最近、EXOのD.O.やイム・シワンなど、演技もできるアイドル=”演技ドル”が増えているが、逆に俳優がアイドルに挑戦することはなかなかない。実は過去、”アイドル”に果敢に挑戦した俳優がいるという。その人物とは一体・・
俳優とアイドルは、ファンを楽しませるという共通点があるものの、全く別の職業だ。しかし最近は、アイドルが演技に挑戦することは珍しくなくなったが、逆に俳優がアイドルに挑戦するということは、なかなかない。そんなアイドルに果敢に挑戦した俳優がいる。
ドラマ『梨泰院クラス』(2020)のヒットで、日本でも再び人気に火が付いたパク・ソジュン。現在は2021年公開予定の映画『ドリーム』の撮影で忙しい日々を送っている。
![俳優 パク・ソジュン](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2020/07/psjkimi0708-1.jpg)
ドラマ『梨泰院クラス』でパク・セロイ役を演じたパク・ソジュン(画像出典:JTBC)
そんなパク・ソジュンは、2012年に放送されたドラマ『ドリームハイ2』で本格的に俳優活動を開始。そのドラマでの役柄が、男性2人組アイドルグループ『I:dn(イドゥン)』のボーカル、シウ役だった。そしてもう1人のメンバーを演じたのは、現役アイドルグループGOT7のメンバー、JB。現役アイドルと一緒にアイドルを演じるのは、かなりのプレッシャーだったに違いない。
![ドラマ『ドリームハイ2』でアイドル役を演じたパク・ソジュン](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2020/07/psjkimi0708-2-1024x583.jpg)
パク・ソジュンは過去、ドラマ『ドリームハイ2』でアイドル役を演じていた!(画像出典:YouTube eNEWS24動画キャプチャー)
また2013年には、アイドルグループZE:Aのパク・ヒョンシクとともに出演した番組で、「パク・ヒョンシクはステージで1曲を歌い終えるのが30秒程度に感じるらしいが、自分はたった1小節の歌詞を忘れ、その時間はまるで1日のように感じた」と語っていた。
それもそのはず、『ドリームハイ2』では、ベースやドラムのリズム隊が奏でる生音で歌い、踊る必要があったのだ。パク・ソジュンはあくまでも俳優。ステージの上で歌を歌うだけでも不慣れで大変なのに、バンドスタイルでダンスを踊りながら歌うのは、それだけでかなり神経と労力を使っただろう。
3-4分という短い時間で、最高のステージを披露するためには、過酷な準備期間が必要だと身をもって知ったパク・ソジュンは、カメラの前で終始感心した表情を見せていた。
歌って踊るパク・ソジュンの貴重な映像!(動画出典:Dedicated Diadem)
しかし彼は、自身の出演ドラマ『魔女の恋愛』(2014)や『キルミー・ヒールミー』(2015) 、『花郎-ファラン-』(2016)で挿入歌も担うほど、歌が上手いことで有名だ。ファンミーティングでも生歌を披露しているので、今後も聴く機会があるかもしれない。
![『花郎』のOSTを歌ったパク・ソジュン](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2020/07/psjkimi0708-5-1024x575.jpg)
『花郎』のOST『서로의 눈물이 되어』を歌った(画像出典:YouTube 키이스트 keyeastofficial動画キャプチャー)
余談だが、今や大の仲良しとなったパク・ヒョンシクに対して、放送中にお世辞(?)を言うシーンも目を引く。
![パク・ションシクをべた褒めするパク・ソジュン](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2020/07/psjkimi0708-4-1024x593.jpg)
パク・ヒョンシク(左)をべた褒め(?)するパク・ソジュン(右)(画像出典:YouTube eNEWS24動画キャプチャー)
パク・ソジュンの友人に作曲家がおり、その友人に連れられてアイドルやアーティストのステージを観る機会がよくあったらしいが、ZE:Aのメンバーとしてステージでパフォーマンスをしていたパク・ヒョンシクを見た時「ZE:Aの宝物」、「貴公子のようなビジュアル」だったと絶賛。パク・ヒョンシクとの初対面では親和力が炸裂したという。互いの本業へのリスペクトやプロ意識の高さを確認した2人が、同番組を通じて仲良しになったのではと、勝手に推測してみる。
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