今月2日、G-DRAGONの所属事務所YGエンターテインメントは、G-DRAGONがカムバック準備中でアルバム作業を行っていることを伝えた。韓国大手3大事務所のうち、2つの事務所に暗雲が立ち込めている中、今まさにYG反撃のカウントダウンが始まろうとしている‥。
今年の韓国エンターテインメント業界は、本当に騒がしい1年だった。その口火を切ったのはSMエンターテインメント(以下、SM)所属のアイドルだ。
2020年に入ってすぐの1月13日。人気ボーイズグループEXO(エクソ)のメインボーカルを務めるチェンが、突然の結婚と妻の婚前妊娠を発表。韓国でもトップクラスの人気を誇るグループのメンバーが伝えたこのニュースは、世界中のファンをはじめ多くの人々に衝撃を与えた。これを理由に脱退要求を起こしたファンたちの怒りはいまだ収まっていない。
(関連記事)SM 騒がしい1年の先陣を切ったEXOチェン、本日入隊
さらに今年のSMアイドルたちは、他にもさまざまな暴露ネタの対象となり物議を醸し出した。ボーイズグループNCTのテヨンは、昨年に引き続き過去の暴力行為がイシューとなり、ファンから脱退要求が相次いだ。

過去の暴力行為がイシューとなったNCTのメンバーテヨン(左)、結婚と婚前妊娠を発表し話題になったEXOのメンバーチェン(右)(画像出典:NCT公式Twitter、EXO公式Twitter)
そして最近では、ガールズグループRed Velvet(レッドベルベット)のアイリーンがスタッフに対するパワハラ騒動の主人公となり、EXOのチャニョルが元カノに過去の浮気を暴露されるという事件が起こった。
(関連記事)【REAL TIME】「真心が1ミリも‥」パワハラ騒動 アイリーンの謝罪と韓国の反応

“女性問題”が暴露されたチャニョル(左)、”パワハラ問題”が暴露されたアイリーン(右)(画像出典:EXO Instagram、Red Velvet Instagram)
また2020年の下半期は特にJYPエンターテインメント(以下、JYP)所属のアイドルたちにとって、試練の期間となった。
JYPの主力グループであるTWICE(トゥワイス)のジョンヨンが10月に健康上の理由で活動休止を発表。さらにTWICEは6月に起こった『MORE&MORE』のMVの盗作疑惑、10月に起こった『I CAN’T STOP ME』のダンス映像編集ミス、そして先日、この楽曲に対するJYPによる買い占め疑惑まで浮上した。

ジョンヨンの活動休止や様々な疑惑が話題となったTWICE(画像出典:TWICE公式Twitter)
(関連記事)TWICEが音源を買占め?度々降りかかる’デマ’という火の粉
また、12月にJYPから正式デビューを控えているガールズグループNiziU(ニジュー)のメンバー、ミイヒがデビュー目前にして体調不良による活動休止を発表している。これから活動を本格的に開始するというときに、主力メンバーの活動休止は今後の活動に不安がよぎる要素の1つとなってしまった。
SMとJYPの所属アイドルたちの雲行きが怪しくなっている中、2020年のYGエンターテインメント(以下、YG)の所属アイドルたちは違った。
まず、8月に新しいボーイズグループTREASURE(トレジャー)がデビュー。1stシングルアルバム『THE FIRST STEP : CHAPTER ONE』リリース後、世界19カ国のiTunesチャートで1位を獲得し、日本の各音楽配信チャートでも1位を獲得。また翌月に2ndシングルアルバム『THE FIRST STEP : CHAPTER TWO』もリリースし、好評を博している。

TREASUREが今年8月にデビューした(画像出典:TREASURE公式Instagram)
次にBLACKPINK(ブラックピンク) は、先月2日にリリースした1stフルアルバム『THE ALBUM』が、ビルボードのメインアルバムチャートである”ビルボード200″にK-POPのガールズグループとして最長期間の新記録となる1カ月連続上位圏ランクインを果たした。そして先月14日からドキュメンタリー『BLACKPINK: LIGHT UP THE SKY』がNetflixで配信スタートし、話題を呼んでいる。
さらにボーイズグループWINNER(ウィナー)のメンバー、ソン・ミノの2ndフルアルバム『TAKE』が先月30日にリリース。そして同グループメンバーのカン・スンユンは、先月26日から放送がスタートしたMBCドラマ『カイロス』に出演中だ。
昨年までのYGは、BIGBANGの元メンバー、スンリ(V.I)が関与したとされるクラブ・バーニングサン事件など、マイナスな話題で議論の的となることが多かった。しかし、今年に入りそのイメージは一変。ほかの2大事務所の勢いが落ちている状況で、YGのイメージが少しずつ挽回し、上昇している。
そんな中、さらに追い打ちをかけるように今月2日、BIGBANGのメンバーG-DRAGONのソロ活動再開の便りが届いた。所属事務所のYGによると現在アルバムを準備中とのことで、2017年6月にリリースした2ndミニアルバム『KWON JI YONG』以来、約3年ぶりとなる。

