- 韓国ドラマといえば、ロマンスものが不動の人気を誇っている。
- しかしたまには、異なるジャンルの作品を観たくなることもあるだろう。
- 本記事では、BSとCSで今後放送予定のドラマで、ラブストーリーがメインではないジャンルの作品を5つ紹介する。
韓国ドラマの代表格といえばロマンスもの、多くの人に愛されている。
しかし中には「少し飽きてしまった」や、「違うジャンルのものも観てみたい」、「ちょっと休みたい」などと感じている韓ドラファンもいるのではないだろうか。
そこで本記事では、ラブストーリーをメインにしていないのにロマンスものを凌駕するほど魅力のある”その他ジャンル”の作品に着目。
王道から外れて新境地を開拓したい人におすすめのドラマを5つ紹介する。
メロドラマがラインナップのほとんどを占めることの多いBSとCSで、珍しく恋愛がメインテーマになっていない今後放送予定のものをピックアップした。
チェックメイト!~正義の番人~ (2019)
不正を許さない体育教師だったが、現在は事なかれ主義を信念にしている公務員6年目のチョ・ジンガプ。労働監督官として働く彼が、ある出来事をきかっけにかつての情熱を取り戻し巨悪な不正を暴くために立ち上がるアクションコメディーだ。
キム・ドンウクが熱血漢のチョ・ジンガプに扮し、理不尽なパワハラを受ける人たちを守り、ブラック企業を成敗するストーリーは爽快感抜群。
労働基準法という少々重みがありそこまで馴染みのない題材を取り上げながらも、コミカルなタッチで描かれておりヒーローものとして楽しむことができる作品だ。
●テレビ局:BS朝日
●放送開始日:8月18日
●放送日時:毎週月~金/8:30~10:00
●話数:全14話
チェックメイト!~正義の番人~(動画出典:NBCユニバーサル アジア)
軍検事ドーベルマン (2022)
お金のために軍検事になったト・べマン(アン・ボヒョン扮)と、復讐のために軍検事になったチャ・ウイン(チョ・ボア扮)が共通の敵を倒すために手を取り腐敗した軍隊を成敗、不正義を正していく韓国初となる軍法廷アクションドラマ。
無駄なシーンのないスピーディーなストーリー展開とスタイリッシュな演出が光る1作。ブラックコメディーからアクション、復讐、恋愛、法廷ものまであらゆる要素が少しずつ詰め込まれ、複数ジャンルの作品を一気に観たかのような満足感を味わえる。
アン・ボヒョンの軍服姿に、見とれた人も多かった作品だ。
●テレビ局:wowow
●放送開始日:8月29日
●放送日時:毎週火/1:00~、2:10~、3:15~、4:25~
(※日により多少時間が前後するため、詳しくはwowwowサイトをご参照ください)
●話数:全16話
軍検事ドーベルマン(動画出典:衛星劇場)
魔女は生きている~妻たちの復讐~ (2022)
不惑の歳と言われる40歳を迎え、それぞれ殺してしまいたい相手ができた3人の女性を描いたブラックコメディー。
夫に不倫された挙句離婚を懇願された専業主婦のマリ(イ・ユリ扮)、姑から恐ろしい提案を受けたヒス(イ・ミニョン扮)、死んだ夫の死亡保険金を死守するため、ある人を殺害しなければならないジナ(ユン・ソイ扮)が5年ぶりに再会し、復讐を企てる物語だ。
ドロドロとした愛憎劇が繰り広げられるが、時折顔を見せるコメディー要素によって重たくなりすぎず、手に汗握るシーンがあれば笑いもあり、スカッとするような復讐劇も見どころとなっている。
●テレビ局:ホームドラマチャンネル
●放送開始日:8月14日
●放送日時:毎週月/14:00~
●話数:全12話
魔女は生きている~妻たちの復讐~(動画出典:衛星劇場)
ザ・プロファイラー~見た通りに話せ~ (2020)
全てを失った天才プロファイラー、オ・ヒョンジェ(チャン・ヒョク扮)と、一度見たものをそのまま記憶することのできる能力を持った新米刑事チャ・スヨン(チェ・スヨン扮/SNSD)が、死んだと思っていた連続殺人犯を、五感を駆使して追うサスペンススリラー。
チャン・ヒョクの凄みのある演技が、緊迫感と臨場感あふれるストーリーをより盛り上げて視聴者から好評を得た作品だ。
次々と新たな事件が発生するスリリングな展開に加え、犯人と繰り広げる心理戦も視聴ポイントの1つ。
過去の経験から心に傷を負ったオ・ヒョンジェとチャ・スヨンが、連続殺人犯を追う過程で徐々に信頼し合う姿に感動した人も多かった。
●テレビ局:KNTV
●放送開始日:8月10日
●放送日時:毎週月~金/15:30~16:45
●話数:全16話
ザ・プロファイラー~見た通りに話せ~(動画出典:PLAN Kエンタテインメント)
危機のX (2022)
名門大を卒業後、最年少で大企業の次長になるなどエリートコースを歩みうぬぼれていたおじさん(クォン・サンウ扮)が、ある日突然リストラを言い渡されて人生が一変。ピンチに陥った彼が、なんとか危機を脱しようとする姿をポップに描いた作品だ。
主演のクォン・サンウが主人公の感情を、否定、怒り、妥協、憂鬱、受容の5段階で表現、徐々に変化していく様をコミカルに描いた点が見どころの1つ。
医師でおじさんの人生の先輩のような存在であるホジュン役を務めた、ソン・ドンイルとの息の合った掛け合いも視聴者の笑いを誘い、リストラという重い素材を扱いながらもライトな仕上がりになっている。
●テレビ局:衛星放送
●放送開始日:8月28日
●放送日時:毎週月~金/6:15~
●話数:全6話
危機のX (動画出典:衛星劇場)
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