• BTS(防弾少年団)のジンが、Weverse(ウィバース)を通じて、メンバーJ-HOPEにメッセージを送った。
  • 現在兵役中の2人だが、ジンはJ-HOPEに「特級戦士が取れなかったらBTSの恥」とコメント。
  • この発言から、ファンの間では「すでにジンは特級戦士?」と話題になっているが、彼の言う“特級戦士”とは?
現在兵役中のBTSメンバージン(左)とJ-HOPE

現在兵役中のBTSメンバー、ジン(左)とJ-HOPE (画像出典:BTS J-HOPE Instagram)

7月9日は、BTS(防弾少年団)のファン、ARMY(アーミー)の誕生日。ARMYのもとには、現在兵役中のメンバー2人からメッセージが届いた。

まずは12:04に、ジンからのビデオレター『n月のソクジン』が届く。これは、彼が入隊して以降、毎月のように配信されているメッセージ動画。

今回は、昨年(2022年)10月に発売したソロシングル『The Astronaut』のライブ練習中に撮影された映像で、ジンが急にマイクを持ち、美声を披露してくれる場面も。最後は「ハンサムな顔を忘れないでください」とジンらしい挨拶で締めくくられた。

続いて14:18には、J-HOPEから直筆のメッセージ『ホビの手紙』が配信。

彼からの手紙は、BTSデビュー記念日の前日(6月12日)に届いて以来の2回目。こちらも、ファン思いのJ-HOPEらしい、優しい心温まるメッセージが綴られている。

J-HOPEは、去る7月8日にも、ファンコミュニティープラットフォームWeverse(ウィバース)にメッセージを投稿している。しかも投稿時間は18:13と、BTSに所縁のある時間だった。

「AMRY、元気ですか?」から始まるメッセージには、近況とあわせて、彼が熱心にソロ活動に励んでいた1年前を振り返る内容が書かれていた。

「僕は、陸軍第36師団白虎新兵教育隊で助教の研究講義を終えて任命され、訓練兵の副訓育助教として頑張っています。やはりとても忙しく日課を過ごしていたら、近況をお知らせする時間がなかったですね..。短いですが、文章で安否を伝えようと思い、こうやって会いに来ました」

続けて「暑い7月、軍の任務を遂行しながら、やはり去年のこの時期、J-HOPEとして熱く活動した日々も思い出されました」とし、「全く違うそれぞれ僕の姿ですが、熱く未来を描く心は同じじゃないかと思います!!!! いつでもどこでも、どんな状況でも変わらず、チョン・ホソクとJ-HOPEとして生きているという便りを伝えたくて来ました、はは(笑)」と心境を伝えている。

そして「ARMY、暑さに気をつけて。雨に気をつけて。全ての国軍将兵の皆さんと訓練兵の皆さんも!!!!!!! 健康を祈ります」と気遣い、最後は「忠誠!!」と軍人らしい挨拶で締めくくった。

J-HOPE(中央)の入隊日には、ジン(左)を含めメンバー全員が集合

J-HOPE(中央)の入隊日には、ジン(左)を含めメンバー全員が集合 (画像出典:BTS 公式Twitter)

7月9日、J-HOPEの投稿に対して、ジンがコメントを連投した。

「オマエ、なんだ?『ホビの手紙』って。僕のコンテンツをなんで真似するんだ? 入金しろ」

「一等兵のくせに‥よくも上等兵様のものを。休暇の時に会ったら、目を合わせるなよ」

「特級戦士が取れなかったらBTSの恥だということも知っておいて」

「今月までに取ってきて」

どうやらジンは、Weverseの投稿に反応した訳ではなく、『ホビの手紙』が、自身の兵役中コンテンツ『n月のソクジン』の真似だと指摘したかったよう。

「入金しろ」「目を合わせるな」は、ジンがこれまでにも何度か使ったフレーズだったため、ファンは、久々に彼らしい楽しいツッコミに喜んだ。

そして、“上等兵様”という表現にも、ファンの視線が集中。実はジンもまだ、J-HOPEと同じ階級の“一等兵”のはずだったからだ。となると彼は、すでに“上等兵”になったということだろうか。

