米ビルボードの”Hot 100″で6週連続1位という、大記録を達成したBTS(防弾少年団)の『Butter』。世界的なスポーツイベント『ユーロ2020』が『Butter』の人気をプロモーションに活用しようとする動きを見せ、物議を醸している。

BTS(防弾少年団)の『Butter』が、アメリカ・ビルボードのメインシングルチャート”Hot 100″で、6週連続1位という、大記録を達成した。

世界の音楽シーンに残る歴史的快挙にファンは歓喜しており、7月9日に発表される新曲『Permission to Dance』にも関心が集まっている。

BTSの『Butter』

米ビルボードのメインシングルチャート”Hot 100″で6週連続1位という、大記録を達成したBTSの『Butter』(画像出典:BIGHITミュージック)

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もはや、世界でいま一番ホットな楽曲となったBTSの『Butter』だが、世界的なスポーツイベントが、その人気をプロモーションに活用しようとする動きを見せ、話題となっている。

そのスポーツイベントとは、欧州国のみでサッカー競技の頂点を競い合う『*ユーロ2020』(以下、ユーロ)。

*ユーロ2020:元々2020年に開催される予定だったものの、新型コロナウイルスの影響により1年遅れで開催されることに。大会名は『ユーロ2020』のままにすることが決定された。

7月2日、ユーロ側は世界のサッカーファンと音楽ファンに向けて、ある”投票イベント”を実施。

そのイベントとは、準決勝と決勝戦が行われる、イギリスはロンドンにあるウェンブリー・スタジアムで流す楽曲を、SNS投票で決めるというもの。

候補には、BTSの『Butter』、ルイ・ウィリアム・トムリンソンの『Kill My Mind』、Usher(アッシャー)の『Yeah!』、ビリー・アイリッシュの『bad guy』といった、錚々たるスターとヒット曲が並んでおり、400万もの投票が集まった。

https://twitter.com/EURO2020/status/1410938319568084993

熾烈な戦いを制したのは、BTSの『Butter』だった。5割を超える(51.4%)得票率で、ウェンブリー・スタジアムに鳴り響く楽曲になる‥はずだったのだが、ユーロ側のアカウントに、抗議や悪質コメントが殺到する事態に。

主に、英語とドイツ語が目立つコメントの内容を見てみると「『Butter』という曲は、ユーロの決勝戦には似合わない」「クソみたいな曲だ」「超バカなグループ」と、批判というより悪口に近い。

中には、”整形(Plastic)”や性的マイノリティーを侮辱するような言葉を使い、「彼らは〇〇だよね?」「男? 女? 〇〇?」というコメントも目立つ。

BTSを侮辱するコメント

BTSを侮辱するSNSコメント(画像出典:韓国オンラインコミュニティー)

そして、地元イギリスのスターであり、2位に付けていたルイ・ウィリアム・トムリンソンのファンが「『Kill My Mind』は2位だけど、得票数が多い」と、『Butter』と一緒に流すように促すと、ユーロ側は「それもいいね」と回答。

最終的に、候補となったの4曲を全て流すという結論に至ったようだ。

これにはBTSファンが「ならば、何故こんな投票をしたの?」「ユーロのアカウントに、BTSを侮辱するコメントがいまだに残ってる」「BTSだけが敗者になった最悪な投票」と、怒りを露わにしている。

中には、世界のサッカー界では近年、”SAY NO TO RACISM(人種差別をなくそう)”というキャンペーンが展開されているにもかかわらず、「欧州サッカー界の最高峰であるUEFA(欧州サッカー連盟)が、このような事態が起こると予測できなかったはずがない」と、批判を強める声を上げている。

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