IZ*ONE(アイズワン)の宮脇咲良(みやわき さくら)が、過去に日本の雑誌で発言した“LGBTに対する考え”が韓国のネットユーザーの間で話題になっており、称賛の声が寄せられている。
最近、SNSやテレビなどで“LGBT”という言葉をよく耳にするようになった。LGBTとは、女性同性愛者(Lesbian)、男性同性愛者(Gay)、両性愛者(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の各単語の頭文字を組み合わせた表現である。
K-POP界の中でも、このようなLGBTの権利を支持しているアイドルたちも少なくない。
BTS(防弾少年団)が、過去にニューヨークで開催された国連総会での演説で「あなたが誰であろうと、あなたがどこの出身であろうと、あなたの肌の色、あなたの性自認が何であろうと、自分自身を語ろう」と呼び掛けた他にも、2NE1出身のパク・ボムやCL、2AMのチョン・グォンなども、LGBTに対して親近感を与えるコンテンツをSNSで積極的に発信している。

IZ*ONE 宮脇咲良(画像出典:IZ*ONE Twitter)
このような風潮の中で、過去にIZ*ONE(アイズワン)の宮脇咲良が発言した「同性愛に対する考え」が韓国のオンラインコミュニティーtheqooに掲載されて、ネットユーザーの間で称賛されている。
公開された掲示物には、宮脇咲良がHKT48で活動していた当時に雑誌『SPA!』で連載していたコラム“起き抜けすっぴんシアター”の内容が綴られており、映画『彼らが本気で編むときは、』を観た後の感想が書かれている。
映画『彼らが本気で編むときは、』は、生田斗真がトランスジェンダーという難しい役どころに挑み、桐谷健太がその恋人役を演じ、彼らの共同生活を描いた人間ドラマだ。
宮脇咲良は「人はどういった条件で区別をつけているか?年齢、学年、役職。もっと細かく言えば、目が二重か一重か。髪がロングかショートか。いろんな条件で人を区別できる」とし「その中で、一番わかりやすい人の区別は、性別。そう男か女か。体の作り、思考、就く仕事。何もかも変わってくる。女だから得をすることもあれば、損をすることもある。男だって、同じ」と語った。
さらに「恋愛は誰と誰がするものでしょう?正解は男と女、なのでしょうか?人の感情に、正解も不正解もない。男同士の恋愛、女同士の恋愛だって、あっていい。そして、日本は同性愛について、もっと理解を深めるべきだと考えます」と続けた。

IZ*ONE 宮脇咲良(画像出典:IZ*ONE Twitter)
また「本当の恋愛というのはその人の思考や人生、そして何より“心”に恋をするものだと思うのです。性別なんて、後からついてくるものでしょう。トランスジェンダーと呼ばれる人たちは、心に正直に生き、そしてトランスジェンダーであることをアイデンティティーとして考えている人が多いといいます」とし「私だって、今はタイミングや出会いがないだけで、女性を好きになることもありえます。それは、皆そうだと思うのです。恋なんて、落とし穴と一緒で、いつ誰に落ちるかわからない。好きだと心が叫んでいるなら、それは誰が何と言おうと恋であると、私は思います」と綴られている。
該当の文章を見た韓国の一部のネットユーザーからは「さくらは考えが深く、言葉の選び方も美しい。感動で涙が出ました」「さくら、カッコイイ。本当に、性別は重要ではないよね」「さくらの発言が、もっと沢山の韓国の若者に届き、LGBTを理解してもらいたい」などの反応が寄せられている。
韓国では、儒教の思想が根強く染みついているため、LGBTに対する理解は年齢層によって大きなギャップがある。だが、このように自らの意見を堂々と発するK-POPアイドルたちが大きな力となり、一人でも多くの人に多様な性のあり方について理解してもらえるよう、様々な人権が尊重される社会になってほしいと願う。
IZ*ONE(アイズワン)
IZ*ONE(アイズワン / ハングル 아이즈원)は、韓国と日本合同のグローバルガールズグループである。
2018年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送された日韓合同オーディション番組「PRODUCE 48」を通して、韓国の芸能事務所に所属する練習生57人、日本のAKB48グループに所属するアイドル39人、総勢96人の練習生から、韓国の視聴者投票で選ばれた12人のメンバーによって結成された。
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