韓流トップスターとして、現在進行形で活躍を続けている人気俳優パク・ソジュンとキム・スヒョン。あまり共通点のなさそうな2人だが、実はこの2人には深い関係があった。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
現在、第一線で活躍している俳優やアイドルたちの芸能界に進むきっかけは、養成学校に通ったり、オーディションを受けて合格したり、スカウトされたりなど、千差万別だ。
今回、韓国の大手ポータルサイト『Daum(ダウム)』が運営する”1boon”で紹介されていた、ある俳優のデビューのきっかけとなった興味深いエピソードを1つ紹介する。
芸能人が民宿スタッフとなり、客をもてなすtvNリアルバラエティー『ユンステイ』にレギュラー出演し、演技以外の魅力も惜しまず披露している俳優パク・ソジュン。この番組をきっかけに、”グローバル・プリンス”として海外での人気にも再び火がついた。
2013年、MBC『金よ出て来い✩コンコン』で注目を集めはじめ、tvN『魔女の恋愛(2014)』、MBC『キルミー・ヒールミー(2015)』、MBC『彼女はキレイだった(2015)』、KBS2『花郎<ファラン>(2016)』、KBS2『サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜(2017)』など、俳優として着実にキャリアを積み上げていったパク・ソジュン。
そして、tvN『キム秘書はいったい、なぜ?(2018)』のイ・ヨンジュン役で見事ブレイク。さらに昨年、動画配信サイトNetflix(ネットフリックス)で配信された『梨泰院クラス』の世界的大ヒットで、代替不可能な韓流スターとして地位を確立することに成功。
今年は映画『ドリーム』、そして来年は映画『コンクリートユートピア』の公開が控えている状況だ。
そんなパク・ソジュンのドラマデビュー作は、KBS2『ドリームハイ2(2012)』だったが、実はこのドラマシリーズの前作『ドリームハイ』に主演した俳優キム・スヒョンと、パク・ソジュンには深い関わりがあるのだ。
(関連記事)‘梨泰院クラス’ パク・ソジュンの実体験を基に語ったK-POPアイドルの苦労
パク・ソジュンは大学時代、兵役除隊後に俳優としてのチャンスを探していたが、そんなときに最初の所属事務所となったキーイーストを紹介してくれたのが、キム・スヒョンだった。
当時、友人の友人の知り合いという関係だったパク・ソジュンとキム・スヒョン。2人はそれほど親しい間柄ではなかったそうだが、キム・スヒョンが自分の所属事務所キーイーストにパク・ソジュンを紹介したことがきっかけで、同じ事務所の仲間になった。
実はこの特別な縁について、2014年にパク・ソジュンがtvN車中トークショー番組『TAXI』に出演した際に語ったことがあり、話題を集めていた。
当時すでに俳優としてブレイクの兆しが見えていたキム・スヒョンは、人を見る目も持っていたようだ。キム・スヒョンから見初められたパク・ソジュンは、前述したとおり俳優として一気にスターの道を駆け上がった。
また、パク・ソジュンの俳優としての潜在能力に加え、その人柄も見抜いていたキム・スヒョン自身も、視聴率40%越えした大ヒットドラマMBC『太陽を抱く月(2012)』に主演し、大ブレイク。
翌13年、SBS『星から来たあなた』も続けてヒットし、韓国のみならず、中国をはじめアジア圏でも絶大な人気を誇る俳優に成長し、その後もtvN『サイコだけど大丈夫』など人気ドラマに主演。先日、次回作となる新ドラマ『あの日の夜』の出演料が5億ウォンを超えると報道され話題を呼んだ。
(関連記事)キム・スヒョンの出演料が1話当たり5億!? 思わず二度見する金額の記録更新
韓国俳優を代表する、引く手あまたの人気を誇るトップスターとして、ドラマや映画、CF、バラエティーなどで大活躍中の2人。現在は別々の事務所に所属しているが、今後の2人の関係にも注目が集まる。
パク・ソジュン
韓国の人気俳優パク・ソジュン。本名はパク・ヨンギュ。1988年12月16日生まれ。
2011年、B.A.P出身バン・ヨングクの楽曲『I Remember』のMVでデビュー。
初出演ドラマは『ドリームハイ2』(2012)。
以降、ドラマ『魔女の恋愛』(2014)、『キルミーヒールミー』(2015)、『花郎<ファラン>』などに出演、”主演俳優”としての地位を固めた。
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