tvN(Netflix)『ヴィンチェンツォ』の熱演で、止まない称賛を浴びている俳優のソン・ジュンギ。しかし、その一年前は不運続きであった。ネガティブなイメージが拭えないなか、約2年ぶりに出演となったドラマで彼は、トップスターの座に返り咲きしている。

1カ月前に最終回を迎えたものの、いまだ根強い人気を見せるtvN(Netflix)『ヴィンチェンツォ』。

主演のソン・ジュンギは、この作品で華麗なるカムバックを遂げた。
熱演を見せ、良質な作品を世に送り出したソン・ジュンギ。彼の顔には、昨年まで見せていた陰のあるような表情は一切見られず、優しげながらも自信にあふれた力強さだけが表れている。

ソン・ジュンギはトップスターの座に返り咲いた

トップスターの座に返り咲いた、ソン・ジュンギ(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:HISTORY D&C)

昨年はソン・ジュンギにとって、まさに厄年とも言える一年だった。彼にまつわるニュースは概ね、”不運”というフレーズが付きまとっていたからだ。

コロナとデマに泣かされたソン・ジュンギ

彼を悩ませたのは、新型コロナウイルス感染症による影響。

ソン・ジュンギは2020年、南米・コロンビアで映画『ボゴタ』の撮影中、新型コロナウイルスの感染拡大によるスケジュールの中断や、『君と私の季節』の降板、ドラマ『アスダル年代記2』の制作延期、YoutubeやSNSで拡散された「ソン・ジュンギの新しい恋人は、有名法務法人の女性弁護士」と、根も葉もない交際説が出るなど、不運が続き厳しい1年を送っていた。

3年ぶりのスクリーン復帰作である映画『スペース・スウィーパーズ(原題:勝利号)』の公開も、2020年の夏から秋、そして冬へと再三の延期となってしまい、ようやくNetflixでの公開が確定し日の目を見た。

まさに泣きっ面に蜂といった年を過ごしたソン・ジュンギであるが、映画『スペース・スウィーパーズ』の大ヒットを皮切りに、約2年ぶりに復帰したドラマ『ヴィンチェンツォ』で華麗なるカムバックを遂げている。

両作品ともに圧倒的なカリスマ性と演技力を見せつけたソン・ジュンギは、本業である”俳優”でトップスターの座に返り咲いたのだ。

日韓の視聴者を魅了した、ドラマ『ヴィンチェンツォ』

ドラマ『ヴィンチェンツォ』は日韓の視聴者を魅了(画像出典:tvN)

華々しい勢いは留まるところを知らず、新作オファーの話題も報じられている。

ソン・ジュンギ、高まる新作への期待

ソン・ジュンギに届けられたオファーは、JTBC『財閥家の末息子(原題)』の男性主人公役。

『財閥家の末息子』は、同名の人気ウェブ小説を原作としたドラマである。10年以上、忠誠を尽くしてきた財閥トップの一家から、資金横領の濡れ衣を着せられて殺害された主人公が、自分を殺した財閥家の末っ子の息子として生まれ変わり、財閥家を丸ごと手に入れるため、着実に成長して復讐する話を描く。

現在はまだ提案を受けた段階で出演は検討中とのことだが、もし、ソン・ジュンギが本作の出演を引き受けた場合、『ヴィンチェンツォ』で演じたヴィンチェンツォ・カサノと同じく、復讐者となる。

また、『ヴィンチェンツォ』では、ホン・チャヨン(チョン・ヨビン)と淡いロマンスを展開したが、『財閥家の末息子』にロマンス要素はないと言われているだけに、連続してダークイメージで硬派な役どころとなりそうだ。

2020年には様々な不運を体験し、そのイメージまでも下げてしまったソン・ジュンギだったが、『ヴィンチェンツォ』で俳優としての底力を見せつけ、作品を成功に収めた。そしてその成功により、まさに”一発逆転”と言わんばかりに人気スターへと復活を遂げている。

天職であり、幸運のカギとなった”俳優という仕事で、今度はどのような世界を見せてくれるのだろうか。期待せずにはいられない。




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