日本で愛されているK-POPやドラマなどの韓国カルチャー。ではその反対に、韓国では日本の楽曲はどのように見られているのだろうか。調べてみると、日本で愛された楽曲の数々は、韓国ではリメイク版となって愛されていた。特にドラマ主題歌に起用されることから、「俳優たちを思い出させる曲」として人々の脳裏に焼き付いているよう。

日本だけでなく、いまや世界各国で楽しまれ、そして愛されているK-POPやドラマなどの韓国カルチャー。
逆に、世界中を楽しませている韓流コンテンツを輩出する本国・韓国では、日本のカルチャーはどのように見られているのだろうか。

実は日本の楽曲、J-popやJ-Rockは、韓国でもウケが良く、特にドラマの主題歌や挿入歌に使用されている。

いずれも韓国リメイクされたものが劇中を彩っており、ドラマの放送を終えた現在でも”懐かしの名曲”として多く愛されているようだ。
その中でも、特に人気の高かった楽曲を見ていこう。

中島美嘉 『雪の華』

特に有名なのが、俳優ソ・ジソブを一躍トップスターにさせたKBS『ごめん、愛してる(2004)』の劇中で流れた、中島美嘉 の『雪の華』。

ソ・ジソプ

ソ・ジソブをトップスターへと飛躍させた、ドラマ『ごめん、愛してる』(画像出典:KBS)

日本でも大ヒットし、冬の定番ソングとして愛されているこの曲。韓国では、パク・ヒョシンが韓国語詞で歌っており、現在でも多くの歌手がリメイクしたり好んで歌う楽曲だそうだ。

劇中、ソ・ジソブ扮するチャ・ムヒョクが登場するシーンには必ず流れていたことから、イントロ部分を聴くとソ・ジソブの顔が浮かぶといったドラマファンが多いそう。


パク・ヒョシン『雪の華』

TUBE『ガラスのメモリーズ』

40%を超える視聴率を記録した大ヒットドラマ、SBS『ピアノ(2001)』の主題歌として流れていたのは、男性デュオのCANが歌う『我が人生の春の日は』という楽曲。この原曲は、日本のバンド、TUBEの15枚目のシングル『ガラスのメモリーズ』を韓国リメイクしたもの。
韓国語詞には「卑怯だ、悪口を言わないでください」というフレーズが登場しており、誰かが「卑怯だ」と歌えば、「悪口を言わないでください」と歌い返されるほど、当時は爆発的な人気を得ていた。

チョ・インソン

SBSドラマ『ピアノ』に出演したチョ・インソン(画像出典:SBS)

この曲が流れると思い出されるのが、俳優のチョ・インソンだ。
当時、まだ新人俳優であった彼は、ドラマ『ピアノ』への出演を機に、テレビドラマとスクリーンを牛耳るスーパースターとして飛躍を遂げている。


2004年 TUBE 韓国公演でCANと共演

CHAGE and ASKA『LOVE SONG』

2002年に放送された、SBS『明朗少女成功記』のオープニングに流れていたのが、チョ・ジャンヒョクの歌う『LOVE SONG』。
この原曲はCHAGE and ASKAが歌う同名タイトルで、日本でも大ヒットし、CMにも起用された人気曲だ。

女優のチャン・ナラと俳優のチャン・ヒョク

チャン・ナラとチャン・ヒョクが主演を務めた『明朗少女成功記』(画像出典:SBS)

韓国語詞の『LOVE SONG』が流れると思い浮かぶのは、女優のチャン・ナラと俳優のチャン・ヒョク。

『明朗少女成功記』は2人がスターになるキッカケのドラマで、特にチャン・ナラはこれ以後、アルバムもドラマも全て大ヒットし、CMも約18本も撮るほど大成功を収めている。


チョ・ジャンヒョク『Love Song』

***

韓国でも数々の日本の楽曲がカバーされており、特にドラマのOSTとして人気を博している。
このほかにも、尾崎豊『I LOVE YOU』や、小柳ゆき『あなたのキスを数えましょう ~ You were mine ~』、平井堅『瞳をとじて』など、日本でも高い人気を得た曲が多い。

日本でK-POPが愛されるように、韓国でも日本のメロディーが多く愛されているようだ。










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