2017年に発表した『GANG』が黒歴史から一転’今一番ホットな曲’に生まれ変わり、第二の全盛期を迎えているRAINが、農心のスナック”セウカン”の広告モデルに起用されたと報じられた。ファンからのリクエストが受け入れられたようだ。

バタフライ効果..
ニコニコ大百科を見ると、こう定義されている。

「とても小さなきっかけが、様々な要因を引き起こして、だんだんと大きな現象へと変化すること」

RAIN..韓国芸能界に起きたバタフライ効果

今韓国芸能界に’バタフライ効果’が起きている。
その主人公は、00年代韓国アーティストとしては初となる’ワールドスター’の称号を手に入れたRAIN(ピ)だ。
ハリウッド映画の主演を務めるほどの人気と、2008年北京五輪 閉幕式セレモニーステージを担当するほどの影響力を持っていた、正にワールドスター..であった。

RAIN(ピ)

RAIN(ピ)(写真提供:©スポーツ韓国)

しかし、RAINにもピークアウトが訪れ、株価操作の疑惑まで持ち上がりイメージダウンは避けられなかった。そしてかつての’韓国初のワールドスター’の時代は、このまま幕を閉じているかのように見えた。
巻き返しを図ろうと、2017年には心機一転『GANG』を発表。しかし’過去の栄光’を取り戻すどころか世間から酷評の嵐に遭い、発表数日でチャートアウトを余儀なくされた。「時代遅れ」「トレンドを全然読めてない」「ダサくて笑った」など、RAINはいつの間にか嘲笑のアイコンとなっていた。2019年に主演を務めた映画『自転車王-オム・ボクドン』も大コケし、近年は演技も歌も黒歴史が続くのだった。

RAINにとっては、自分のディスコグラフィから消したいほど屈辱感を味わうきっかけとなった『GANG』..同曲が今、思わぬところで思わぬ人から思わぬ結果をもたらしている。正に’バタフライ効果’が起きたのだ。

数人のYoutuberが「1日1GANG(1日1回はGANGを聴きながら笑おう)」という嘲笑の意味を込めて、真似する動画をアップロードしたが、「笑いながら’1日1GANG’を実践したらいつの間にかハマってしまった」という人が続出、RAINの『GANG』は黒歴史から一転’今一番ホットな曲’に生まれ変わった。そして連日ネット上では、RAINと『GANG』の話題が溢れている。終わったと思われたRAINが、第2の全盛期を迎えようとしている。


RAIN(ピ)『깡(GANG)』MV(動画出典:GENIE MUSIC)

RAIN、韓国版かっぱえびせんのモデルに抜擢

『GANG』の人気は、ネットやテレビだけの’バタフライ効果’で終わらず、CM業界にも影響を及ぼした。

韓国の代表的なスナック菓子”セウカン”の広告モデルに抜擢された。「RAINを、セウカンのモデルに起用してほしい」というファンからのリクエストが受け入れられた格好となった。。

セウカンの広告モデルに起用されたRAIN

RAINがセウカンの広告モデルに起用された!(写真提供:©スポーツ韓国)

韓国の複数メディアによると、今月4日RAINの所属事務所・サブライムアーティストエージェンシーが「RAINが、1971年に発売された農心(ノンシム)のスナック”セウカン”のモデルに抜擢された。たくさんの方々の関心により実現することができたと思い、より意味のあることだ」とし「これから公開される広告も、RAINと皆さんで共に作り上げる予定」と明かしたという。

農心は「歌手RAINの楽曲『GANG(カン)』が話題になると、”セウカン”も共に言及されることが多く、ネットユーザーからの’RAINをモデルに起用してほしい’という要請に後押しされ、広告モデルへの起用を決めた」とし「今回のモデル抜擢が、”セウカン”に、より一層若く親しみやすいブランドイメージを与えることを期待している」と伝えている。

『GANG』の公式ミュージックビデオのコメントには、”セウカン、カムジャカン、サツマイモカン”など、”カン”シリーズのモデルにRAINを起用してほしいというファンたちの要請が殺到した。ちなみに”カン”は、手軽に食べられるスナック菓子の総称であり、農心が製品名として名付けた”セウ(エビ)カン”が、その語源である。

農心の前身だった”ロッテ産業”が、Calbeeの”かっぱえびせん”からモチーフを得て1971年リリースしたスナック菓子で、今や”国民的お菓子”と称される。”セウカン”が成功したことでカムジャ(ジャガイモ)カン、ヤンパ(玉ねぎ)カンといった”カンシリーズ”も発売された。



「RAINの曲を聴きながら笑おう」と、ある意味では嘲笑がきっかけで国民的お菓子のモデルに起用されたRAIN。もし彼が過去の栄光やプライドに縛られ、枠に閉じ込められ、世間の嘲笑を神経質に受け入れてしまっていたら状況は変わっていたかも知れない。「思う存分笑ってくれ!弄ってくれ!」と大スターならではの余裕と貫禄を見せたから、このような良い結果にたどり着いたのだろう。もう一人の’ワールドスター’の帰還に喜びを禁じ得ないとともに、セウカンが食べたいという気持ちになる夜だ。

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