G-DRAGONのソロ活動再開が報じられた(画像出典:VOGUE KOREA)
このまま勢いに乗ってYGが株をあげていくのか、それともほか2大事務所がこの空気を変えることができるのか‥。ファンもその行方を固唾を飲んで見守っている。
BIGBANG
BIGBANG(ビッグバン / ハングル 빅뱅)は韓国出身の4人組男性アーティストグループ。
メンバーはG-dragon、TOP、SOL、D-LITE(元メンバーV.Iは2019年3月に芸能界引退)で、YGエンターテインメントに所属している。2006年に韓国でデビュー。メンバーは、MTVコリアの「リアルドキュメンタリーBIGBANG」を通して選ばれた。
2006年デビュー後から若い世代のファッション、トレンドに大きな影響を与えたグループであり、これ以降にデビューするアイドルグループのコンセプトなどにも影響を与えたグループだ。
編集部おすすめ記事
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
「暴君のシェフ」を継ぐ胸キュン時代劇も!スタジオドラコン2026年期待の韓国ドラマ9選
-
イ・ソンギョン、ブランド「ALO」のイベントに出席!(PHOTO7枚)
-
ハン・ヒョジュ、ブランド「ALO」のイベントに出席!(PHOTO6枚)
-
キム・ウビン、ブランド「ALO」のイベントに出席!(PHOTO11枚)
-
キム・テリ、ブランド「ALO」のイベントに出席!(PHOTO5枚)
-
日本ファンから絶対的な支持!不動の韓流スター7人、2026年活動まとめ
-
イ・ジュンら、KBS短編プロジェクト「ラブ:トラック」制作発表会に出席!(PHOTO25枚)
-
【単独インタビュー】Netflix話題のドラマ「キム部長の物語」MZ社員役で注目!韓国女優ハ・ソユン
-
BS・CSで出会える!26年1月 日本のテレビ初登場の韓国ドラマ3選
-
例年より少なめでも名作揃い!日本のVODで楽しめる「2025年 韓国時代劇」6選
-
栄えある1位はキム・ウビン!「2025年12月 韓国ドラマ俳優 ブランド評判」トップ5
-
【韓国時代劇】年末年始にイッキ見したい!コンパクトに楽しめる「全12話以下」ドラマ5選
-
Red Velvet イェリ、「〈ACT 1 : YERIM〉 YERIM FAN MEETING IN TAIPEI」のため台湾へ出国!(PHOTO9枚)
-
クォン・サンウ & ムン・チェウォンら、韓国映画「ハートマン」制作報告会に出席!(PHOTO10枚)
-
ムン・ガヨン「第30回消費者の日 KCA文化芸能授賞式」に出席!(PHOTO7枚)
-
チュウォン「第30回消費者の日 KCA文化芸能授賞式」に出席!(PHOTO3枚)
-
チョ・ジョンソク「第30回消費者の日 KCA文化芸能授賞式」に出席!(PHOTO5枚)
-
少女時代 ユナ「第30回消費者の日 KCA文化芸能授賞式」に出席!(PHOTO12枚)
-
ユク・ソンジェ「第30回消費者の日 KCA文化芸能授賞式」に出席!(PHOTO8枚)
-
年始から話題作ラッシュ!26年1月に日本の劇場で楽しめる韓国映画8選
-
ハム・ウンジョンら、MBC新ドラマ「最初の男」制作発表会に出席!(PHOTO22枚)
-
Netflix「告白の代価」キム・ゴウン & チョン・ドヨンがワンツー独占!25年12月第1週 韓ドラ出演者話題性トップ5
-
Netflix新作「告白の代価」が初登場1位!2025年12月第1週 韓国ドラマ話題性ランキング トップ5
-
今年の胸キュンをありがとう!2025年の高視聴率「ロマンス」韓国ドラマ6選
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
NCT ドヨン&キム・ミンハ ‘Fallin” MVU-KISS スヒョン ‘The Soju Fairy’ choleograph movieTWICE ‘Talk that Talk’ Choreography Video (Moving Ver.)miss A出身 Min ‘Hit Me Up (ft. JMIN)’ MVWanna One出身 キム・ジェファン ‘BACK THEN’ MVONEUS ‘Same Scent’ MVDUSTIN ‘CRAZY’ MVNU’EST ベクホ ‘Savior’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。