韓国で4年ぶりの演技活動を再開する俳優チャン・グンソクの、心温まるニュースが届いた。彼は、長年積極的に行ってきた後援活動が認められ、表彰を受けたという。チャン・グンソクの善行は、良い連鎖を生み出し、彼の思いに賛同するファンが増えている。
俳優チャン・グンソクが長年積極的に行ってきた、寄付やボランティアなどの後援活動が認められ、表彰を受けた。
また、善行を続けてきたチャン・グンソクの思いに賛同するファンも、これまでに多くの後援活動を行っている。
”アジアのプリンス”と呼ばれているチャン・グンソク。
彼が世界的な人気を得たのは、2009年に放送されたドラマ『美男ですね』がきっかけ。本作は、日本でも驚異的な大ヒットを記録した。
そんな彼が、去る6月、約4年半ぶりとなる来日を果たし、ファンミーティングを開催。日本ファンとの再会を喜んだ。
8月31日には、ニューシングル『Beautiful』がリリースされ、日本では歌手としても活躍を見せている。
また最近、日本のバラエティー番組にも出演し、流ちょうな日本語で、昔と変わらぬ親しみやすい姿を披露した。
韓国では、2018年にSBSドラマ『スイッチ~君と世界を変える~』に出演後、社会服務要員として2年間の代替服務をし、2020年5月に招集解除した。
そしてついに韓国で、4年ぶりの演技活動を再開することが伝えられた。OTTドラマ『犯罪の年代記』に出演が決定し、今は復帰を控えている状況だ。
今後の活躍がますます楽しみなチャン・グンソクだが、そんな彼の素敵なニュースが届いた。
国際救護開発NGOワールド・ビジョンによると、9月5日、ソウル特別市社会福祉協議会が開催した、第23回社会福祉の日記念『2022ソウル社会福祉大会』で、チャン・グンソクが”ソウル特別市長賞”を受賞したという。
ソウル特別市長賞とは、隣人愛という分かち合いを実践し、社会の手本となる後援者やボランティア、福祉施設従事者や団体に与えられる賞だ。
2009年からワールドビジョンと縁を結び、積極的な寄付活動を続けてきたチャン・グンソクは、”高額後援者”としての功績が認められ、受賞した。
チャン・グンソクは、今回の受賞にあたり「2009年、5人の児童を後援したことを皮切りに、いつの間にか100人の子どもと縁を結ぶようになった」とし、「子どもたちを考える一人の人間として、社会的責任を全うし、より健康な社会を作っていくために努力する」と伝えている。
これに対し、ワールド・ビジョンの会長は「約13年間、助けが必要な子どもたちのために、たゆまぬ関心と善良な影響力を与えてくれたチャン・グンソクさんに、心より感謝申し上げる」とし、「分かち合い文化の拡散に寄与してくれただけに、多くの子どもたちに愛がうまく伝えられるよう努力する」と明かした。
今回の受賞を機に、チャン・グンソクがこれまで多くの後援活動を行ってきたことが明るみになったが、実は、彼のファンも彼の思いに賛同し、同様の活動を行っている。
2021年には、チャン・グンソクと彼の公式ファンクラブ「CriJ」が、寄付金1億7500万ウォンを社会団体に寄付している。
寄付金は、福祉施設の維持管理費や、捨て犬の飼料支援金、病気や障害を抱える子どもたちの手術費用やリハビリ支援金などにあてられた。
実は、この寄付金は『第9回チャン・グンソク誕生日記念分かち合い写真展』で1千万ウォンを寄付したチャン・グンソクと、彼と志をともにするファンの募金を通じて用意されたという。
しかも、この写真展自体、ファンが自発的に毎年開催しているイベントだというから驚きだ。
所属事務所の関係者は「CriJにはいつも感謝している。チャン・グンソクも、CriJと共に意味深い善行を実践することができ、誇らしく思っている。今後も助けが必要なところに、意味のある分かち合いを続けていく」と話している。
また、過去には日本のファンも彼の思いに賛同する姿勢を見せている。それは2011年に開催されたアリーナツアーでのことだ。
チャン・グンソクは、これまでコンサート会場に、ファンからのプレゼントを受け付ける箱を置いていたが、それをやめ、代わりに募金箱を設置したそうだ。
すると、多くの日本ファンが賛同。なんと約1億8000万ウォン(約1800万円)もの募金が集まったという。
その募金は、宮城県と福島県、岩手県など、震災と津波で被害を受けた地域の子どもたちへ寄付された。
このように、チャン・グンソクと彼のファンは、たゆまぬ寄付とボランティア活動で、善良な影響力を社会の随所に伝えている。
チャン・グンソクの”分かち合い”の心と善行活動が良い連鎖を生み、それがファンへと広がっている。
(構成:酒井知亜)
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