しかも「特級戦士が取れなかったらBTSの恥」との発言から、「ジンがすでに“特級戦士”になったのでは?」と推測する声も上がっている。

今年3月、入隊中のジンに会いに行った、J-HOPEとジミン(右)

今年3月、入隊中のジンに会いに行った、J-HOPEとジミン(右) (画像出典:BTS ジン 公式Instagram)

ここでまず、ジンのいう“特級戦士”とは何なのか? また、どうしたら取れるものなのだろうか?

日本ファンの間では、“特急戦士”と、戦隊モノキャラをイメージしてしまった人もいるようだが、漢字が異なるので注意。

韓国のネット情報によると、“特級戦士”とは、韓国陸軍で2008年から実施されている、最優秀戦闘力保有軍人選抜過程、または該当軍人のこと。

その選抜基準は、部隊によって異なる部分もあるようだが、例えば、射撃では「250m実距離射撃20発中18発以上命中」、基礎体力では「腕立て伏せを2分間に72回以上、腹筋を2分間に86回以上、3kmランニングを12分30秒以内」とある。

そして戦闘体力においては「25kgの装備を全て着用して、10kmの急速行軍(早足での移動)を2時間10分以内、15kgの装備を着用して5kmのジョギング:40分以内、レッグタック20回、戦場循環運動2分15秒、240m往復ダッシュ1分2秒」など。

さらに精神教育では「100点満点中90点以上」、その他にも戦闘スキルなど、決められた多くの選考基準に全て合格すれば、特級戦士になることができるのだという。

しかし、その難易度はかなり高く、特に射撃と3kmランニングで特級を受けるのは相当難しいと言われている。

特級戦士に選抜される人数でいうと、一般的に中隊で少なくとも1人か2人、多くて3~4人程度。

つまり、非常に少ない人数のため、特級戦士になるということは、自身にとっても大きな誇りであり、幹部や部隊員たちからエリートとして認められることになる。

そして、休暇も与えられ、兵士の場合は、少なくとも3~5日以上の慰労または褒賞休暇が与えられる。

また、叙勲を受けることになるので、兵士は1カ月早期進級ができ、部隊によっては、一等兵4カ月目までに特級戦士を達成すれば、2カ月早く上等兵に進級できる、早期進級の機会も与えられるという。

ここで、ジンがJ-HOPEに送ったコメントを、もう一度振り返ってみよう。

本来、ジンの上等兵への進級は、9月1日のはずだった。しかしジンは、J-HOPEを“一等兵”、自身を“上等兵”と書いた。

つまり彼は、難易度の高い“特級戦士”に選抜されて、早期進級の機会が与えられたことで、2カ月早く“上等兵”に進級したと見られる。

となると、ジンのコメントには「特級戦士になって、もう俺は上等兵だよ!」という彼なりの自慢が隠れていたとも考えられる。

「“特級戦士”が取れなかったらBTSの恥だということも知っておいて」

BTSの優秀な長兄の発言に、弟メンバーたちは一体どんな反応を見せるのだろうか。

まずは、J-HOPEが、Weverseでどのようなコメントをしてくれるのかが楽しみだ。

酒井知亜

韓国のデパ地下が大好き、酒井知亜です。韓ドラファン歴が長いですが、主にK-POP関連の記事を発信しております。韓国SNSで話題の最新イシューやスターの気になる素顔などを、読者のみなさんにわかりやすく伝えることをモットーに奮闘中です。

記事一覧を見る(873件)




ご意見を自由にコメントしてください!

記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。

編集部おすすめ記事blank

サイトの広告について

Danmee(ダンミ)は、収益化の一環としてオンライン広告を展開しております。広告の内容(公序良俗を害するもの)や、可読性の低下につながる広告に関するご意見はこちらのフォームをご利用ください。

この記事と関連度が高いトピック

現在読まれています!

最新記事

RECENT TOPICs