俳優のパク・ボゴムが「2月21日に軍服務を終え、未復帰転役(除隊)をした」と、韓国メディアで報じられた。現在、韓国の軍隊は新型コロナウイルスの部隊内感染拡大防止のため、転役前の個人休暇を終えた際、部隊復帰せずに転役となっている。そのため、パク・ボゴムの転役予定が2カ月ほど前倒しとなったようだ。
俳優のパク・ボゴムが軍服務を終え「2月21日に”早期転役”した」と報じられた。
※転役=除隊

「2月21日に”早期転役”した」と報じられたパク・ボゴム(写真提供:©TOPSTAR NEWS)
一部の韓国メディアによると、パク・ボゴムは「残った個人休暇、および転役前の休暇を消化する」と部隊に申請し、2月21日付で早期転役したようだ。
現在韓国軍は、新型コロナウイルス(以下、コロナ)の部隊内感染拡大を防止するため、転役前に個人休暇を使用する際、部隊復帰せずに転役する流れとなっている。
その結果、当初4月30日に転役予定だった彼は、2カ月ほど早く軍服を脱ぐことになったのだ。
日本のメディアも、韓国メディアの報道記事を引用し「パク・ボゴムが早期除隊をした」と伝えているが、実はまだ”除隊した”わけではない。彼の除隊は、予定通り4月30日である。
ここで、韓国軍が運用している”未復帰転役”について知っておく必要がある。
未復帰転役とは、厳密にいうと”早期除隊”ではなく『除隊予定日に、休暇先で除隊が命じられる事』を意味する。
上述したように、軍営内のコロナ感染拡大を防ぐために、所属部隊には復帰しないというだけなのだ。
本来であれば、兵士の休暇期間は15日程度。大量に休暇日数が残っていても、まとめて休暇を消化する事はできず、1度復帰をせざるを得ない。
例えば、45日間の休暇日数が残っている兵士の場合、連続取得が可能な日数は最大15日間のため、全てを消化するには3回復帰する必要があるのだ。
また休暇中であっても、”軍人”という身分に変わりはない。
もし、休暇中に事件などに巻き込まれた場合、警察ではなく、軍管轄の事件として処理される。刑事責任が発生した場合は、軍事裁判に立つことになる。
現時点ではまだ”軍人”であるパク・ボゴムも、2カ月という長期休暇中は、この点に注意しなければならない。
また、原則として”労働”が禁じられている。韓国の法律”軍人の地位、及び服務に関する基本法、及び施行令”第30条には「軍人のあらゆる営利活動を禁ずる」と記されている。
そのため、営利を目的とするテレビ番組の出演やファンイベントはこれに該当し、早期転役したとしても、残念ながらパク・ボゴムの姿は4月30日までは見ることが叶わないのだ。
***
2020年、海軍軍楽・儀仗大隊文化広報兵の鍵盤パートに志願したパク・ボゴムは、事務所に内緒で実技と面接試験を受けて合格し、2020年8月31日から軍服務を開始。
(関連記事)パク・ボゴム、事務所に内緒で’海軍志願’!合格すると入隊・除隊日はいつ?
2月10日には、慶尚南道(キョンサンナムド)昌原(チャンウォン)海軍教育司令部で、第680期の訓練兵を対象に、“模範リーダー兵士軍服務成功事例教育”を担当する1日教官を務め、話題となった。
パク・ボゴム
2011年映画『ブラインド』でデビュー。
以降、映画『コインロッカーの女』(2015)、ドラマ『君を憶えてる』(2015)などに出演。
『恋のスケッチ~応答せよ1988~』(2015-2016)で天才棋士チェ・テクを演じブレイク。2016年8月より放送されたドラマ『雲が描いた月明り』で地上波初主演を果たし、爆発的人気を得る。
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