- Danmee(ダンミ)では、監督やテレビ局など様々な視点からお勧めのドラマを紹介してきた。
- 本記事では、“韓国のゴールデングローブ賞”と言われる『百想(ペクサン)芸術大賞』で作品賞を受賞したものに注目する。
- 作品性の高さが評価され、クオリティーが保証されている名作揃いのラインアップだ。
Danmee(ダンミ)では最近、次にどの作品を見ようか迷っている韓ドラファンのために、様々な視点からお勧めのドラマを紹介しています。
これまで監督や制作会社、テレビ局などに焦点を当ててきましたが、今回は“韓国のゴールデングローブ賞”と称される『百想(ペクサン)芸術大賞』に着目。
同授賞式には様々な賞がありますが、大衆の人気度を考慮しつつも作品性の高さを評価基準にし、品質の高さが保証されていると言っても過言ではない“作品賞”受賞作をご紹介。
韓国ドラマが世界的コンテンツとして躍進を遂げ、特に多くの話題作が誕生した過去5年に絞りました。
マザー~無償の愛~ (2018年受賞)
日本テレビ系ドラマ『Mother』(2010)を原作にした作品で、教師として働くスジン(イ・ボヨン扮)が虐待を受ける8歳の女の子ヘナ(ホ・ユル扮)に出会い、虐待から彼女を守るため母親になることを決意することからはじまる物語。イ・ボヨンの熱い母性愛に涙する1作となっています。

『マザー~無償の愛~』(画像出典:tvN)
最高視聴率が2.3%で視聴率は低かったものの、それを上回るほどの立派な作品性が認められ作品賞を受賞。
それだけでなく、世界のドラマシリーズの祭典である『第1回カンヌ国際シリーズフェスティバル』の競争部門に韓国で初めて招請されました。
マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜 (2019年受賞)
人生の重みに耐えながら生きていく“おじさん三兄弟”と不遇な人生を歩んできた女性が、互いに人生を癒す姿を描いたヒューマン・ドラマ。

『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』(画像出典:tvN)
歌手兼女優のIUと、映画『パラサイト 半地下の家族』(2019)で活躍したイ・ソンギュンが主演を務め、本国のみならず海外からも好評を得た作品です。
自分の周りに必ず1人はいそうなリアリティー溢れる登場人物の設定が特徴で、作品賞のみならず脚本賞まで獲得しています。
ストーブリーグ (2020年受賞)
野球経験のないゼネラルマネージャー(ナムグン・ミン扮)が、最下位球団を立て直す物語。選手や監督の契約更改、移籍・加入など、野球団が新シーズンに向け準備する裏側の世界にスポットを当てた痛快ヒューマンストーリーです。

『ストーブリーグ』(画像出典:SBS)
『百想芸術大賞』では、日本で爆発的ヒットを記録した『愛の不時着』(2019)や、『KBS演技大賞』では大賞を含めて12冠王に輝いた『椿の花咲く頃』(2019)など、強豪作品がノミネートされていましたが、その中で見事トップに輝きました。
“スポーツドラマは失敗する”という、韓ドラ界におけるジンクスを壊した作品と言われています。
怪物 (2021年受賞)
実力派俳優のシン・ハギュンと、子役時代から確実に演技力を磨いてきたヨ・ジングが主演を務め、ある田舎町を舞台に巡査とエリート刑事がタッグを組み、20年ぶりに起こった連続殺人事件の謎を追う心理スリラー劇。

『怪物』(画像出典:JTBC)
毎話、どんでん返しを繰り返す予想のできないストーリーに、ずば抜けた物語の完成度とテーマを意識した構成まで、韓国ドラマにおける歴代級の作品だという好評を得て、視聴者からは演出、台本、演技の全てに文句のつけようがないとの声が上がりました。
『百想芸術大賞』では作品賞をはじめ、脚本賞、男性最優秀演技賞の3冠王に輝いています。
D.P.-脱走兵追跡官- (2022年受賞)
脱走兵を捕まえる“軍務離脱逮捕組(D.P.)”の話を扱ったもので、軍内で巻き起こる暴力や暴言、パワハラや人権問題などが含まれた衝撃作品。D.P.の青年アン・ジュノ(チョン・ヘイン扮)が様々なエピソードを持つ脱走兵を追いながら、現実にぶつかる様子を描いた物語です。

『D.P.-脱走兵追跡官-』(画像出典:Netflix)
韓国の軍隊におけるダークな一面が赤裸々に描写されており、除隊した人の中には本作を見ると、トラウマとなった過去の体験が蘇るという声が上がったほど。
エンタメ要素を加えつつ、本国が抱える社会問題を題材に正面からぶつかり、見る者に多くのメッセージを伝えたことで高い評価を得ています。
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役者やジャンルで視聴するドラマを決めがちですが、作品性の高さも今後選択基準に入れてみてはいかがでしょうか。
視点を変えることで、思いがけず良作に巡り会えるかもしれません。
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