世界で話題沸騰中の”ロコ”ドラマ、SBS(Netflix)『社内お見合い』。ここでヒロイン役を演じているキム・セジョンに称賛の声が届いている。彼女が劇中で披露した完璧な”コメディエンヌ”演技は、ハリウッドスターのキャメロン・ディアスのようだとも。ドラマファンからは、韓国ドラマ界の次世代ロコクイーンの座に輝くことができるのかと、期待が寄せられている。

日韓をはじめ、世界で話題沸騰中の”ロコ”ドラマ、SBS(Netflix)『社内お見合い』。

同名のウェブトゥーン小説が原作の、ドラマ『社内お見合い』

ドラマ『社内お見合い』は、同名のウェブトゥーン小説が原作(画像出典:SBS)

日本のNetflix(ネットフリックス)デイリーランキングでは上位を独占しており、その人気の高さが伺える。

これまでのロコの法則をよりコミカルに昇華させ、世界中の視聴者を胸キュンと楽しさで包んでいる本作。ここで主演を務めるのは、注目の若手俳優アン・ヒョソプとキム・セジョン(元gugudan)だ。

特に、アイドル出身のキム・セジョンは、この作品で一人前の女優になったと評価されている。これと同時に、劇中で披露した愛らしいキャラクターから、次世代の”ロコ”クイーンとの称賛も届けられた。

女優のキム・セジョンがヒロイン役を演じた

ヒロイン役を演じた、女優のキム・セジョン(画像出典:SBS)

実際、彼女が演じるシン・ハリなるキャラクターはコミカルでラブリーな魅力であふれ、視聴者を笑顔にさせている。

飾り気のない気さくさと率直さで、冷血なカン・テム(アン・ヒョソプ)まで笑わせる”幸せウイルス”を巻き散らすシン・ハリなるヒロインは、キム・セジョンに次世代ロコクイーンとしての存在感を極大化させた。

彼女は、目新しさを欠いたと言われるロコジャンルのハンデを、自分だけのラブリーな魅力で包み込み、ユニークな楽しみを加えることに成功したのだ。

キム・セジョンだけが色づけられる、シン・ハリなるキャラクター。

この様子は、ハリウッド映画界でラブリーな”コメディエンヌ”として愛される、元女優のキャメロン・ディアスを思わせる。

コミカルでラブリーな魅力を発散中のキム・セジョン

キム・セジョンは劇中、コミカルでラブリーな魅力を発散(画像出典:SBS)

キャメロン・ディアスは、ハリウッド映画界で自身だけが演じられる”独特の世界観”を築き上げた女優だ。

ジム・キャリーを一躍スターへと輝かせた映画『マスク(1994)』でヒロイン役を演じ、デビュー作とは思えないほどの豊かな表現力で、天然キャラのヒロインを好演。新人俳優だったにもかかわらずトップスターの仲間入りを果たした。

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その後、1億ドルを超える大ヒットを記録した『メリーに首ったけ(1998)』や、キュートな3人のエンジェルが活躍する『チャーリーズ・エンジェル(2000)』、この続編である『 チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003)』などで、コメディエンヌという才能を惜しみなく披露。

この当時、大ヒットを記録したラブコメディー映画には、必ずといっていいほどキャメロン・ディアスの笑顔が輝き、一大ムーブメントを巻き起こすほど人々を熱狂させていた。

アメリカだけでなく、日本や韓国でも大ブームとなった、彼女が出演するラブコメディー映画。

親しみやすいキュートなビジュアルとラブリーさ、さらにヘルシーな魅力を持ったキャメロン・ディアスは、彼女だけが演じられるキャラクターをハリウッド映画界で構築したのだ。

もちろん、シリアスな作品にも数多く顔を覗かせているが、どちらかと言えばコメディエンヌのイメージの方が強い。

キム・セジョンはユーモアあふれる演技も完璧に演じ切った

ユーモアあふれる演技も完璧に演じ切ったキム・セジョン(画像出典:SBS)

この経歴を見ると、『社内お見合い』で、天真爛漫な一面を見せたかと思えば、苦悩する顔もしっかりと披露し、立体的なキャラクターを演じて好評を得ているキム・セジョンとかぶる。

もちろん、作品自体がユーモアをふんだんに取り入れたロマンティックコメディーであるからこそなのだが、その中でも彼女の演じるキャラクターは群を抜いた存在感を放っている。

アイドルとして活躍を見せていたキム・セジョンだけに、愛らしいビジュアルも魅力のひとつ。完璧な美人というよりは、親しみのあるキュートさがより親近感を感じさせた。

ビジュアルをはじめ、自分だけの魅力で包み込み、ユーモアを交えてキャラクターを昇華させたキム・セジョン。次世代ロコクイーンに君臨するには、完璧すぎるスペックの持ち主だ。




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