世界中で人気を集めているNetflix(ネットフリックス)シリーズ『イカゲーム』。このドラマの演出と脚本を担当した、ファン・ドンヒョク監督が10月15日、アメリカABCニュース番組『Good Morning America(グッドモーニングアメリカ)』に出演し、耳目を集めた。 (記事・記事提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

Netflix(ネットフリックス)シリーズ『イカゲーム』を手掛けたファン・ドンヒョク監督が、アメリカの視聴者に「ぜひ字幕でご観賞ください」とメッセージを伝えた。

『イカゲーム』のファン・ドンヒョク監督

ファン・ドンヒョク監督(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS、画像出典:YouTube GMAキャプチャー)

10月15日、ファン・ドンヒョク監督は、アメリカABCニュース番組『Good Morning America(グッド・モーニング・アメリカ)』に出演。

彼は「人物の構成は、エリートのサンウやミドルクラスでブルーカラーだったギフン、出稼ぎ労働者のアリやセビョク、高齢者を代表するイルナム‥」と、『イカゲーム』のキャラクター構成について説明する。

そして「韓国的な特性のように見えますが、実はどの国でもあり得るマイノリティーや人的構成なんです」と、ドラマ人気の秘訣を明かした。

さらに“ムクゲの花が咲きました(だるまさんが転んだ)”の撮影が最も大変だったと言い「一番難しくて怖い撮影でした。456人が、まるでアイドルがダンスを踊るように同時に声を合わせて、一糸乱れず動いたり止まったりすることで、視聴者にものすごい混乱を与えたかったんです」と、エピソードに言及。

これまで、韓国語で質問に答えていたファン監督は「『イカゲーム』を字幕で観る方が良い? それとも英語吹き替えで観る方が良い?」という質問には、「字幕でご観賞ください」と英語で返答。「俳優の本物のパフォーマンス、本物の演技を見なければ、何も見ていないことになります。それは『イカゲーム』の面白さを、ほぼ全部見逃したことになります」と付け加えた。

ファン監督が演出と脚本を担当した『イカゲーム』は、9月17日よりNetflixで単独公開され、その後アメリカをはじめとする、世界の1億1100万のアカウントが視聴し、Netflixで最も成功したシリーズとなった。


『Good Morning America』に出演したファン・ドンヒョク監督(動画出典:YouTube Good Morning America)
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