LE SSERAFIMのメンバー、ホ・ユンジンのメッセージが話題を集めている。世界各国の人々から称賛コメントが寄せられている中、。韓国ネットでは、宮脇の過去発言(文章)が取り上げられた。果たしてその内容とは・・。
LE SSERAFIMのメンバー、ホ・ユンジンのメッセージが、オンライン上で反響を呼んでいる。
6月3日、ホ・ユンジンはLE SSERAFIM公式ツイッターを通じて「little throwback for pride:) i love you. unconditonally(プライドのためにちょっとした反撃、無条件に愛しているよ)」という文章と、2枚の写真を掲載した。
(出典:LE SSERAFIM 公式ツイッター)
世界で一部の国と地域では、6月をLGBT(性的少数者)の”人権の月(Pride month)”と指定しており、これは1969年にニューヨークで勃発した、”ストーンウォール暴動”がそのきっかけになったとして知られている。
これらの背景もあり、ニューヨークで育ったホ・ユンジンは、6月を迎えてLGBTを励ますメッセージを贈ったと見られる。
このメッセージに、韓国だけでなく世界各国から「彼女の所信は高く評価されるべき」「あなたの勇気に感動した」と、称賛コメントが寄せられた。
ホ・ユンジンのメッセージと共に話題を集めたのが、彼女の仲間でありLE SSERAFIMのメンバー、宮脇咲良だった。韓国ネットでは、宮脇の過去発言(文章)が取り上げられ、再び話題を集めている。

IZ*ONE活動当時の宮脇咲良(写真提供:©TOPSTAR NEWS)
それは彼女が過去に、日本の雑誌『SPA!』で“起き抜けすっぴんシアター”というコラムを連載していた当時、映画『彼らが本気で編むときは、(2017)』を観た後の感想を綴ったもの。
映画『彼らが本気で編むときは、』は、生田斗真がトランスジェンダーという難しい役どころに挑み、桐谷健太がその恋人役を演じ、彼らの共同生活を描いた人間ドラマだ。
以下はその抜粋。
人はどういった条件で区別をつけているか? 年齢、学年、役職。もっと細かく言えば、目が二重か一重か。髪がロングかショートか。いろんな条件で人を区別できる。
その中で、一番わかりやすい人の区別は、性別。そう、男か女か。体の作り、思考、就く仕事。何もかも変わってくる。女だから得をすることもあれば、損をすることもある。男だって、同じ。
恋愛は誰と誰がするものでしょう? 正解は男と女、なのでしょうか? 人の感情に、正解も不正解もない。男同士の恋愛、女同士の恋愛だって、あっていい。そして、日本は同性愛について、もっと理解を深めるべき。
恋なんて、落とし穴と一緒で、いつ誰に落ちるかわからない。好きだと心が叫んでいるなら、それは誰が何と言おうと恋であると、私は思います。
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この発言は2020年、当時IZ*ONE(アイズワン)で活躍していた時、一度韓国で紹介され、大きな反響を呼んだ。
今回も「彼女を応援しているわけではないが、こういう思想は本当に素晴らしいと思う」「日本でアイドルがこんな発言すると叩かれるよね? 勇気ある行動だと思う」「”好きだと心が叫んでいるなら、それは恋”この言葉に感動した」「LGBTの1人として泣きました」と、称賛の声が多く寄せられた。
LE SSERAFIMの一員として、2度目の韓国デビューを果たした宮脇咲良。韓国活動において”日本のアイドル”という肩書きは、時に不利に働くレッテルが貼られ、様々な偏見に立ち向かわざるを得ない彼女だが、その芯から来る美しいマインドは、韓国でも高く評価されているようだ。
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