本日、韓国にて公開を迎えた、映画『共助2:インターナショナル』。そこで注目されているのが、ヒョンビンとダニエル・ヘニーの約17年ぶりの共演だ。2人は、2005年にドラマ『私の名前はキム・サムスン』で顔を合わせたことがある。十数年の時を越えて再びタッグを組んだ彼ら。ダニエル・ヘニーは当時をこう振り返っている。

本日(9月7日)、韓国にて公開を迎えた、ヒョンビン主演映画『共助2:インターナショナル(以下、共助2)』。満を持しての公開に、ヒョンビンのファンはもちろん、”共助”ファンからも期待の声が寄せられている。

映画『共助2:インターナショナル』は韓国にて本日公開

韓国にて本日公開! 映画『共助2:インターナショナル』(画像出典:movie.naver)

この作品は、2017年に累積観客数781万人を動員した映画『コンフィデンシャル / 共助』の続編。

グローバル犯罪組織を捕まえるために再会した、北朝鮮の刑事リム・チョルリョン(ヒョンビン扮)と韓国の刑事カン・ジンテ(ユ・ヘジン扮)、さらに、米FBI所属のジャック(ダニエル・ヘニー扮)まで、それぞれの目的でタッグを組んだ米韓朝の予測不可能なグローバル協力捜査を描く。

そこで注目されているのが、ヒョンビンとダニエル・ヘニーの約17年ぶりの共演だ。2人は、2005年に放映されたMBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』で、一度顔を合わせたことがある。

ヒョンビンとダニエル・ヘニーはドラマ『私の名前はキム・サムスン』で共演していた

ドラマ『私の名前はキム・サムスン』で共演していた、ヒョンビンとダニエル・ヘニー(画像出典:옛드 : 옛날 드라마 [드라맛집])


『私の名前はキム・サムスン』は、ヒョンビンとキム・ソナの主演で話題を呼び、韓国ドラマ史に残る大ヒットとなった韓流ラブコメディー。

この劇中、ヒョンビンはツンデレで生意気な青年実業家ヒョン・ジノン役を熱演。ダニエル・ヘニーはヒョン・ジノンの元カノ、ユ・ ヒジン(チョン・リョウォン)に想いを寄せるヘンリー・キム役に扮し、”恋のライバル”として登場した。

そんな2人が17年の時を経て『共助2』で再会。ダニエル・ヘニーはインタビューを通じて、ヒョンビンへの惜しみない愛を語り、当時をこう回想している。

モデルから俳優へ転身したダニエル・ヘニーは、映画『マイ・ファーザー』では演技賞を受賞

俳優のダニエル・ヘニー。モデルから俳優へ転身した彼は、映画『マイ・ファーザー』で演技賞を受賞!(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

本作で再びヒョンビンと会うことができ、喜びを語っていたダニエル・ヘニー。ヒョンビンとは『私の名前はキム・サムスン』以後、17年間ずっと連絡を取り合っていたという。

彼は「たまにゴルフをしたり、メールもしています。すっと友情を築いているのがとても良い」とし、「ヒョンビンは立派な俳優であり、立派な人です」と絶賛。

長年の友人であるヒョンビンと、次に共演したい作品については、「ヒョンビンが出演する作品なら、どんな役でもできる。彼は本当に立派な人で、一緒に作業できるのが光栄です」とし「コメディーを一緒にやってもいいと思います」と答え、ヒョンビンへの深い愛を誇示していた。

続いて「戦い合うのではなく、他の方法で共演したい。ヒョンビンが大好きなので、何でも一緒にしてみたい。アメリカに来てとずっと誘っているのですが、それはよく分かりません」と笑い、ここでも愛情たっぷりに語り、2人の親交の深さを伺わせていた。

これ共に、ダニエル・ヘニーは『私の名前はキム・サムスン』のエピソードも語っている。

17年前と現在で変わった点について「人は変わらないが、年を取って韓国語が上手くなった」とし「演技も、少し上達したのではないかと思います」と、自身を冷静に分析。

それと共に「今、『私の名前はキム・サムスン』の演技を見ると、恥ずかしくて逃げ出したくなる」との告白も。

彼は現在、韓国と米国ハリウッドで活躍する実力派俳優だが、元々は世界各地のファッションショーで活躍していたモデルだった。その後、『私の名前はキム・サムスン』を通じて役者としての活動を始めている。

つまり、このドラマは彼にとって、俳優としての第1歩となった作品。そのこともあってか、演技に対して自身が納得できるような仕上がりにはなっていなかったようだ。

また、「当時は午前4時、5時までお酒を飲んでいても翌日の撮影はできたが、今は無理。ビール1、2杯だけ飲んで『もう帰ります』と言っている」というエピソードも打ち明け、笑いを誘っていた。

ヒョンビンとは2作目の共演でありながら、抜群の演技相性を誇ったダニエル・ヘニー。そんな彼らの姿に、早くも次回の共演作が観たくなるファンも続出するだろう。今度は、彼が語った”コメディー映画”での共演になるのだろうか、その日がくることを楽しみに待ちたい。

(構成:星野沙)




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