俳優や女優は人気になればなるほど、さまざまな映画やドラマのオファーが舞い込んでくる。その中から、自分が希望する作品を選んだとしても、それがヒット作になるかどうかはわからない。逆にスケジュールの都合で断った作品がヒットする場合もあるのだ。

ドラマ『愛の不時着』をはじめ、『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』、『夏の香り』、『個人の趣向』、映画『私の頭の中の消しゴム』、『パイレーツ』『ザ・タワー 超高層ビル大火災』など、デビューから現在まで数々の”ヒット作”に出演してきた人気女優、ソン・イェジン。

そんな彼女が、惜しくも”ヒット作”を逃してしまったことがあるという。

今回は、2015年に放送されたtvNバラエティー番組『名簿公開2015』キャスティング秘話編で公開された、ソン・イェジンが逃したヒット作4つを紹介する。

ソン・イェジン

ソン・イェジン(画像出典:ソン・イェジンFaceBook)

ドラマ『IRIS-アイリス-』(2009)

韓国で視聴率30%超えを記録した『IRIS-アイリス-』は、約6年ぶりのドラマ出演となったイ・ビョンホンが主演したスパイアクションドラマ。

『IRIS-アイリス-』

『IRIS-アイリス-』(画像出典:namu.wiki)

キム・テヒが演じたヒロイン、チェ・スンヒ役をオファーされていたが、断った。

一方、ソン・イェジンが『IRIS-アイリス-』の代わりに選んだ映画『白夜行 -白い闇の中を歩く-』(2009)は、残念ながら興行成績は振るわなかった。

ドラマ『トキメキ✩成均館スキャンダル』(2010)

男装女子が主人公の時代劇ラブストーリー作品。

『トキメキ✩成均館スキャンダル』

『トキメキ✩成均館スキャンダル』(画像出典:namu.wiki)

オファーを受けた当時、映画『恋は命がけ』(2011)とドラマ『個人の趣向』(2010)の撮影で忙しく、オファーを断ることになった。

その結果、このドラマで主演を演じたパク・ミニョンは新人賞、ベストカップル賞、優秀演技賞の3冠王を達成し、広告界の有望株にまで浮上した。

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ドラマ『会いたい』(2012)

パク・ユチョンとユン・ウネ主演の切ないラブストーリー作品。

『会いたい』

『会いたい』(画像出典:MBC)

ユン・ウネが演じた主人公は、元々ソン・イェジンにオファーがあったが断った。ユン・ウネはこのドラマで今年の韓流スター賞などを受賞。

ユン・ウネの子役をキム・ソヒョンが演じたが、当時キム・ソヒョンは”リトル ソン・イェジン”と呼ばれていた。もしかするとこれがソン・イェジンにオファーをした理由の1つかもしれない。

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ソン・イェジンはこの時期、映画『殺人の疑惑』(2013)の撮影と、映画『ザ・タワー 超高層ビル大火災』(2012)関連のスケジュールが忙しかったようだ。

ドラマ『私の人生の春の日』(2014)

カム・ウソンと少女時代(SNSD)スヨンが主演したヒューマンラブストーリー作品。

『私の人生の春の日』

『私の人生の春の日』(写真提供:©スポーツ韓国)

ソン・イェジンは主演を断ったが、男性主人公がカム・ウソンだったため、もしオファーを受けていれば『恋愛時代』(2006)以降2度目の共演だった。

このドラマのキーワード”心臓移植”という点が、以前ソン・イェジンが出演したドラマ『夏の香り』(2003)と同じだったが、もしかするとこれもオファーを断った理由の1つかもしれない。

最終的に主演を任されたスヨンが、カム・ウソンと息の合ったいい演技を見せ、ドラマを盛り上げた。








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