最近ベルリン国際映画祭のホームページに、ホン・サンス監督の新作『イントロダクション』に関する情報が掲載され、今作品で現在も不倫関係にある、女優のキム・ミニがプロダクションマネージャーに名を連ねていることがわかった。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
映画監督のホン・サンスと、女優のキム・ミニが、依然として不倫関係を維持しながら作品を制作している。
最近ベルリン国際映画祭のホームページに、ホン・サンス監督の新作『イントロダクション』に関する情報が掲載された。
公開された内容によると、キム・ミニは今作品の”プロダクションマネージャー”として参加。プロダクションマネージャーは、現場プロデューサー格の”制作チーム長”にあたる。
彼女はこれまで、ホン監督作品には俳優として出演してきた。2人は映画『正しい日 間違えた日(原題:今は正しくあの時は間違い/2015)』で、初めて縁を結んでから、今回の『イントロダクション』まで、計8作品の制作を共にしている。
このうち、彼女が俳優以外の分野で名を連ねたのは、今回の映画が初めてだ。
22歳差があるキム・ミニとホン監督は、6年に渡り不倫関係を続けている。破局説、不仲説などが浮上したこともあるが、全て事実ではなかった。
不倫報道後、2人は映画『夜の浜辺で一人(2016)』のメディア向け試写会で、熱愛を公式に認める。その後、海外の映画祭に揃って登場し、互いの愛情を見せつけた。特に昨年、ベルリン国際映画祭の記者会見では、カップルリングと思われる同じデザインの指輪をしており、注目を集めた。
(関連記事)韓国版’東出-唐田’ 揃って登場に「海外映画祭は不倫の温床か」
ホン監督は妻と、現在も法的な夫婦関係である。2016年11月、妻のAさんを相手取り、離婚調停を申請するも決裂し、同年12月に離婚訴訟を起こしている。
しかし昨年6月、裁判所は訴訟請求を棄却。婚姻生活の破綻に対して、主な責任を持つ配偶者による離婚請求は受け入れられないという立場だ。
訴訟棄却後、ホン監督は控訴をあきらめ、「作品演出と現在の生活に集中するため、離婚訴訟1審判決に対して控訴しないことを決めた」「婚姻生活が完全に終わったという事実に変わりはない」という釈明している。また、「社会的環境が整えば、再び裁判所の確認を受ける予定だ」とも述べた。
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