- 女優ハ・ヨンスがNHKの朝ドラに出演というニュースが、韓国で大きく伝えられた。
- 彼女は、朝鮮半島からの留学生で、主人公と共に大学で法を学ぶ仲間の一人を演じる。
- しかし韓国では、ドラマの時代背景を巡って様々な意見が上がり、彼女を心配する声も上がっているという。
女優のハ・ヨンスが、NHKの朝ドラに出演することがわかった。
日本で報じられた朝ドラ初出演のニュースは、韓国でも大々的に報じられている。
ハ・ヨンスは、自身のインスタグラムを通じ「この度、NHK連続テレビ小説『虎に翼』で、法律の道を志し日本に渡ってきた留学生“崔香淑”を演じさせていただくことになりました。私も日本に活動拠点を移したばかりで、ひたすら挑戦を続ける日々を送っており、崔との繋がりに運命を感じています」と心境を伝えている。
NHKの朝ドラといえば、主人公を務めるヒロインオーディションが有名で、“新人女優の登竜門”とも称されてきた。
主人公と絡む役となれば、知名度アップが期待できるため、本格的に日本で女優活動を始めるハ・ヨンスにとっては、かなり“大きな仕事”が決まったと言えるのではないだろうか。
しかし韓国では、彼女に対して心配の声が上がっているようだ。
ハ・ヨンスがキャスティングされたのは、2024年度前期に放送予定の、朝の連続テレビ小説『虎に翼』。
日本で初めて法曹界に飛び込んだ実在の女性をモデルに、激動の時代を生きた一人の女性法曹とその仲間たちの波乱万丈の物語として大胆に再構成したストーリーになるという。
主演の伊藤沙莉が演じる主人公・猪爪寅子のモデルは、日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となり、女性初の裁判所長も務めた人物。
ハ・ヨンスは、寅子と共に“法”を学ぶ「明律大学の仲間たち」の一人を演じる。
役名は、崔香淑(さい・こうしゅく/チェ・ヒャンスク)。朝鮮半島からの留学生で、東京帝大で法律を学んだ兄の勧めで、明律大学女子部に進学。日本語が堪能で、寅子たちともすぐに打ち解ける役柄と紹介されている。
しかし、韓国のネットユーザーは、このドラマの時代背景に引っかかったようだ。
韓国メディアは、『虎に翼』は1930年代~1940年代の日本を背景にしたドラマと紹介しているが、1930年代の朝鮮は日本統治時代。
その歴史的背景がある上で、ハ・ヨンスが朝鮮から日本へ渡った留学生役として出演することに、韓国では様々な声が上がったのだ。
韓国のオンラインコミュニティーでは「韓国人なのに、なぜ出演するの?」「がっかり‥」といった反応もあり、中には「もう韓国での活動計画はないみたいだね」という皮肉なコメントも。
実はハ・ヨンスは、これまでにも何度かネットユーザーとのトラブルが起きており、彼女に対してあまり良い印象を抱いていない人もいるのだという。
(関連記事)「韓国を去って当たり前」女優ハ・ヨンスの来日 その背景にある社会問題とは
彼女は、2022年初めに韓国の所属事務所との専属契約を終えて以降、日本への留学が噂された。
中学では美術、高校ではアニメを勉強していたことから、アニメ文化が盛んな日本に渡ったという見方が広がり、同年5月には、韓国芸能界引退説も浮上した。
同年11月には、日本の事務所との専属契約を知らせ、本格的に日本で芸能活動を行うことを伝えている。すでに韓国では「韓国芸能界を去った人」というイメージを持つ人もいるよう。
2023年4月には、韓国の複数メディアが、『週刊ヤングマガジン』でグラビアデビューと報じたことで、「そんなことをやるために日本に行ったの?」と一部のネットユーザーから攻撃を受けている。
これは、韓国で“日本のグラビア”というと、水着での撮影など、肌の露出や扇情性の濃い写真をイメージさせるため、その誤解から生じたものだった。
ハ・ヨンスは、刺激的なワードでタイトルをつけたメディアの記事に対し「(韓国でいう)グラビアではない」と自ら釈明した。
(関連記事)韓国女優 ハ・ヨンス 電撃来日から1年・・なぜ本国メディアといがみ合っているのか
徐々に日本での活動が増えているハ・ヨンスは、去る7月、NHK Eテレの教育バラエティー『ワルイコあつまれ』に出演。
かつて韓国で“チョナン・カン”という芸名で活躍した、SMAP出身の草彅剛と韓国語での共演を果たしている。
そして8月1日、韓国でも大きく報じられた、NHK朝ドラ出演決定のニュース。
韓国のオンラインコミュニティーでは「また悪質ネットユーザーの餌食になるのでは?」と、彼女を心配する声が上がった。
ネットユーザーは、1930年代を背景にした日本の制作ドラマに出演という話題が、ハ・ヨンスを悪く言う人たちにとって、彼女をさらに攻撃する“ネタ”になるのではないかと憂慮している。
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