俳優ヒョンビンとのツーショットを公開した、女優パク・ミンハが注目を浴びている。共演俳優陣を”おじさん”、”おばさん”と呼ぶ彼女は、子役出身の15歳(日本年齢)。なんと彼女は、俳優界とは別の世界でも活躍を見せており、”二足のわらじ”を履く生活を送っている。

女優パク・ミンハがインスタグラムで、映画で共演した俳優陣とのツーショットを公開した。そこには「『共助2』チームの”おばさん(이모)”、”おじさん(삼촌)”たち」と書かれている。

映画で共演した俳優ヒョンビンと、女優パク・ミンハ

映画で共演した俳優ヒョンビンと、女優パク・ミンハ (画像出典:パク・ミンハ Instagram)

俳優ヒョンビンを”おじさん”と呼ぶ彼女に、世間の注目が集まったが、彼女の正体を知った人たちは、さらなる衝撃(?)を受けることに。

今回話題を集めたヒョンビンやパク・ミンハらが出演している映画『共助2』は、9月7日に韓国で公開となった。

2017年、韓国で観客動員数781万人を動員する大ヒットを収めた『コンフィデンシャル/共助(邦題/以下、共助)』の続編だ。

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ストーリーを簡単に説明すると、韓国に逃亡した北朝鮮の犯罪組織を捕らえるため、南北の刑事が組んで捜査に挑むアクション映画だ。劇中、ヒョンビンは特殊部隊の北朝鮮エリート刑事、俳優ユ・ヘジンが韓国の庶民派熱血刑事役を演じており、2人は完ぺきなコンビプレーを繰り広げる。

ユ・へジンの妻の妹役には、少女時代(SNSD)のイム・ユナ、ユ・へジンの娘役をパク・ミンハが演じている。

この豪華俳優陣を”おじさん”、”おばさん”と呼ぶパク・ミンハは、2007年生まれの15歳(日本年齢)。

まだ若い彼女から見れば、いくら有名な芸能人であっても、叔父叔母の年齢にならざるを得ないだろう。

かわいい子役時代のパク・ミンハ

かわいい子役時代のパク・ミンハ (画像出典:パク・ミンハ Instagram)

また彼女は、芸歴10年以上の子役出身でもある。2010年、3歳の頃に、父親でアナウンサー出身のパク・チャンミン氏とともにバラエティー番組に出演し、かわいい姿で人気を集めた。

その後、2011年にMBCドラマ『不屈の嫁』を皮切りに、MBC『神々の晩餐(2012)』、SBS『野王(2013)』などに出演する。子役当時の映像を見れば、思い出す方も多いのではないだろうか。

2017年の『共助』の撮影現場では、俳優陣に可愛がられ、ヒョンビンおじさんとは、なぞなぞをして楽しんでいたそうだ。

当時の写真を見ると、2人はまるで親子のようだが、5年経ち、すでに大人っぽい表情を見せる彼女とのツーショットには、”おじさん”と”姪っ子”のような雰囲気が漂っている。

2017年『共助』の共演当時は、親子のようだった2人

2017年『共助』の共演当時は、親子のようだった2人 (画像出典:パク・ミンハ Instagram)

しかし、本当に驚くべきことは彼女の成長ぶりではない。

実は彼女は、女優とはまた別の顔を持っている。なんと射撃の青少年国家代表として活躍する、現役の選手でもあるのだ。

パク・ミンハは、2019年に射撃を始めた。オリンピックやアジア大会などで射撃中継を担当した父親(元SBSアナウンサー)が「射撃が集中力を高めるのに役立つ」という話を聞き、彼女を射撃場に連れて行ったそうだ。

彼女は「(射撃について)何も知らなかったので、呼吸、姿勢、銃器などについて1つ1つ学ぶ度に、全てが新しくてもっと知りたいという好奇心を感じた」「初の大会で良い成績を収めると、”もっとうまくやれば1位になれる”という自信と欲も出てきた」と明かしている。

すでに大会で優勝経験があり、去る8月には、青少年国家代表の合宿訓練に参加した。今後の活躍が期待されている、将来有望の選手なのだ。

射撃選手としても活躍中

射撃選手としても活躍中 (画像出典:パク・ミンハ Instagram)

彼女は、毎日学校と塾の勉強を終えてから、2時間の射撃訓練を行っている。それとともに、映画やドラマ出演のオファーも受けている。

夜遅くまで撮影をこなし、翌日午前中の試合に出場したこともあるという。しかし彼女は「忙しく生きるのが好きで、それほど大変だとは感じない」という。

そして「射撃と演技の両方が好きで、どちらか1つは選べない」と話す彼女は、今後も選手と女優活動を並行して行う予定だ。

射撃で培った高い集中力は、演技する時、瞬間的に配役に没頭して感情を抑えるのに役立ち、多くの俳優とスタッフの前で演技する経験が、大きな射撃大会に出ても緊張しないという心の活力にもなっているそうだ。

そんな彼女は、俳優のロールモデルにはイ・ビョンホン、射撃のロールモデルには、五輪4冠のチン・ジョンオ選手を挙げている。

「イ・ビョンホンさんのように演じる役ごとに違うイメージを見せる俳優、チン・ジョンオ選手のようにロングランしながら、良い成績を収める射撃選手になりたい」と話す。

そして、将来は青少年国家代表を経て、五輪出場の夢も抱いている。

パク・ミンハは「海外で警察や軍人が射撃選手としてオリンピックに出た、という話は聞いたことがあるが、まだ女優はいないようだ。私がその”初の”選手になりたい。今のように楽しみながら努力すれば、2024年のパリオリンピックも出場可能ではないだろうか」と意気込みを語っている。

女優と射撃選手、2つのステージで勝負する彼女の今後の活躍が楽しみだ。

(構成:酒井知亜)




ヒョンビン

韓国の人気俳優ヒョンビン(ハングル 현빈)。1982年9月25日生まれ。

2003年にKBSのテレビドラマ『ボディガード』(2003)でデビュー。

2005年にMBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』(2005)で大ブレイク。韓流スターとして、韓国や日本、中国をはじめアジア全域で人気を博している。

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