【韓流20周年企画-あの子役の今】2022年は、日韓同時開催が話題となったFIFAサッカーワールドカップから20年を迎える年となる。振り返ると日本の韓流ブームの歩みも、同じようなタイミングだったのではないだろうか。そこで今回は韓流20周年、懐かしい”あの子役”の今を追ってみたい。
大衆に愛され続ける、韓国俳優のヒョンビン。彼のように、韓国子役界で愛されているのが俳優のパク・ジビン(パク・チビン)だ。

子役出身俳優のパク・ジビン(画像出典:パク・ジビン公式Instagram)
彼は7歳でミュージカル『トミー(2001)』の子役でデビューし、その可愛さから”国民の弟”と呼ばれるほどの人気を得た。
さらに多くの愛を受けたのは、2005年に公開された映画『奇跡の夏』にて。本作で主演チャン・ハニ役を演じ、大きな印象を残した。
その後、国内外の映画祭を通じて最年少演技派俳優として認められただけでなく、ドラマ『黄金のリンゴ(2005)』や、クォン・サンウの子役で出演した映画『青春漫画~僕らの恋愛シナリオ~(2006)』に至るまで、ブラウン管とスクリーンを行き来しながら大衆の愛と信頼を得ている。
彼の代表作に、MBC『イ・サン(2007)』やMBC『善徳女王(2009)』がある。

『イ・サン(2007)』に出演したパク・ジビン(画像出典:MBCドラマ)
『イ・サン』では俳優イ・ソジンが扮したイ・サンの少年時代を、『善徳女王』ではキム・ナムギルが扮したピダムの少年期を演じた。また、2013年には日本ドラマ『家政婦のミタ』の韓国リメイク版『怪しい家政婦』にも出演していた。

愛らしいビジュアルと高い演技力で愛されていたパク・ジビン。かつては”国民の弟”と呼ばれていたことも(画像出典:パク・ジビン公式Instagram)
子役俳優として活躍を見せてきたパク・ジビンは、1995年3月生まれで、現在27歳(日本年齢)とすっかり成人になった。だが、その愛らしいビジュアルから、2021年にはJTBC『調査官ク・ギョンイ』でも子役として出演を果たし、2022年上半期に放送される予定のKBS2『赤い丹心(原題)』にも子役出演を決めたという。
顔はそのままなのに背が高くなったため「背が高くなる手術を受けたのではないか」という疑惑が持たれたこともあったそうだ。
すでに芸歴20年を超えるベテラン俳優であるパク・ジビンだが、その容姿と経歴からか、30歳を前にして悩みが多くなったという。
彼の悩みは「7歳から俳優生活をしていると、自ら足かせをはめたような気がしている」というもの。
パク・ジビンは子役として大きな成功を収めたものの、大衆の中にそのイメージが強く残ってしまった。
1つのイメージが定着してしまうと、俳優として新たなキャラクターに扮することが難しくなるものだ。彼の場合、子役として鮮烈さを与えてしまったため、可愛らしいルックスも手伝い、”子役”という枠から抜け出すのが難しくなってしまった。

これからは成人俳優として活躍が期待されている(画像出典:パク・ジビン公式Instagram)
とは言え、2015年5月に入隊、2017年2月に除隊し、兵役も無事に終えた彼は、若くは見えるものの、それでも成人男性らしい顔つきになった。
従来の体だけ育った子どものようなイメージから脱皮し、男らしいイメージに変身。その結果、地上波ドラマの悪役も手に入れたほど。
大人気子役として多くの活躍を見せたパク・ジビン。この先は成人俳優としてドラマ出演が控えている。
次回作は、2022年4月に放送予定のコミック推理劇『殺人者のショッピング目録』だ。この劇中、物語の舞台となる”MSマート”に新しく入ったニューフェース、秘密を持った人物センソン役を演じる。
また、夏に放送予定の犯罪スリラー劇、OCN『ブラインド(原題)』にも名を連ねている。
本作では、コンピュータセキュリティー担当のチョン・インソン役に扮する予定だ。このキャラクターは、温かい笑顔の後ろにハッカーレベルの実力を備えている人物。
今年だけで2作品が控えているパク・ジビン。名子役時代を経た彼が披露する、成人キャラクターはどれほど魅力的なのだろうか。早くもドラマファンからは期待が寄せられている。
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