突入するなど、RAINは第2の全盛期を迎えているところだ。

CMモデルに引っ張りだこのRAIN

CMモデルに引っ張りだこのRAIN(写真提供:©スポーツ韓国)

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インターネット主流の時代、ミーム(meme / 動画や画像などがネットユーザーの間で共感を得て急速に広がり、模倣や派生、シリーズ化されていくこと)と呼ばれる、特定コンテンツのモノマネをして再ブレイクさせるインターネットの遊びは、単に個人だけが笑って楽しむといった制限された範囲を越えて、自らが流行を作り出す強大な波及効果を見せている。この新たなトレンドは、”これから何が流行るのか”と、時代の先を読む力に長けているパク・ジニョンもさすがに読めなかったようだ。


「ジフンごめんね」パク・ジニョンの謝罪とは‥(動画出典:유 퀴즈 온 더 튜브)








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