KBS「トクスリ5兄弟をお願い！」最終回視聴率20.4％！アン・ジェウクが見せた圧倒的存在感

アン・ジェウクが約9年ぶりにKBS週末ドラマへ復帰し、『トクスリ5兄弟をお願い！』の最終回で視聴率20.4％を記録する大成功を収めた。
財閥ホテル会長ハン・ドンソク役で品格と安定感ある演技を披露し、作品の中心として物語を牽引。
本作はKBS週末劇復活の象徴となり、俳優としての30年のキャリアに新たな意味を刻んだ。

約9年ぶりにKBS週末ドラマへ復帰し『トクスリ5兄弟をお願い！』で再び深い存在感を証明したアン・ジェウク (画像出典：アン・ジェウクInstagram)

アン・ジェウクが、約9年ぶりにKBS週末ドラマへ復帰し『トクスリ5兄弟をお願い！』で再び深い存在感を証明した。

視聴率20％を超える大作の中で、アン・ジェウクは特有の品格と安定感を武器に、中年ロマンスの新たなモデルを提示した。

長い空白期間を経て選んだ『トクスリ5兄弟をお願い！』は、アン・ジェウクにとっても特別な意味を持つ作品だった。

去る3日に最終回を迎え、6カ月間の大長征に幕を下ろした本作は、視聴率調査会社ニールセンコリア基準で20.4％を記録し、有終の美を飾った。

財閥ホテル会長のハン・ドンソク役を務めたアン・ジェウクは、ツンデレな一面と優しさを併せ持つ人物像を描きつつ、現場では後輩や同僚に責任感をもって接する“品格ある先輩”として存在感を発揮した。

長年低迷していたKBS週末ドラマにおいて、本作は温かい家族物語と中年キャラクターの成長を軸に反転の糸口を提示。特にアン・ジェウクは主演のオム・ジウォンと息を合わせ、物語の中心を安定的に牽引した。

放送期間中、彼は「長く仕事を続けられたのは、作品ごとに自分の時間を大切にしてきたから」と語り、30年以上の俳優人生を振り返った。

視聴者や業界からの反応も熱く、韓国ギャラップが発表した「韓国人が好きな放送映像プログラム」部門で2カ月連続1位を獲得し、全世代からの共感力を立証。

アン・ジェウクは自身の演技観や仲間意識、責任感を強調しつつ「他の作品も一緒に成功してほしい」と願いを語った。

今回の成功は、アン・ジェウク個人の復帰にとどまらず、地上波週末ドラマの復活という産業全体にとっても前向きな兆しと評価されている。

彼は今後しばらく次回作を慎重に検討し、家族と時間を過ごす予定であり、今回の作品を通じて自身のキャリアに再び大きな足跡を残したと評されている。

(©TOPSTAR NEWS カン・イェビン記者/翻訳：Danmeeニュース部)

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